のほりひがし。 東の感想ブログ

『ゴールデンカムイ』3・4期 「生きる」へ続く人間劇場【漫画アニメ・まとめ感想】

マンガ・アニメ感想

今回は『ゴールデンカムイ』アニメ3期と
4期
の内容も少し混ざっています。

作者は野田サトルさん。
2014年から週刊ヤングジャンプにて
連載され2022年4月に完結しています。

アニメ3期は2020年10月〜12月に全12話で放送。
4期が2022年の10月から放送中です。

内容はスチェンカから。
極寒の中、寒さと熱さミックスなお話が続きます。

ネタバレがあるので
それでも良い人だけ進んでください。

あらすじ

探し続けていた
のっぺら坊は殺され
金塊への答えに一番近いのは
アシㇼパだけになってしまいます。
敵と手を組むことになったり
味方同士が、争うことになったり。
思惑が交錯した争いは
まだまだ続きます。

1、2期の内容は下の2つから飛べます。
【アニメ1期の記事】
【アニメ2期の記事】

 

登場人物・声優

■杉元 佐一(すぎもと さいち)
声:小林親弘


彼がMAXブチギレで
暴れているところを見てみたい。
それが鶴見相手なのか
土方なのか、それとも尾形なのか。
もう全員なのか
そのくらいにグチャグチャだった。

■アシㇼパ
声:白石晴香


彼女が子供なのに強いのは
ウイルクのおかげでした。
それが杉元にとっては
あまり嬉しくないことかもしれないけど。
そのおかげで杉元も
たくさん助けられていると思った。

■白石 由竹(しらいし よしたけ)
声:伊藤健太郎


白石、どうかそのまま
みんなを明るく照らしておくれえ〜。

■尾形 百之助(おがた ひゃくのすけ)
声:津田健次郎


だんだんフンヌになってきた。笑
どういう人なのか、よるわからないでいる。

■キロランケ
声:てらそままさき


白石が言った
彼は真面目すぎたって言葉に
救われたような気持ちになりました。

■谷垣 源次郎(たにがき げんじろう)
声:細谷佳正


谷垣を見ていると
ゴリラが浮かぶようになりました。
インカㇻマッちゃんのために頑張る谷垣。
怒りが誰に向いているのかを考えると
やっぱり複雑に。。。

■土方 歳三(ひじかた としぞう)
声:中田譲治


3期では、そこまで土方の話に
進展はありませんでした。
けど着々と、刺青人皮を集めている土方です。
対しての杉元は0枚に。。。

■牛山 辰馬(うしやま たつうま)
声:乃村健次


ちょっと登場したけど
ほぼお休みタイム。
杉元たちが大変なことになっている間
何をしてたのかなって。
ふとした時に思い出します。

■鶴見 篤四郎(つるみ とくしろう)
声:大塚芳忠


彼がみんなの上から
糸人形で遊ぶ様子が浮かびました。

■鯉登 音之進(こいと おとのしん)
声:小西克幸


癖の強いお坊ちゃん。
なんでそこまで鶴見が好きなのか。
第七師団とはって、なってきてる自分がいる。

■月島 基(つきしま はじめ)
声:竹本英史


味方になってくれたら、すごくいい人。
さりげなくお節介な感じが、また良きでした。

 

感想

15巻(アニメ25・26・27話)


Kindle版
コミック版はこちら

男のスチェンカバトル

この巻は、絵が暑苦しいくらいだった。
また素っ裸になるんかーいっていう。
背中に刺青のある囚人が参加していた
男同士の殴り合いバトル
スチェンカでのお話でした。
そこにいた囚人は
土方の側についている
不敗の牛山 辰馬(うしやま たつうま)
互角に殴り合えるほどの人物。

スチェンカのラスボスである
脱獄囚は岩息舞治(がんそく まいはる)。

純粋にこのバトルを、楽しんでいた人でした。

杉元 佐一(すぎもと さいち)
谷垣 源次郎(たにがき げんじろう)
鯉登 音之進(こいと おとのしん)
月島 基(つきしま はじめ)

岩息の試合は
見物客も巻き込んだ大乱闘に。
それが暴走した杉元によって
大変なことになっていました。

見物客はいっせいに逃げ出し
その中には岩息の姿も。
彼は自分の刺青が
狙われていることを知り
樺太まで追手が来ていたかと
慌てて会場から離れようとします。

けど途中で獰猛な動物
クズリに襲われていたところを
谷垣らに助けられ
そばにあった小屋へと猛ダッシュ。
杉元以外のメンバーが集まり
いつの間にか、暑苦しすぎる
蒸し風呂タイムへと変わっていたのでした。笑

「熱すぎるッ」
「でも外にはクズリが…」
「どうする?」
「みんなで考えろ!!」

からのページをめくった時の
マッパ、キメ顔「バーニャ!!」
1ページに笑ってしまった東です。
熱さで考えることを
放棄したように見えてた。笑
みんながサウナの中で
熱さにどれだけ耐えれるかの
バトルをしていた間
杉元やチカパシ、エノノカ
外でクズリと接触していました。

杉元は未だに暴走中。
チカパシがそばで
銃の引き金を引こうとするも
震えて力が入らず。

そんな彼を後ろから
サポートいてくれたのが
真っ裸の谷垣でした。
2人で撃った1発が
見事クズリに命中。
これが勃起だと。
チカパシにもその感覚が
分かってきたみたいだった。

その後、岩息はバトルの最中に
杉元の本音を知ることになります。
自分は役立たずだと叫ぶ杉元に
「許してやりなさい」と言う
岩息の表情はキラキラやさしかった。

そうしていつもの様子に戻った
杉元は、白石 由竹
(しらいし よしたけ)

アシㇼパの話を
岩息から聞くことになります。

2人とも杉元は
まだ生きてるって信じていたようで。
その話だけでも、今の杉元にとっては
ものすごく嬉しいこと。

そしてキロランケ、アシㇼパ
白石、尾形 百之助
(おがた ひゃくのすけ)
らはというと
アシㇼパに、金塊へのカギがなんなのかを
思い出させようとしていました。

けど彼女には心当たりがなく。
そこでキロランケは
ウイルクが生まれ育った
樺太(からふと)に
アシㇼパを連れてくることになります。
ウイルクの過去を知れば
彼女は何か気づくかもしれないと。
のっぺら坊が死んでしまった今
金塊へ繋がるものは
刺青人皮と、彼女の中にしか
存在していないないのです。

 

鶴見と月島の過去

そして物語は
鶴見と月島の話へ。
月島は、スチェンカで
暴走していた杉元に
過去の自分を、見ていたようでした。

その頃は第2師団へ
入隊していた月島。
日露戦争が終わったら
ある女の子と駆け落ちを
しようとしてた
っていう
今じゃ考えられない過去があった。

けど話を知っていくと
月島も、鶴見の思惑通りに
動いてい1人
で。
そして鶴見があの額当てが
必要になるほどのケガを負った
過去も描かれています。

そしてその場にいたのは月島でした。

尾形と同じように
月島もまた、過去に父を
手にかけてしまった人でした。

尾形は自分が駒であることを
分かっていたけど、月島はどうだろう。
戦力を得るために
周りの人たちを使って
あらゆる方向から
仕掛けてくる鶴見は怖いなと思った。

 

16巻(アニメ28・29・32話)


Kindle版
コミック版はこちら

この巻は
土方と囚人、人斬り用一郎の話と
杉元たちのサーカス団
そして、キロランケのお話
です。
読み終わって思うのは、早く先が見たい。笑

土方と人斬り用一郎

これはアニメだと32話に
なっているお話です。

土方は、網走監獄の監獄長
犬童四郎助(いぬどう しろすけ)

もっていた情報から
面識のある人斬り用一郎
再会することになります。
彼は殺し屋であり
刺青が彫られた囚人でもありました。

土方よりも更にいくつか上だと。

そしてこの時訪れていた
釧路(くしろ)にいたのが
アイヌのキラウㇱです。
彼は付近のコタン(村)に住み
土方たちに寝床を提供することに。
ここから一緒に行動する
仲間になっていきます。

用一郎の命を狙っている人は
たくさんいました。
幕末で何人もの要人を
暗殺してきた分
彼に恨みを持っている人が多くいたのです。

漁場で働いていた用一郎だったけど
独り言を言っていたり
突然海に入ってしまったりと
誰もが先は長くないと感じていました。
そこに追手が。
更に土方も到着して
騒ぎが起こります。

用一郎いわく
土方の時間は止まっているのだそう。
けど土方は、生きている限り
役目があると信じて、走り続けてます。
土方の時間はむしろ、進み続けていて
止まってしまったのは、用一郎に感じました。

用一郎は、差別のない国をつくる為にと
そのリーダーの下について
汚れ仕事を請け負っていたのだそう。
けど裏切られたような描写が。

その後は、アイヌの女性と出会い
幸せに暮らすも、仇討ちにより
生活が一変してしまうのでした。

土方が来てくれたのは
彼にとって救いだったのかもしれません。
長く生きすぎたと言っていた
用一郎の最期が描かれていました。

 

杉元一行、サーカス団へ入る

次がアニメ28話になります。
杉元たちは、経済や
文化の中心である
豊原にいました。
着いて早々置き引きにあい
全力で追いかけるハメに。

辿り着いた場所には
大きなテントが張られた
劇団の公演場所がありました。
そこで、とびっきりの芸を披露して
話題になり、アシㇼパに
知らせよう作戦開始します。

「不死身の杉元 ハラキリショー」
これで話題になれば
アシㇼパが気づくかもしれないと。

けど、そこで新しい才能を
開花させたのは
杉元ではなく鯉登だった
っていう。笑
ハマりすぎてて、戦場より
こっちのほうが
似合ってる気がしてしまってた。笑

谷垣はというと
「勃起勃起」言いながら
慣れない自転車をこいでる姿。笑
彼にとっての
パワーパードなのかもしれない。
けど杉元に「うるっっせえッ!!」って
キレられてて楽しかった。笑
一緒にいたチカパシも楽しそうだった。

そうして最初は上手くいかず
ブヒブヒ泣いてた谷垣。
けど女の子に混ざって
踊りの練習をしていくうちに
彼はすっかり一員に。
ゴリゴリの少女でした。

それを、なんとも言えない表情で
見ていたのが月島。
自分は何をしているんだろうと
思っていたに違いない。
彼も谷垣と一緒に
ヒラヒラのスカートを
履いて踊ってたけど
どうしても女の子に
混ざりきれない月島なのでした。
ですよね。

杉元は、演技ヘタッペすぎて。笑
彼はハラキリ芸を
キメようとします。
いいとこを鯉登に持ってかれ
なんとか逆転しようとするも
そこで事件発生。

芸は、血の出るニセモノの刀を
腕やお腹にあてて
本当に切っているように、見せるものです。
けど、いざ腕にあてて
スッと引いてみれば
本当に痛くて、自分の血が出ちゃうっていう。笑
鯉登が裏でやらかし
本物の刀にすり替わっていたのでした。

え、次はお腹だけど
本物で切っちゃうの?
やるの?っていうところで
ロシア人が突然現れて
本当のバトルが始まることになります。
バトルが始まったことで
命拾いしたねって思う不思議。

お客さんから見れば、殺人ショー。
けど本物の殺し合いです。
山田座長は、元陸軍将校のスパイでした。
ここには、もういられないと
拠点を移すことに。
こうして、突然の別れがやってきてしまいます。

けど最後に山田座長から
キロランケが向かったであろう場所を
聞くことができた一行。
収穫ありでした。
場所は、樺太最大の監獄。
キロランケと同じ
極東の少数民族が
懲役囚として移送されていたのだとか。

こうして杉元たちは
アレクサンドロフスク
・サハリンスキー
別名、亜港監獄へと向かうことになるのでした。

 

その頃、キロランケたちはというと
ロシアに入国しようとしている真っ最中。
けどバレたらまずいことが多くて
普通に旅券の申請はできず
密入国をすることになります。
指揮を取っていたのは
キロランケ。
国境を自由に行き来することが
黙認されている遊牧民に変装し
ロシアへ入国しようとしていました。

けど全部鶴見に読まれてて。。。
彼はキロランケの正体を
知っていたので
アシㇼパを連れて、どこに向かうのか
簡単に分かったんと思います。
そしてキロランケには
ロシア政府という
大きすぎる敵がいました。

過去に、皇帝アレクサンドル2世を
暗殺したのは、まだ10代だった頃の
キロランケ
だったのです。
反体制過激派組織は
処刑されたのですが
彼は、逃亡に成功していました。
今も生きている
キロランケの情報に
政府が食いつかないわけがなく。

鶴見は、密入国の時に
通るであろう場所を
伝えるだけで良いのでした。

そしてロシアの狙撃手が登場し、次巻へ続きます。

 

17巻(アニメ30・31話)


Kindle版
コミック版はこちら

キロランケとウイルクが
過去にしていたことが、わかる巻です。
彼は15歳の時
反体制過激派組織と知り合い
ウイルクも、そこに加わっていた1人でした。
2人で皇帝の暗殺をし
その後、指名手配されていたのです。

キロランケの昔の名前は、ユルバルス。
2人とも、樺太アイヌの血が
混ざっていて
極東の少数民族独立の為に
戦っていたのでした。

アシㇼパは、ここまでの話を聞いて
ただ金塊を探しに行くのではなく
見つけるべきなのか
葬り去るべきなのか
見極めようとしていました。

アシㇼパが子供に見えません。

白石は、ただお金が
欲しかっただけで
彼には重すぎた気がしてる。笑
キロランケ、アシㇼパ、尾形とは
背負っているものの違いを感じてたみたい。
そこで白石は、また逃げかけます。笑
けど踏みとどまり、思い出したのは
杉元にアシㇼパを
頼まれていたことでした。

自分の役目を思い出して
全速でアシㇼパたちのもとへと、戻る白石。
彼にも背負っているものは
ちゃんとあったのです。
白石、もう最初の頃とは
違う人に感じて、それが嬉しかった。

そして尾形。
彼のおかげで、ロシア政府からの
追手を倒し、みんなやられずに済んでいました。
狙撃手VS狙撃手のバトルは
神経がおかしくなりそうだった。
疲弊した尾形は
体調を崩してしまいます。
弱った彼の精神を蝕んでいたのは
異母弟である花沢勇作
(はなざわ ゆうさく)の幻覚でした。

自分とは真逆の存在で
戦地でも、誰一人殺すことのなかった勇作。
自分の手を汚そうとしない彼に
人を殺すよう促す尾形。
それでも実行しない勇作は
尾形に罪悪感の話を聞かせるのでした。
そこには尾形を思って
涙を流す勇作がいた。

その勇作を、撃ち殺したのは尾形です。
何も感じていないようでいて
心の底では罪悪感に
苦しんでいるように見えた。

そんな彼に、アシㇼパは
どう見えているのか。
彼女も誰も殺さないと
決めている人でした。
色んな人に嫌われている
尾形だけど、彼の変化も
少しずつ見えてくるようになります。

いつも孤立しがちな彼が
みんなと、少し距離が近づいた時の
変な空気になるのは、やっぱり楽しかった。

 

一方の杉元たちはというと
猛吹雪にやられ
灯台守(灯台の番人)の家に
泊まらせてもらっていたところ。

夫婦は、大切な一人娘が
脱走兵と一緒に姿を消してしまい
帰ってくるのを、ずっと待っていました。
そこで杉元は、アシㇼパだけでなく
彼女も探すことに。
そしてその人物は、アシㇼパが
これから向かう亜港監獄にいるっていう。

そこには皇帝暗殺の首謀者である
ソフィア・ゴールデンバンドも捕まっています。

彼女もウイルクのことを知っていて
3人は行動を共にした仲間でした。

 

18巻(アニメ33話・第4期37・38話)


『ゴールデンカムイ』アニメ公式サイトより出典

この巻は
神を信じるがゆえに
娘の死に苦しむ囚人の話と
ウイルクたちの回です。

次の刺青人皮を目指して
土方たちは関谷 輪一郎
(せきや わいちろう)
という脱獄囚を探していました。

彼は娘の理不尽な死を
神の罰とし、その信仰心から
神が存在することを
実感したがっていたがっていた人です。

幼い娘は一緒に歩いていたところを
雷に打たれて亡くなっていました。
どうして自分だけが
生き残ったのかという
答えの無い問いを
延々と自分にしていたよう。

「この世に生まれ落ちて
命をどう使うか・・・
私はそれだけでいい」
という土方の言葉が響いています。

 

また関谷は青酸カリなどの毒薬に詳しく
それで人の生死を運命にかけて
どう転ぶかを見るという。
それが彼の戦い方でした。
いやいやいやいや。

彼との賭けで
土方や牛山までもが
生死を彷徨うことになります。

けど神がいなかったとしても
自分で立って戦える彼らに
関谷が勝てるはずがなく。
彼は悲しい結末を迎えることになります。

関谷は娘の死を
神が与えた罰だと捉えないと
その理不尽さに
自分を保てなかったように見えました。

 

この回で網走監獄の
元看守部長だった門倉が
凶運の持ち主として
書かれてたのが面白かった。

実際は強運なのに
本人も運が悪いと思っていて。笑
これから先も彼のラッキーパワーが
発動されるのは、ぜひ見てほしいところ。
ラッキーマン門倉が
ジワジワ現れつつありました。

 


『ゴールデンカムイ』アニメ公式サイトより出典

 

そして物語は3人の過去へと移ります。
昔、キロランケとウイルク
そして過激派組織の
リーダーであるソフィアは
一緒に行動をしていました。

3人はロシアで暮らす
日本人のことを知り
長谷川 幸一(はせがわ こういち)
という写真師

日本語を教えてもらうこと。

けど彼は、日本軍のスパイだったのです。
そしてキロランケたちも
気づいていなんだけど
彼の本当の名前は、鶴見篤四郎。
あの鶴見中尉なのでした。

鶴見には現地の奥さんと
生まれたばかりの赤ん坊が1人。
そこにキロランケたち3人が
日本語を教えてもらいに、やってくる日々。
賑やかで楽しい毎日のはずが
他のスパイから居場所が漏れて
状況が急変します。
みんなが集まっていた鶴見の家で
争いが起きてしまうのでした。。。

何も知らない奥さんを
鶴見はすぐに逃したけど
その後、誰かから発砲された銃弾が
奥さんと赤ん坊を、撃ち抜いてしまいます。
2人を抱えていた鶴見が
頭から離れないでいた。
この頃の彼は、まるで別人です。
彼は金塊のためだけに
ここまでやってきたのか。
他にも理由があるんじゃないかと、思い始めています。

キロランケとウイルクは、その後
ロシア政府から漏れた情報を
確認しに、樺太へ向かおうとします。
けどソフィアは、革命家として
ロシアで戦うことを選ぶのでした。

ここで別れたきりだったソフィアが
ウイルクの死を知ったのは
アシㇼパたちが、彼女のもとへ向かっている頃。
ウイルクのことが好きだった
彼女にとって、彼の死は辛い知らせでした。
キロランケも、がんばれ。。。

 

 

19巻(アニメ34・35・36話)


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コミック版はこちら

キロランケ、アシㇼパ、白石、尾形は
亜港監獄へ到着。
監獄を囲っている壁を、彼らが爆破し
いっせいに逃げる囚人に紛れて、ソフィアも脱獄に成功していました。
彼女が加わったことで
ウイルクの話を、キロランケ以上に
教えてもらえたアシㇼパ。
そして記憶を辿っていくうち
彼女はとうとう
金塊へのヒントになる言葉を、思い出します。
それが誰にも言ってはいけないと
ウイルクに言われたことも。

したら勘のいい尾形は
彼女が思い出したことを察知し
アシㇼパに詰め寄ります。
なんちゅーやっちゃ。

そして、やっぱり尾形は
アシㇼパの味方ではありませんでした。
不穏な雰囲気になり
思わず、弓を構えるアシㇼパ。
人を殺すようなことはしないと
決めていた彼女が
自分に弓を向けたことに
今までと違う雰囲気になる尾形がいた。
何をしてくるか分からない分怖かった。

そして張り詰めた空気で
向かい合う2人のところに
杉元たちが到着。
杉元の怒鳴り声に、驚いたアシㇼパは
誤って尾形の片目に、毒のついた
矢を放ってしまいます。
痛そうを通り越してた。

そのまま殺されても
おかしくない尾形だったけど
杉元は死なせないように、処置をします。
全てはアシㇼパのため。
だけど、こうして尾形が倒れたことで
アシㇼパ、杉元、白石の3人は
久しぶりの再会にハッピーモードへ。
白石のオシッコを、顔面に浴びながら
喜びに浸っていたのでした。

けどアハハウフフしてる間にも
別のところでは、もっと大変なことに。
キロランケは、敵にしちゃいけない人を
裏切ってしまっていたのです。

まずは再会した谷垣が大爆発。
キロランケがインカㇻマッへ
刺してしまった短剣を
同じようにお腹目掛けて
彼に返してきたのでした。

これだけでも致命傷なのに
鯉登のことまで
怒らせてしまう事件も発生。
キロランケ対、谷垣の後に
噴火した鯉登がきたことで
もう勝敗は見えていました。

途中まで一緒にいたのに
どこからおかしくなったんだろうって。
最初からだったのかな。
すごく悲しかった。

彼が最後まで気にしていたことは
アシㇼパが秘密を
思い出せたかどうかでした。
けど思い出したのを知った時の
彼は、心からホッとした様子で。
やっと重荷を下ろせたような
そんな表情に見えてた。
彼はアシㇼパと、ソフィアに
希望を託して、この世を去ります。

ウイルクを撃つよう
尾形に指示を出したのが
本当にキロランケだったのか。
それを聞くことは叶わず。
答えを知っているのは
尾形だけに。
一緒にに過ごしてきた人が
争っているのは、見てて
やっぱりしんどいです。

とうとうアシㇼパも秘密を抱えて
これからどうするのか。
彼女は杉元にも
思い出したことは、まだ話していませんでした。

 

20巻(アニメ36話)


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キロランケの死を悲しむ人と一緒に
殺した人たちがいて
誰が殺したか分かっていても
受け入れるしかない
その状況が悲しかった。
みんな繋がっていて
前の仲間と、今の仲間と。
いろいろ複雑すぎて
その渦にのまれかけてる。笑

キロランケがいなくなっても
話は進んでいきます。
灯台で休ませてくれた夫婦の娘は
以前スチェンカで殴り合った岩息と
一緒に行動するように。笑

杉元たちは、亜港監獄近辺の
ニヴフ民族の集落で
休ませてもらっていました。
杉元とアシㇼパは
お互いに、今話せることを話し
また相棒の契約更新を。
白石も一緒です。
最初は怪しんでたけど
最近は彼を見ると和む。笑
これからも、この関係が
続くといいなと思いました。

そして尾形。
彼は治療を受けずに
ただ寝たきりになっていました。
杉元たちは密入国者だったので
通報されてしまえば、終わり。
なので病院に行くのは
できれば避けたいところでした。

けど、ここで尾形が死んだら
アシㇼパが殺したことになってしまいます。
それを避けたかった杉元は
やっぱり病院へ行くことに。

こうして杉元のおかげで
やっと治療ができたと思ったのも束の間
尾形は見事に裏切り
その場から逃亡してしまうのでした。

やっとヒンナ言えるようになったのに。
次会った時は
殺し合いなんだろうなと
杉元の一番の敵が、尾形に見えてる。
尾形はキロランケ以上に
敵をつくっていました。

彼らも再会の時が楽しみです。
本当は、再会してほしくない気持ちも。笑
けどできるなら、周りが嵐でも
杉元、アシㇼパ、白石の3人は
アハハウフフでいてほしいなと思いました。
夢物語。

 

配信一覧

U-NEXT


第3期配信ページ
第4期配信ページ

Amazon


第3期配信ページ
第4期配信ページ
プライム会員は、追加料金なしで視聴可能です。

 Netflix

第3期配信ページ
1〜3期までの配信です。

 

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