『ゴールデンカムイ』アニメ1期 金塊争奪戦の始まり【漫画アニメ・あらすじ感想】
ヤッホの東です。
今回は『ゴールデンカムイ』のアニメ1期について書いていきます。
作者は野田サトルさん。
週刊ヤングジャンプにて
2014年8月から連載され
2022年4月に完結。
アニメの1期は
2018年4月〜6月に、全12話で放送。
4か月後にはアニメ2期、その後も3期が放送されています。
後に続く気満々の最終回でした。
ネットフリックスで観てたんだけど
最終回と気付かず、2期目もそのまま観てたくらい。笑
ネタバレがあるので
それでも良い人だけ進んでください。
もくじ
あらすじ
舞台は日露戦争後の北海道。
杉元佐一と、アイヌのアシㇼパが
金塊と、それにまつわる謎を
追い求める道中の物語です。
登場人物
■杉元 佐一（すぎもと さいち）
声：小林親弘
マンガとアニメで、受ける印象が違くて
それが楽しかった。
杉元のツッコミが面白くてね。笑
アシㇼパと、2人でコントしたら
一生できてしまうんじゃないかって思う。
■アシㇼパ
声：白石晴香
アイヌの女の子。
杉元たちとのヒンナタイムに、毎回楽しかった。
動物の脳みそを
美味しいと感じられる人は
今のところ彼女以外に知りません。
生で、どうぞ。
■白石 由竹（しらいし よしたけ）
声：伊藤健太郎
囚人の１人であり、脱獄王。
アシㇼパにとっては脱糞王。
どこか憎めない感じのする人。笑
アシㇼパには役立たずって言われてたけど
土方とも繋がっていて
今後活躍するんじゃないかと思ってます。
■土方 歳三（ひじかた としぞう）
声：中田譲治
囚人の1人であり、新撰組 鬼の副長。
おじいちゃんなのに
あんまりその感じがしない人。
そして威厳と存在感。
のっぺら坊とは、どんな関係だったのか
ものすごく気になっています。
■永倉 新八（ながくら しんぱち）
声：菅生隆之
彼はガッツリおじいちゃんになってた。笑
けどやっぱり
新撰組だったのを、感じる場面もあり。
土方が信頼していることが、よく伝わってきた人。
口紅がお似合いでした。笑
■牛山 辰馬（うしやま たつうま）
声：乃村健次
囚人の1人。
おでこに埋まっているものを
取り出したい気持ちがすごい。
暴れん坊なイメージだけど
実は実はで、いい人なんじゃないかと思う面が。
女性が大好きすぎて暴走しがち。
■鶴見 篤四郎（つるみ とくしろう）
声：大塚芳忠
人のほっぺに軽く
だんごの串を刺しちゃうような人。
第七師団の中尉。
情報分析力に長け、
大きな野望を抱いている人物。
■尾形 百之助（おがた ひゃくのすけ）
声：津田健次郎
何を考えているのか分からないけど
本当に味方になってくれたら、心強そうな人。
第七師団の上等兵。
300メートル離れたものも
確実に撃ち抜ける凄腕の狙撃手。
■谷垣 源次郎（たにがき げんじろう）
声：細谷佳正
第七師団の一等卒。
少しの間、一緒に過ごした
二瓶鉄造の影響を、真面目に受けた人。
彼と二瓶の、親子のような
雰囲気が好きでした。
■二瓶 鉄造（にへい てつぞう）
声：大塚明夫
口癖は勃起。
大塚明夫さんは、どんな気持ちで
勃起って言ってたんだろうって。
ひとりで200頭以上の、クマを倒してきた猟師。
たびたび女は怖いって言ってたけど
過去に何かあったんだろう。
■辺見 和雄（へんみ かずお）
声：関俊彦
変態ゴールデンピカピカボール。
弟がイノシシに喰い殺される場面を見てから
精神が普通ではなくなってしまった人。
人の死にゆく姿に、興奮するのだとか。
温厚そうに見えて、やばい人でした。
■家永 カノ（いえなが かの）
声：大原さやか
マンガとアニメで
家永の正体の明かし方が違くて、面白かった。
完璧を求めすぎるあまり
精神が飛んでしまった人物。
クールな人かと思ってたら
周りの人に振り回されまくりで
ちょっと応援したくなってしまった。
感想
アニメ1期ではコミック7巻の話が
最終回になっています。
主要メンバーの、関係性ができつつ
いろんな人が、入り混じっていました。
金塊への道のりは、まだまだで
全体の導入部分。
どういう世界観なのかを知っていきながら
キャラクターの個性を楽しむ時間だった。
金塊に繋がる刺青人皮
この作品のキーは刺青人皮（いれずみにんぴ ）。
囚人の身体に彫られた
暗号のようなものです。
刺青を持つのは24人。
彼らも暗号の答えは知らず。
また、自分たちの皮を剥ぐことが
前提に彫られていたことも、知りませんでした。
その剥いだ状態のものを、刺青人皮と言います。ヒイ
この作品は、人も動物もよく皮が剥けます。
中身丸見えワイルドでした。
人の身体に
暗号を彫る方法を考えたのは
5年前、網走監獄（あばしりかんごく）にいた
のっぺら坊と呼ばれる人物です。
顔の皮が、全て剥がれてた。
彼は大量の金塊を持つ
アイヌを殺害し、奪って隠したのだと。
その隠し場所を
外の仲間に伝える為に
囚人の身体に彫って、脱獄させたのだそう。
そして脱獄囚たちが
金塊を狙うようになり
熾烈な争いが始まっていったのでした。
元陸軍兵の杉元佐一（すぎもと さいち）は
偶然この争奪戦の話を
脱獄犯囚に聞き、加わった1人です。
彼は「不死身の杉元」の名で知られており
過酷な戦況を生き抜いてきた人でした。
そして今の彼には、お金が必要なのだそう。
亡き幼馴染からの頼みである
彼の妻の、目を治すため。
そして、その旅を始めたことで
アイヌ民族のアシㇼパと出会うことに。
こうして物語が動き始めていきます。
各巻ごとのあらすじ
１巻（ アニメ1・2話 ）
杉元が、いろんな人と出会っていく巻です。
偶然会った酔っ払いのおじさんが
ぽろっと、こぼした金塊と死刑囚の話。
そして、彼の窮地を救い
一緒に行動することになったアシㇼパ。
最初は利害の一致からでした。
アシㇼパの父は
金塊に関わっていたため
のっぺら坊に殺されたのだと、彼女は話します。
金塊を見つけることが
父の仇討ちにも繋がると
2人は手を組むことに。
どう見たってケンカ強そうな人が
小さくてかわいい子を連れてると
グフっとくるものがあった。笑
その後は、陸軍最強の師団
第七師団の1人である
尾形百之助（おがた ひゃくのすけ）が登場。
彼のもつ、独特の雰囲気が好きでした。
遠距離からの攻撃は彼にお任せ。
300メートル以内なら
確実に頭を打ち抜けるんだとか。
彼が味方になってくれたら
心強いだろうにと思いました。
そして後々、一緒に行動するようになる
白石由竹（しらいし よしたけ）までもが、1巻で登場。
彼はお調子者だけど、愛されキャラです。
脱獄王であり、脱糞王でもあり
刺青を持つ囚人でもありました。
更に彼は、脱獄の指揮をしていた
土方歳三（ひじかた としぞう）とも知り合いです。
土方はどうして
のっぺら坊に力を貸したのか。
彼が出てきたことで、のっぺら坊が
ただの悪党ではない気がしてきた東です。
1巻では、今後関わりの増える人物が
登場しています。
その中に混ざって登場した尾形とは
何かありそうな気がしてならないでいる。
２巻 （ アニメ3・4話 ）
白石はまだ、仲間じゃなかったから
またアシㇼパと、2人での旅が始まります。
２巻も新しい人物が、次々登場していました。
谷垣 源次郎とレタㇻ
尾形上等兵に重傷を負わせた杉元を警戒し
同じ第七師団の
谷垣 源次郎（たにがき げんじろう）らが
杉元たちに、攻撃を仕掛けてきていました。
彼は二等兵（尾形の一つ下の階級）であり
元マタギ（狩人）です。
仲間と別れ
1人搜索していた谷垣は
杉元と別行動中の、アシㇼパに遭遇。
そこで彼女の危険を察知し
山奥から姿を現した
レタㇻと出会うことになります。
レタㇻは既に、絶滅したとされている
エゾオオカミの生き残りでした。
その姿を見て、マタギの血からか
なんとしても手に入れようと
彼は動きだすことに。
といっても、その場では
見事にやられてしまうけど。
彼は決して悪い人ではなく
真面目な人でした。
アイヌコタン
アイヌの暮らす村が、川の付近にあります。
そこはアシㇼパの、生まれ育った場所。
彼女の亡き祖父は、村で一番偉い人でした。
両親はもうおらず。
祖母やおじたちと暮らしています。
彼女が大人びている理由が分かった。
杉元が途中で助けた小熊を預けに
その村へ向かった2人。
そこでの賑やかな時間に
旅の疲れが癒えていく彼らがいた。
アニメは、その賑やかさが
更に増して楽しかった。
そして子供たちの名前がしんどい。笑
「糞の塊」「屁をする人」「臭く育つ」
アシㇼパの幼い時の名前は
「祖父の尻の穴」だったんだとか。
赤ん坊の頃は、病魔が近寄らないように
汚い名前で呼ぶのだそう。
新しい世界を知しました。笑
他にも、この作品には「オソマ」という名の
うんこがよく出てきます。
こうして、東の頭はオソマに
侵略されていくのでした。
めでたしめでたし。
おかしい、もっと書くこと
あったハズなんだけどな。
鶴見中尉と杉元
杉元を探しに山へ入ったっきり
戻ってこない谷垣たち。
ここで、とうとう
第七師団 歩兵第27聯隊所属の小隊長
鶴見 篤四郎（つるみ とくしろう）が動き出します。
アシㇼパをコタンへ置いて
1人、街へ出てきた杉元を
鶴見たちが、待ち伏せていました。
彼は金塊を狙う人物です。
金塊を使って
外国から武器を買い
北海道を手に入れることが目的。
彼の頭は、ぶっ飛んでいるけど
多くの部下を失ってきた、彼なりの
大志を持って生きている人だった。
杉元とスケールの違う野望を抱く彼に
勝つことはできるのか。
そんな彼からの、一緒に戦わないかという
誘いを断った杉元は
この後、痛い思いをすることに。
けどこれにより
アシㇼパが白石と再会することへと
繋がっていくのでした。
こうして、杉元救出大作戦へ続いていきます。
３巻（ アニメ5・6話 ）
白石が、杉元の救出に
協力してくれたのは
金塊を分け合う約束ありきでした。
それでも今後、続いていく
3人の関係は、見ていて楽しかったです。
そして白石は鶴見が持っている
刺青人皮も狙っていたけど
彼自身がそれを着ていた為、手に入れることはできず。
人の皮を着てるって、やばいなと思った。
救出に向かうまでの間
杉元は、かなり痛い思いを
することになったけど
救出はなんとか成功。
ほっと一息つく一行でした。
戦いの様子は
マンガとアニメを見てほしいところ。
土方一味
杉元たちが必死に戦っていた間
土方一行は、別の場所で動いていました。
隠れ家を見つけ、武器を用意し
彼は何をしようとしているのか。
そこには、新撰組の
永倉新八（ながくら しんぱち）や
囚人の牛山辰馬（うしやま たつうま）が。
牛山のおでこに入っている何かが
すごく気になる。
そして彼の高い高いを、ぜひ見てほしい。
アニメで、声を出して笑ってしまってた。笑
土方たちは、もうおじいちゃんです。
それでも周りを圧倒する力は、まだまだ健在。
彼も鶴見と同じく
北海道に目をつけていました。
そして新撰組を新たに作ろうと
それに見合う人材を探していたのです。
彼はのっぺら坊とも
繋がりがあるようだけど、多くは語られず。
それでもこの時点で
杉元、土方、鶴見の派閥ができていました。
白石は杉元と土方の間を、行ったり来たり。
なんとなく全体像が見えてきた巻です。
谷垣と二瓶鉄造
ここからは、山にこもっていた谷垣の話に。
彼がレタㇻにやられ
行き倒れていたところを
助けたのが二瓶鉄造（にへい てつぞう）です。
二瓶は猟師であり
刺青を持つ囚人でもあります。
200頭のヒグマを1人で
たおしたほどの人物なのだそう。
そんな彼の口癖は、勃起。
こうして自分はまた
レディーの道から逸れて行くのでした。
シリアスな場面で
こういう要素をぶっこまれた時の
対処法を教えてほしい。
内容がピュンピュン飛んでってしまう。笑
3巻から4巻にかけて
二瓶たちのお話が続きます。
谷垣にとって、二瓶のように
ガハハと、突っ込んでくれる人物は
貴重な存在です。
二瓶はレタㇻとの戦いで
不意打ちをくらって敗れてしまうけど。
それでも二瓶の口癖を
あの真面目な谷垣が受け継ぎ
彼の中に、生き続けていくのでした。
「勃起。」
４巻（ アニメ7・8話 ）
二瓶が敗れ、谷垣は重傷を負っていました。
アイヌの罠にかかり
毒矢を受けてしまったのです。
そんな谷垣を放っておけないと
アシㇼパは、彼を村へ連れていくことに。
ここで新しい関係が
できていくことになります。
そして話題は、桁外れな金塊の量の話に。
隠されている金塊の量は
75キロ程と聞かされていました。
けどそれが本当は75トン（２万貫）だったと。
今の8千億円分に、相当する量でした。
土方や鶴見たちの目論見は
これがあってのことだったのです。
そして、鶴見の過去が
谷垣の口から語られ
やっぱりただ暴れ回っていただけじゃ
なかったことが分かります。
たくさんの人の命を背負い
覚悟を持って、戦っているのだと。
けどその分、目的のためなら
どんなこともできてしまう怖さがあった。
登場人物の背景が、見えてきた4巻です。
そして杉元の幼馴染の妻
梅子の回想や
牛山と白石の時間が、描かれていきます。
牛山の刺青は
土方により複製が用意され
ひん剥かれることはありませんでした。ホ
土方は余計な殺し合いはせずに
金塊のもとへ行きたいのかも。
けど鶴見が、そうはさせず。
また白石、牛山、土方は
長い付き合いみたい。
白石は、杉元と行動しているのを
彼らに伝えていました。
そして土方が、杉元を知ることに。
これが今後どうなっていくのか。
土方は白石のことも
新しい新撰組に入れられる人物なのか
様子見しているようだった。
５巻（ アニメ9・10話 ）
５巻では、囚人
辺見和雄(へんみ かずお)との話になります。
彼は金塊が目的ではありません。
放浪しながら
自分を殺してくれる人を
探していたのでした。
そして彼が変態なところは、ぜひ作品で。
金の玉が、ピッカーン輝いてた。笑
ここからは復活した
尾形と谷垣のバトルが、始まっていきます。
すっかりアイヌに馴染んだ
谷垣のもとへ、尾形と
杉元に双子の弟を殺された
二階堂浩平（にかいどう こうへい）が。
尾形が、おばあちゃんこじゃなかったら
アシㇼパのおばあちゃんは
どうなっていたことやら。
自分もヒヤヒヤ
尾形たちに振り回されてしまった1人です。
そこで村のみんなを
巻き込まない為にも
谷垣は1人、村を出て行くことにします。
まだケガは、完治しておらず
松葉杖をつきながら急ぐ谷垣。
自分の力で歯が立たないことが
わかっていた彼は
ヒグマの力を借りることにします。
これにより、尾形たちの状況が一変。
二階堂はヒグマに襲われ
片耳を失い、重症でした。
狙われていた谷垣は
なんとか殺されずに済むことに。
そしてヒグマに
時間をとられていた間
尾形を尾行していた鶴見が、現場へ到着。
尾形に加担した二階堂は
鶴見に罰として
右耳を削ぎ落とされるっていう。。。
しかもすでに左はヒグマに
食われていた二階堂。
もう痛すぎてた。
その間に、ささっと退散する尾形。
彼も鶴見のことは
ヤバイと感じているみたいだった。
谷垣はもう村に戻らないんじゃないかと
思ったけど、無事に帰還。
その時の、おばあちゃんと
子供の様子にあったかい気持ちになっていました。
キロランケ
そしてまた一人、新しい人が出てきます。
アイヌのキロランケという人物でした。
彼はアシㇼパの父の友人であり
もと第七師団。
アシㇼパに話すことがあり
会えるのを待っていたのだそう。
彼のいる村に、おじいさんがきたと。
そしてアシㇼパの和名である
胡蝶辺明日子（こちょうべ あすこ）は
いないかと尋ねてきたと。
その名前を知っているのは
両親だけのはずなのに
他にも知っている人がいたことに
アシㇼパは驚いていました。
杉元も、ついこの間
アシㇼパの名前を、老人に
聞かれたばかりだったので
すぐにピンとくるものが。
けど、それが土方だと
気づいていたのは白石だけ。
キロランケに接触した
おじいさんも土方です。
そして、そのことを言わない白石にも
疑問を感じていました。
その後、キロランケの口から出た言葉は
のっぺら坊こそが
アシㇼパの父であると。
そしてキロランケは
のっぺら坊と一緒に
海外から来たアイヌなのだということでした。
驚きを隠せないながらも
切り替えの早いアシㇼパ。
これで彼女の目的は
父の仇から、会いに行くことへ変わっていきます。
けど面会も叶わない監獄。
ここで脱獄王である白石の出番が。
アシㇼパに役立たずと言われて
若干へこんでいた白石。笑
この時の、彼の表情に注目です。
よかったね、白石いいいってなった。
６巻（ 10・11話 ）
「殺人ホテルだよ全員集合!!」
マンガにもアニメにも使われている
このタイトルが大好きです。笑
未亡人の女将に扮した囚人
家永カノが、訪れたお客さんを
殺しまくっているホテルでした。
札幌にあるその殺人ホテルに
牛山 辰馬（うしやま たつうま）と
杉元たちが
同じタイミングで宿泊に来るっていう。
牛山と白石が出くわさないように
家永のがんばる様子が、楽しかった。笑
顔は女性に見えるけど
中身は、医者のおじいちゃんです。
身体の不調部分を治したい時
健康体の同じ部位を食らうことで
治すことができると、信じていた家永。
たくさんの人を食って
昔とは別人のように変化し
若さと美しさを手に入れた人でした。
彼は強いわけではなく、知恵を使うタイプです。
そういうのもあって
本当に女性のような立ち位置だった。
とりあえず、家永は白石から監禁。
その間に牛山と杉元、アシㇼパは
3人でカレーを食べに行ってしまいます。笑
茶色いカレーを見た時の
アシㇼパに笑ってしまった。
そうだね、色が同じだねって。
ヒンナヒンナ。
そこで安定の下ネタトークになり
牛山はアシㇼパから
チンポ先生と呼ばれるように。
下ネタは人類共通の話題。
そこからも、自分にとっては楽しい
わちゃわちゃな展開の連続だった。笑
最後には、白石のうっかりミスで
ホテルは見事に大爆発。
木材の下敷きになった家永を
見捨てずに助けたのは、チンポ先生でした。
先生のことを性欲の塊としか
見てなかったのを、少し反省しました。
大爆発の後、白石は
牛山、家永と密会を。
辺見和雄の刺青人皮を
牛山に渡した白石。
そのために牛山は、ここに
来ていたのです。
家永は巻き込まれただけ。笑
けど白石が渡したのは
どうやら偽物な気が。
何も答えない白石だったけど
なんとなく杉元の側にいてくれてる
気がしてた。
そして家永から他の脱獄囚の
情報を手に入れ
杉元たちと日高へ向かうことになります。
ここからは、アニメに無い話。
その頃、違う場所では
尾形が土方の側に
つくことになっていました。
みんな動いてる。
もとは1枚の刺青人皮を巡って
街でたくさんの人を巻き込み
対立していたのに。
それが最後になって
尾形はコロッと土方側に転がってきたのでした。
その転がってきた理由は
彼が土方歳三だったからです。
尾形は何を考えているのか。
本当に味方になってくれたら
とても頼りになりそうだけど。
考えていることを聞くのが
少し怖いなとも思いました。
７巻（ 12話 ）
7巻では、占い師のインカㇻマッが登場。
彼女との話が、アニメの最終回です。
まさかの競馬の話に。
7巻の途中まででした。
賭け事といえば白石。笑
彼女の占いを、競馬に使うとはで。笑
自分も当たるなら
じゃんじゃん予言してほしい。
インカㇻマッも謎が多いけど
まだタネは明かさず。
わかったのは
のっぺら坊やアシㇼパを
知っているこだけで。
匂わせるだけ匂わせて
どこかへ消えていってしまいます。
インカㇻマッのおかげで
簡単に儲けられるようになった時に
白石が杉元に言った話しが残ってる。
「命なんかかけなくても
稼ぐ方法が目の前に
あるじゃねえかッ」って。
思わず叫んでいた白石の言葉。
彼の本音だった。
たしかに競馬で稼げるのなら
わざわざ危険すぎる
争奪戦に加わらなくても
十分なお金を得られるんだから。
一方でアシㇼパも
杉元たちが、もしも競馬で
大金を手にしたらと
本当は不安に思っていたよう。
手に入ったら、杉元にとって
刺青人皮を集める必要は
無くなるんじゃないかと。
それはアシㇼパから
離れていくことを意味するもので。
けど杉元が、どう考えていたかは
この後も続いている漫画があることで、もうお分かりかと。
そんな彼だからこそ
主人公なんだろうなと思いました。
そしてインカㇻマッが
彼女の目を見て
「お父様と同じ綺麗な色ですね」と
言ったのが意味深だった。
最後に
生きるか死ぬかの間でも
つい笑ってしまうような。
残酷な描写も多いけど
それに引っ張られないくらい
笑いの要素も多めで、楽しかった。
そしてナチュラルに
下ネタが出てくる様子も。笑
険しい旅の中に
遊び心も、たくさん感じる作品です。
また、マンガとアニメで
それぞれの良さを感じられました。
マンガでは、コマの大きさで
重要なシーンがどこなのかが、分かりやすくて。
耳で聞くセリフと
目で見るセリフでは
受け取った時の印象が、違う時も。
アニメでは、動いていることで
加わる迫力だったり
声によって、命が吹き込まれる様子だったり。
今は７巻の途中。
刺青人皮が揃う日は、まだまだ遠そうです。
それでも、物語を動かしてく人たちは
かなり揃ってきていました。
先の楽しみに、ワクワクしている東です。
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