のほりひがし。 東の感想ブログ

ドラマ感想『梨泰院クラス』パク・セロイと梨泰院でできた仲間の物語

ドラマ感想

今回は『梨泰院クラス』の全話
一気に見ていきます。

読み方は『イテウォンクラス』
全16話になっています。

2020年の1月末から
約2ヶ月間放送された
韓国のテレビドラマです。
今はNETFLIXにて配信中。

またこの作品は、韓国のWEB漫画が
原作になっているとのこと。
日本語版では『六本木クラス』のタイトルに。
3話まで無料です。
ピッコマ 六本木クラス〜信念を貫いた一発逆転物語〜

ネタバレがあるので
それでも良い人だけ進んでください。

あらすじ


がっつりラブコメなのかと思いきや
血の滲んだドラマでした。

オ・スアとチャン・グンウォンのいる高校に
パク・セロイが転校してきたところから
物語が始まります。
グンウォンは、国内トップの外食企業
チャンガグループの御曹司。
セロイの父、パク部長は
そこに勤める社員でした。

グンウォンは、学校で好き放題。
そんな彼のいじめを見ていられず
セロイが止めに。
そしてグンウォンを殴ったことで
転校早々に、退学処分になるという。
出だしから波瀾万丈感がすごかった。
それだけで終わらず
セロイの父は、長年勤めていた会社を
クビにされてしまいます。

ここまででも十分きてたけど
更にグンウォンが起こした
交通事故で、父が他界。
頭に血が上ったセロイは
彼をボコボコにしてしまいます。

そして遂には逮捕されるという。。。
ここから彼の人生を賭けた復讐劇が
始まるのでした。

楽しいスクールライフを
想像してたので
なんなんだ、このヤバすぎる展開はって。
スクールライフどころか
転校早々退学になってて、まさかのでした。

 

登場人物と感想

パク・セロイの生き様

(パク・ソジュン 吹替:櫻井孝宏)

シネマカフェより出典

パク・セロイ(パク・ソジュン)
いい意味で変わらない人でした。
真っ直ぐで正義感が強くて
曲がったことが大嫌い。
おかげで、たくさんの問題も起きるけど
周りの人たちに支えてもらいながら
大きく成長した人でもあります。

チャン・グンウォン(アン・ボヒョン)
を教室で殴った時
彼の父である
チャン・デヒ(ユ・ジェミョン)
土下座をするよう言われます。

けど父に教わった信念のために
それを断ったセロイ。
これがチャン・デヒに
火をつけることになるのでした。

そこから一気に
退学、解雇、事故、逮捕へと。

出所後、彼は復讐のためだけに
10年以上、戦い続けることになります。

彼の目指すものは
チャンガグループを超えるお店の全国展開。

そのために毎日、仲間と
奮闘している様子が好きでした。
無事オープンした頃は
毎日が静かにドヨーンとしてたけど。笑

オープン当初からのメンバーが
マ・ヒョニ(イ・ジュヨン)
チェ・スングォン(リュ・ギョンス)

そしてオープン後に
やっと来てくれたお客さんが
チョ・イソ(キム・ダミ)
チャン・グンス(キム・ドンヒ)でした。
けど彼らのおかげで
多額の罰金発生事件が。笑
オープンしてからも
不運なことが続くセロイを
見ることになります。

幸運なことも、不運に見えることの中に
隠れてるわけで。
散々な出来事の中で出会った
チョ・イソによって、お店は大変身。

そして一気に人気店へ。
イソさまさまでした。

彼女は言い方、性格、考え方
全部の攻撃力が強い女子。笑
けど本気の度合いと
それを形にする力も
誰よりもスゴイ人でした。

彼女のおかげで、みんなが刺激され
団結力も高まることに。

セロイも彼女に感化され
リーダー感が、増していきます。
こうして、既に仲間の中で
いい関係性ができつつありました。

 

パク・セロイとチョ・イソ

最初の頃は
セロイが体力勝負の人なら
イソは、頭で勝負をする人でした。
更にイソは感情的であって
セロイは、それを止める役割も。

セロイにしか、彼女は止められず。笑
なんだかんだで、バランスのとれた
相性の良いふたりでした。

一緒の時間が長くなるにつれ
どこか似た雰囲気のあるふたりへと
変わっていく様子に、ぐふふ。

ドラマ全体を通して
楽しい時は、とことんハッピー
辛い時はズーンの、波が激しかった。笑
基本は荒波で
だからこそ、穏やかな時間が
貴重に感じれるものでもあります。

彼女は、もともと頭も良くて
どこか人を下に見ているような
冷めた部分も感じる子でした。

そんな彼女が、セロイのためならと
バリバリ動く様子
になんとも。
セロイには、人にそうさせる
不思議なものがありました。

それは彼が
困っている人がいれば助ける
力になれる事があれば協力する
周りの人を信じている
そういう人だったから
です。

会社の規模が大きくなって
経験値が増えても
彼の変わらない部分
でした。
それどころか彼は、外見すら
変わってないミステリ。笑

同級生で初恋の相手だった
オ・スア(クォン・ナラ)への
気持ちが、変わっていったのは
自然の流れに感じてた。
でもセロイは、好きな人が変わっても
嫌な感じはしなくて。
むしろ幸せになってくれって思う。笑

セロイとスアは
復讐に囚われて、自分の幸せが
後回しになっていた2人です。
そういう部分で
似ているところがありました。

彼に起きたことは
不幸なことが多すぎたけど
それでもブレなかったセロイ。
人との縁は、とてもラッキーでした。

セロイは自分が
どれだけのことをやってきたのか
話すことはありません。
その分、周りの人たちと会社が
今まで築いてきたものを表しています。
全部見終わった後に
1話を観たら、鼻がツーンとした。

 

チョ・イソの一途すぎる変化

( キム・ダミ 吹替:松本沙羅 )


シネマカフェより出典

最初の印象は最悪でした。笑
どこかぶっ飛んでて
他人を人として見ていなさそうな。
けどそれは、彼女が
優秀すぎるからなのかなと。
どんなやり方でも
勝ってばかりきた人は
大変だなと思う。

必ずへし折ろうとする人が、出てくるから。
反発してくる人と、優しい人しか
周りにいなくなって
つまらなくなりそうな
負のループを感じてた。
そこで、セロイとの出会いが。

彼女がバイクの座席から
飛ばされたところを
命懸けでキャッチしたのが、セロイでした。

その後、彼は過労も合わさって
病院へ搬送されることに。
これがイソ、グンス、セロイの
最初の出会いです。

初対面の時は、イソの周りに
分厚いバリアが張られてた気が。笑
けど心の奥では
助けられた場面を何度も
思い出していたりして、可愛かったです。
人に助けられる経験が
あんまり無かったのかなって思った。

そして、ある日の深夜。
イソとグンスたちが
偶然セロイの店に立ち寄り
食事をすることに。
それを目撃した
イソに恨みのある人物によって
通報されてしまうことになります。

未成年と分かっていながら
入店許可を出したスングォンも
いけなかったけど。笑
こうしてセロイに
罰金が科せられることに。

そしてセロイとグンウォンの
関係を知って、彼女が
動き出していくことになります。
彼女の良さも、見え始めてくるところ。

心を開いた人には
実はめちゃめちゃ愛情深いギャップ。
そして誰よりも
熱意と才能のある人でした。
彼女は出し惜しみすることなく
全力でセロイのために
お店を繁盛させようとします。
こうして彼女によって
大人気店に、生まれ変わっていくのでした。

その後も、彼女に欠けていたものが
セロイによって補われ
もともとスゴかった人が
更にパワーアップしていくことに。

彼女のする全てが
セロイの為にあるような。
彼女もブレることがないので
気持ちのいいくらいに、一点集中。
どんどん魅力が、引き出されていきます。

慕っていない人に対して
とことん塩対応なのも変わらず。笑
グンスへの接し方が
きつく感じたりもしたけど
そのくらいハッキリしているのも
またいい面なのかなと。
それでもそばにい続けたグンスも
スゴイなと思いました。笑

彼女は、10年近くフラれ続けても
セロイを想っていた人
です。
そして会社が成功したのも
彼女がいなかったら
成し遂げられなかったと思います。
気がついた時には
ひたむきな彼女が
大好きになってて。
彼の目標の為に
全力を注ぎ続けた彼女は
最高に素敵な女性でした。

 

チャン・デヒの間違い

( ユ・ジェミョン  吹替:竹本和正 )

シネマカフェより出典

間違いに間違いを重ねて
自滅してしまった人
それがチャン・デヒです。
彼が飾っていた写真立てには
息子2人との写真が、入っていました。
グンウォンは正妻
グンスは愛人との子供
です。

彼にあったのは、お金、チャンガ
2人の息子と、社員たちでした。
けど、ほとんどの人の心は
既に離れてしまっている状態。

チャンガに勤めていたスアを始め
大半の人が、彼に上手く躾けられていたよう。
そして、娘同然だった専務の
カン・ミョンジョン
(キム・ヘウン)
にさえも
裏切られる結末が待っています。

実はセロイと、裏で手を組んでいた女性。
お金だけで、チャン・デヒと
繋がっていた人たちとの関係は
チャンガが不利になれば
もう目に見えていました。

また、会社は上手く回せても
息子への接し方は、知らなかったチャン・デヒ。
自分と同じくらいの力量であることを
2人に望みます。
けど、そんな上手くいく事はなく
2人との関係は良くなるどころか
最後は、更に離れてしまうのでした。

それでもグンウォンは
できないながらに、誰よりも
父に認められたがっていた人
です。
そして慕ってもいたのだと。

これがチャン・デヒの言う
躾の効果だったら、また悲しいけど。
大きくなっても、中身は子供のまま
グンウォンにも変わらない部分が
ずっとありました。

息子との接し方を
間違えたのはチャン・デヒだけど
グンウォンの、しでかしたことが発端で
会社も巻き込む大事件になっていました。

けど最後の最後まで
父の為に動こうとしていた唯一の人を
裏切ったのはチャン・デヒでのほう。
それが原因で、グンウォンは逮捕。
自分だけが助かろうとした彼は
父親失格でした。

それは、グンスとの接し方にも
言えることで。
グンスは途中から
父の後継者になろうと動き出します。

それはセロイたちの
敵になるということ。
それでも、グンスは止まりませんでした。
できるだけ早く
父に追いつこうとするグンス。
時々、親子なのを感じる場面があって
なんとも言えない気持ちになってました。

最後、チャンガが崩れ落ちた時
やっぱりグンスは、父の元を去ります。
父のことを心配していたのに
ほぼ追い出されるような形に。

チャン・デヒが仕事以外で
感謝の言葉を言ったことは
あったっけって思った瞬間だった。

大切なはずの人たちを
自分から切って、頼るのは
お金を持っている人にだけ。
頼みの綱はセロイだけだと
分かっていても、彼はそれが出来ず。
こんな時でも、まだプライドがというか
頑固なのかと思いました。

 

もう会社は倒産寸前、裏の悪事もバレて
体は末期のガンに。
家族や、身近な社員も離れて
ついてくる人はおらず。
そしてお金だけで繋がっていた人は
全員いなくなるという。
彼に残されたのは
どうしたって、セロイだけなのです。
血の繋がった人ではなく
敵が、唯一の救いなことが
また考えさせられるところでした。

 

チャン・デヒとセロイ

余命半年の宣告を受けた時
チャン・デヒに、死ぬなと言ったのは
セロイだけでした。
彼のおかげで
なんとか踏ん張れたチャン・デヒ。
そんなことを言える人は
セロイ以外にはいないと思います。

2人を繋いでいたのは、負の感情です。
きっかけは土下座一つ。
許そうとも、許されようともせずに
ずっとお互いの存在が嫌で
仕方ありませんでした。

以前は、信念から土下座を拒んだセロイ。
けど今の彼は、土下座に
そこまでの価値は無いと言います。
余計なものが
削ぎ落とされたように見えました。
 
一方、未だにプライドと屈辱に
囚われているチャン・デヒ。
そんな彼の、渾身の土下座は
悲しすぎる程に呆気なく。

チャン・デヒを負かしても
こんなもんなのかと。
今のセロイは、10年前から
随分と大きく変化していた
のでした。

チャン・デヒはというと
土下座の効果は得られず
チャンガをも、失うことになります。
これは、ガンで弱っている体に
相当きたのでは。
けど、全部自業自得です。

最初は良い思いから、スタートした会社も
いつの間にか、規模を大きくすることや
お金と権力に、すり替わっていました。

それだけの繋がりであれば
無くなった後の答えは
もう分かりきっていることです。

年齢を重ねた人が
下の世代に教えられることは
もっと他にあると。
国の未来にも、影響することだと思います。
宝を濁らすも、輝かせるも
外から一番に影響を与えているのは
そばにいる上の世代の人たち
にも、感じました。

 

オ・スアの3倍返し

( クォン・ナラ 吹替:藤井ゆきよ ) 

ライブドアニュースより出典

スアは、セロイの父であるパク部長を
本当の父のように慕っていました。

彼が亡くなったことで
復讐を決めたのは
セロイだけではないのです。
それが、約束の3倍返しへと繋がっていきます。
 
彼女は幼い頃、チャンガグループの
児童養護施設で育ちました。

そこの担当がパク部長。
スアの授業料まで
こっそり出してくれていたのでした。

その話を、パク部長とスアが
してた時の様子から
実の娘のように可愛がっていることが
すごく伝わってきてた。
その時に、将来たくさん稼いで
3倍にして返すことを、彼女は約束します。

けどその後すぐ、彼は帰らぬ人に。
なのに、この約束を
ずっと覚えていた彼女にジーンと。
けど、その恩返しは
チャンガを潰すことへと
変わっていったのでした。

 
彼女は、チャンガに勤めていた間
仕事でも結果を出しつつ
証拠を集めていたのです。
それは、チャンガの裏金のことなど
隠したがっている情報の全て。

チャン・デヒと、セロイの板挟みで
苦しい思いをしながらも
チャンガを辞めずにいた理由は
そこにありました。
スアの覚悟。。。

やっぱりスアにも
幸せになってほしい。
長い間、彼女も
復讐のために生きてきた人でした。
彼女が自分の目的のために
チャンガにいたことも
セロイとの関係に
歯止めをかけていたと思います。

そして、スアとイソはというと
最後までバチバチだった。笑
けどもし、2人が手を組んだら
大人気のお店ができそうな
そんな気しかしないでいる。笑
彼女の、ラストの展開には
ほっとゆるんでいました。

 

チャン・グンスのとった行動

( キム・ドンヒ 吹替:岩中睦樹 )

VOGUEより出典

彼はチャン・デヒが
愛人との間に、つくった子供です。
なので公に出ることもなく
グンウォンとは真逆で
ひっそりと暮らしていました。

両親のどちらからも
愛情を注がれることがなく
居場所が無かったって聞いて悲しかった。
そしてイソと出会って、友達に。
彼女が、彼にとっての居場所でした。
 
グンスはイソと一緒に
セロイのお店を、手伝うようになります。
どこに行くのも一緒で
彼は彼女のことが好きだけど
イソは全くで、笑ってしまった。
イソの言うことを聞くだけじゃ
ダメなんだなって。笑
みんなと一緒に過ごしているうちに
すっかり打ち解けてきているグンスでした。

けどライバルは、父の会社で。
父のことをよく思ってなくても
やっぱり彼にとっての唯一の父なのです。
彼も、板挟みの状態でした。
 
そんなある日
イソが本気だったのかは分からないけど
自分が欲しかったら
チャンガの後継者になるよう、グンスに言います。

彼女の考えてることは
分からなかったけど
忠実なグンスは、父に会うことに。
そして後継者になるべく
スアに指導してもらうことになるのでした。

そこで不慣れながらも、イソの為にと
セロイたちに仕掛けていくことに。
それがイソ含め、周りの大切な人たちを
苦しめることになるんだけど。
イソは、それをどこまで
考えていたのか。。。
疑問が残りながら
話はどんどん進んでいくことになります。
 
彼は父と過ごす時間が、全く無かったから
最後に過ごせたことが
それはそれで良い事だったのかなと。
結局、心を通わすことはできなかったけど。
それでも彼が、父にできることは
全部やったと思います。

そしてセロイが不利になるような事をして
大迷惑をかけても
グンスを許してきたセロイ。
グンスの居場所は
いつの間にか、イソだけでなく
もっと大きいものになっていました。

彼女に散々振り回されて
けどそれを全部こなしてきた彼は
最後の難関を、クリアしたようにも見えた。

そして、せっかく大きくなった
居場所を抜け出し
今度は、海外へ行くことを決意。
彼はこれから
もっともっと大きくなると思う東でした。

 

チャン・グンウォンの抱える孤独

( アン・ボヒョン 吹替:奥田寛章 )

VOGUEより出典

グンウォンはチャン・デヒの息子であり
グンスの異母兄です。

彼も、父から愛情を貰うことなく
大きくなってしまった人
でした。
体は一番大きいのに
誰よりも子供のように感じる時が。

父に認められたい一心で
頑張っているのに
スアの足元にも及ばない様子だった。

そして彼も一途で、高校の時から
スアのことがずっと好きでいます。
けど彼は、パク部長を
ひき逃げしてしまった犯人。
それでよくスアのことが
好きだなんて言えるなと
そう思う自分もいました。
 
全部、彼が父の権力で
威張り散らかしていたのが原因
です。
けど本当は弱い人で。
それを隠す為に
虚勢を張っているように見えました。

そしていつも彼が話した後
変な空気になるのは、もう特技だと。笑
いつも滑りまくりで
上手くいかない彼ですが
チャン・デヒのことを
一番に考えて動いていたのは、グンウォンでした。

けどそんな息子を、チャン・デヒは
最後に切り捨ててしまうのです。
グンウォンが起こした
パク部長の事件を、隠し通せなくなり
グンウォンがやったことを公に。
名演技でした。

それを知ったグンウォンからは
もう悲しさと絶望感と。
グンウォンの、やってしまったことは
許されないことだけど
親子ってなんだろうと思ってしまってた。

一番最初、息子に土下座をするよう
セロイに言ったのは
グンウォンの為では、なかったんじゃないかと。

そして10年越しに逮捕され
そこからグンウォンは
変わっていってしまうのでした。

 

マ・ヒョニの選んだ生き方

( イ・ジュヨン   吹替:菊永あかり )


ELLEより出典

彼はトランスジェンダーです。
男性でありながら、心は女性でした。

テレビに出るようになり
このことが、バラされてしまうことに。
その状況を乗り越えた時の
彼女はカッコよかった。

ヒョニは、オープニングの頃からいるスタッフ。
まさか、会社の柱の1人になるとは
最初の頃のヒョニを見ていると
ジーンとくるものがありました。
 
トランスジェンダーであることが
バレたのは、料理番組の決戦の日。
ヒョニは、お店代表の料理人として出演。
その収録前に、ネット上で
拡散されてしまったのが原因です。
その記事を書いたのは
既にチャンガ側についていたグンスでした。

それでも番組には、出演しなければならず。
スタジオにいる人たちからは
今までと違う視線が、向けられます。
けどヒョニは、それに耐えきれず
その場から、逃げ出してしまうのでした。
自分も彼女だったら、秒で逃げると思う。

暫く1人になろうとしたのですが
セロイが心配して
探しに来てくれていました。
彼だけでなく、イソとも話しをしたり。

彼女の過去は、深掘りされていなかったけど
誰にも言えないでいたことを
ネットにばら撒かれるのは
耐え難いこと
だと思う。
けどこれがあり
守ってくれる仲間の存在を
深く感じたヒョニは
大きく前へ、踏み出せるようになります。
 
テレビカメラの前で
このことを自分から伝えた彼女は
堂々としていて、カッコよかった。
司会者の方が、うろたえてたくらい。笑

イソからも、姉のように慕われていて
その様子が、また好きでした。
男性からも女性からも好かれる。
ヒョニは、そういう人物です。

起きてしまった出来事をバネにして
大きく変化した1人でした。

もし仲間がいなかったら
逃げ出して、そのまま戻れなかったかもしれません。
苦しい中を、一緒にくぐり抜けた人たちの
絆を強く感じられる作品でもありました。
にしてもグンスめぇぇぇ。

 

チェ・スングォンは影のヒーロー

( リュ・ギョンス  吹替:赤坂柾之 )

NETFLIXより出典

スングォンは刑務所で出会ったセロイの弟分。
怒りを抑えるのが苦手で
攻撃的になりやすい人でした。
セロイのことを慕っていて、情に厚い人です。

刑務所内で一緒に過ごした先輩が
最後、グンウォンに雇われ
セロイや、グンス、イソに危害を加えてきます。
この先輩と、やり合ってくれたのは
スングォンでした。

このドラマは、女性が強くて
そんな人たちに囲まれていた彼は
体力が唯一の武器だったような気が。笑

けどその分、根はいい人で
セロイを裏切った先輩たちに
最初は訴えかけるところ
も、好きでした。
けど彼らは、仲間よりもお金をとり
セロイは生死を彷徨うことに。

とんでもない現実を、見ることになります。

スングォンも、だいぶ変わってるけど
周りに、ぶっ飛んでる人がいると
それも薄れて、わりと真面目な雰囲気がしてた。笑

恋愛には奥手で、けどヒョニと最後に
いい感じがしてきて
よかったねって、その様子を見ていました。

 

最後に


VOGUEより出典

女性がみんな強かった。笑
その分男性は、女性と違う強さを。

見ていて思ったのは
やっぱりセロイの人柄のよさでした。
お店のオープンからいる人が
こんなふうに重要な位置に
居続けてくれるのは
彼がリーダーじゃなかったら
あり得なかったと思います。

あと集まってくる人が
みんな個性的で楽しかった。
イソもだけど、ヒョニとスングォンも
一筋縄ではいかないタイプです。
グンスも、チャン・デヒの息子でって。笑
もうメンバーが、すごすぎだった。笑
スアもバリバリだし。可愛いすぃ。

そして、このドラマは
人生を豊かにしてくれる
ヒントに、たくさん出会える作品です。
今が辛いと感じる人も、幸せな人も
国や世代問わず、たくさんの人に
見てほしいドラマでした。

 

音楽

■Gaho – Start Over

日本語歌詞付き

■V(BTS)- Sweet Night 日本語歌詞付き

 

配信