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【ネタバレ注意・あらすじ感想】映画『トップガン』相棒によるマーヴェリックの成長物語

映画感想

こんにちはの東です。
今回は映画『トップガン』について書いていきます。

トニー・スコット監督による
1986年に公開されたアメリカの映画です。
今は36年ぶりに続編の
『トップガン マーヴェリック』が劇場にて公開中。

昔の良さと、今の迫力。
そして繋がってくストーリーに
どちらか片方を観た人は
絶対両方が観たくなる作品。

ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。

あらすじ

アメリカ海軍の優秀なパイロットを
養成する学校、トップガン入りを
果たした主人公のマーヴェリック。
トップガンでの体験が
彼を大きく成長させていく様子が描かれています。

 

登場人物・キャスト

■ピート・“マーヴェリック”・ミッチェル 海軍大尉
トム・クルーズ

アメリカ海軍
艦上戦闘機・F-14のパイロット。
彼と同じ戦闘機に乗って
飛んだら、確実に酔う。

■ニック・“グース”・ブラッドショウ 海軍中尉
アンソニー・エドワーズ

マーヴェリックの相棒。
彼が家族って言うほどに
仲の良かった2人。
マーヴェリックは学校での
トップを狙っていたけど
グースは、早く卒業することだけを
考えていました。

■シャーロット・“チャーリー”・ブラックウッド
ケリー・マクギリス

トップガンの教官。
マーヴェリックと、いい関係に。
けど彼女にとって彼は生徒でした。
こうして最初はなかなか進まない
展開も楽しかった。

■トム・“アイスマン”・カザンスキー 海軍大尉
ヴァル・キルマー

マーヴェリックのライバル。
氷のように冷静で
自分が手を出さなくても
相手がミスをするのを、待っているっていう。
ちょっと高圧的な雰囲気の人でした。

 

感想

『トップガン マーヴェリック』へ続く話


映画.comより出典

『トップガン』と
『トップガン マーヴェリック』は
セットで観るべき作品!

ただ話が繋がっているだけじゃなくて
1で主人公の
マーヴェリック(トム・クルーズ)
生徒として体験していたことを
2で自分が教育する立場になった時
同じように生徒にしていたり。

そうしてマーヴェリックの
指導を受けた人が、また
後の世代に繋いでいくんじゃって。
未来へ繋がっていく予感を感じる
素敵な描写が、散りばめられています。

 

36年ぶりの続編。
同じキャストもいての
36年ぶりは、本当にすごいこと。
自分の場合は2を観てから
1を鑑賞した組だけど
それでも、同じ人がいるっていうだけで
込み上げてくるものがありました。

2でマーヴェリックの後ろ盾を
してくれた人物が
1の頃は違っていた
りだとか。
2に続いていく今作は
彼らの懐かしい思い出話に
触れているような時間でした。

1を観ないで映画館に行った
自分が言うのもアレだけど
セットで観て!セットで!!
と言わずにはいられない作品でした。

 

続編で大きく変わったのが
戦闘機を操縦している時の場面。
交戦シーンと一緒に
その迫力がかなり増していました。
今の技術がそれだけ
進化しているということ。
昔は昔の良さ
今は今の良さを感じられるのが
また楽しいところです。

 

マーヴェリックとグース


wikipediaより出典

マーヴェリックと
グース(アンソニー・エドワーズ)
相棒の関係にありました。

無鉄砲で、どこか尖った感じの
マーヴェリックに対し
グースは穏和で陽気な人です。

そんな相棒の死が
マーヴェリックに
大ダメージを与えることに。

この作品の大きなテーマでした。
そして2では
マーヴェリック含めて
残された人たちが、彼の死に
苦しみ続けていたのが分かります。

マーヴェリックとグースは
アメリカ海軍が設立した
優秀なパイロットの育成学校

入学することが決まります。
そこがトップガンと呼ばれる所です。

本当はマーヴェリックよりも
トップにいた人が、トップガン入りを
果たすはずでした。
けど彼は、先の戦闘で
パイロットとしての自信を喪失。
代わりにマーヴェリックが
入学できたという流れです。

 

そこでライバルに出会い
恋をし、そして相棒を失う
シンプルなストーリーです。

マーヴェリックにとって
彼は家族同然

彼はトップを取ることに燃えていました。
対して、奥さんと子供のいる
グースは無茶はできないと。
家族のためにも、パイロットとしての
トップになるより、卒業できればいい
と。
彼はそう話していました。

なのにその彼が
家族を残して、死んでしまうという。
彼が死んだのは
マーヴェリックのせいではなく
事故が原因でした。

 

トップガンでの訓練の期間が
残り2週間に迫っていた頃。
31回目の飛行訓練が行われます。

マーヴェリックとグースが一緒に
乗っている戦闘機と
アイスマン(ヴァル・キルマー)たちの
乗る戦闘機の、2機が出ていました。

敵機は3機です。
そして訓練が始まり
マーヴェリック機の前に
いながらも、なかなか敵を
撃とうとしないアイスマンが。

そんな彼に苛立ち
マーヴェリックは
前へ行こうとしていました。
このアイスマン機に
近づきすぎたのが原因
です。

アイスマン機が、敵機の前から
どこうとした時に、マーヴェリック機は
アイスマン機のジェット後流に巻き込まれてしまいます

↑ジェット後流は、エンジンの排気流です。
目の前からの排気流を
マーヴェリック機のエンジンが吸い
燃料を燃やすのに
必要な酸素を確保できなくなってしまった
と。

それが原因で、マーヴェリック機の
エンジンが止まってしまった
のでした。

そして脱出した時に、グースの頭は
吹き飛んだコックピットの上部を
覆う大きな窓に激突。

パラシュートで海に落ちた時には
既に亡くなっていました。

 

訓練と実践


wikipediaより出典

これは事故だったけど
マーヴェリックは防げたんじゃって
思うシーンがあります。

また違う場面でやってきた
敵機との交戦シーンです。
グースの死んでしまった
訓練ではなく、実践でした。

彼はそこでも、ジェット後流に巻き込まれ
グースの死んだ時が
フラッシュバックする
シーンがあります。

けどマーヴェリックは、最後の交戦で
ジェット後流に、巻き込まれた時
なんとか体制を立て直すことができていました。
過去の失敗を乗り越えた姿に見えてた。

 

実践ではジェット後流に巻き込まれても
無事だったマーヴェリック。
過去の失敗があったから
2回目は成功した
とも見えるけど
訓練と実践での意識の違いも
事故を招いた原因に見える
描き方でした。

訓練の時は、トップをとることに
躍起になっていた
ようにも。
その時はトップを取るための
マーヴェリックVSアイスマンになっていました。

もしかしたら、訓練の時の事故は
意識が違かったら、防げたのかもしれません。

実際、事故の後から
マーヴェリックは変わっていく
ことになります。
彼が抱えてしまったトラウマを
乗り越えていくストーリーが
後半で描かれていました。

 

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