『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』1巻 流浪人となった人斬り抜刀斎【漫画アニメ・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回は『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』1巻について書いていきます。
作者は和月伸宏（わつき のぶひろ）さん。
1994年から1999年の間に
週刊少年ジャンプにて連載されていた作品です。
主要人物の集まってくる巻でした。
平穏を望んでいる剣心ですが
行く先々で騒動が。
人斬り抜刀斎は東京にいるのだと
既に広まってきていそうでした。
ブログには書いていないですが
本編にプラスで
巻末特別編31ページの
読み切りも載っています。
ネタバレがあるので
それでも良い人だけ進んで下さい。
もくじ
あらすじ
明治11年の東京下町でのこと。
「人斬り抜刀斎」と
恐れられてきた男は
緋村剣心（ひむら けんしん）と名を変え、流浪の旅をしていました。
人斬りの過去をもつものの
今では、人を殺さないという
「不殺（ころさず）の誓い」を立てた剣心。
ですが神谷薫との出会いから始まり
大きな戦いに巻き込まれていくこととなるのでした。
登場人物
■緋村剣心（ひむら けんしん）
声:涼風真世、幼少期:鈴木真仁/斉藤壮馬/緒方恵美
演:佐藤健、幼少期:福崎那由他/早霧せいな/永久輝せあ/早霧せいな/小池徹平
「人斬り抜刀斎」と恐れられていた剣心。
今では、刃が自分を向いている
逆刃刀（さかばとう）を手に
流浪の旅を続けていました。
頬にある十字傷が抜刀斎の目印です。
とても多くの人を殺してきたとは
思えない、普段のおろろっぷり。
抜刀斎の過去があっての
穏やかさに見えました。
■神谷薫（かみや かおる）
声:藤谷美紀/高橋李依/桜井智
演:武井咲/咲妃みゆ/彩みちる/上白石萌歌/井頭愛海
神谷活心流道場の師範代。
おろろな剣心と薫の
時々カチッとハマる感じが好きです。
曲がったことが苦手そうな
正義感の強い女性でいて、お人好しと。
そんな薫に剣心は
現実を突きつけつつ
その考えも尊重しているシーンが印象的でした。
■明神弥彦（みょうじん やひこ）
声:冨永みーな/小市眞琴/高山みなみ
演:田中偉登/大八木凱斗/大西利空/彩みちる/希良々うみ/加藤憲史郎/大河原爽介/川口調
10歳にして、剣心に
心根は立派に一人前だと認められた弥彦。
孤児である彼は、生きるため
極道の世界へ。
その生活を変えるきっかけに
なったのが剣心でした。
■相楽左之助（さがら さのすけ）
声:上田祐司、幼少期:渕崎ゆり子/八代拓/関智一/結城比呂
演:青木崇高/鳳翔大/真地佑果/植原卓也/岐洲匠
喧嘩好きの彼は
猛者はいないのかと
飢えていたところでした。
彼の言う喧嘩とはの話が
頭に残っています。
喧嘩は剣の強い者が勝つのではなく
倒れない者の勝ちだと。
喧嘩って聞くと
いかに強い力でいくかを考えてしまいます。
けどそうではなく
打たれ強さこそがと言う
左之助の話しが新鮮でした。
感想
剣心と薫の出会い（アニメ1話）
アニメ『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』公式サイトより出典
物語の始まりは明治11年の東京から。
1話目は流浪人（るろうに）として
旅をしていた
緋村剣心（ひむら けんしん）と
神谷薫（かみや かおる）の出会いが描かれています。
剣心がいなければ
薫は父の遺した大切なものを
失っていたところでした。
「人斬り抜刀斎（ばっとうさい）」として
かつて恐れられていた剣心。
ですが今では
「不殺（ころさず）の誓い」を立て
人を斬れぬ刀
逆刃刀（さかばとう）を手に
静かに旅を続けていました。
けど彼が身を潜めても、伝説は残り続けます。
そして抜刀斎の名を使い
薫の父が遺した流儀である
神谷活心流（かみやかつしんりゅう）を
貶めようとする輩が現れたのでした。
「不殺の誓い」を立て逆刃刀を握る剣心。
「人を活かす剣」を志し
生み出された神谷活心流。
剣心の誓いと神谷活心流が
共鳴しているように感じる1話でした。
また普段の、おろろ剣心と
抜刀斎モードに入った時の別人感。
それが彼の魅力の1つであり
抜けているようで
戦いが絡んでくると違うところ。
そして優しそうに見えて
薫の言うことは
手を一度も汚したことのない
者が言う、甘っちょろい戯言だと。
そう言い切る剣心です。
そこに抜刀斎の過去を感じつつも
その綺麗事のほうが
真実より好きだと笑う彼もいました。
騒動に巻き込まれながらも
出会ったばかりの薫に力を貸す剣心。
薫の心が動くのも、わかるうううって。
顔を赤くしながら叫ぶ彼女と
自分の年齢も
よく覚えていない剣心の
叫んでおろろな物語のスタートが好きでした。
人斬り抜刀斎と維新志士の関係
抜刀斎がどういう存在だったのか
かつて共に戦った人の登場です。
そばで見ていた薫からすれば
その繋がりにまさかと。
今では、道場で
洗濯物の手伝いをしていたりな
剣心ですが、政府は
彼の力を必要としていたのでした。
抜刀斎が政府にとって
ただの人斬りじゃないことがわかる回です。
彼にまつわる伝説や
その名を使う悪党らにより
恐れられている存在ですが
一部の人にとっては
そうではありませんでした。
無闇に人を斬るようなことを
彼はしないと
そう部下に話していたのは
維新志士の1人です。
国の変革のため
志をもって立ち上がった彼らの中に
剣心もいたのです。
2話でいきなりそんな
抜刀斎のことを知れて良いのーって。
けど彼が殺人衝動とかではなく
なんの為に、多くの人を斬ってきたのか。
またそれを背負いながら
普通の暮らしを望んでいる
彼の話しを聞くことになります。
そして流浪人になったこと以外は
今も昔も変わらないと。
穏やかに話す彼を
止められる人はおらず。
また剣客警官隊も力を
持て余しているくらいに
町も今は落ち着いているようでした。
新たな門下生、明神弥彦（アニメ2・3話）
アニメ『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』公式サイトより出典
明神弥彦（みょうじん やひこ）の
登場で道場が賑やかに。
1話の騒動で指導を受けていた
門下生が誰もいなくなってしまった薫の道場。
ですが騒動後
1人目の門下生が加わります。
それが弥彦でした。
出会いは穏やかではなく
弥彦が剣心にスリを働いたところ。
薫はもちろんブチギレ。
けど剣心は、盗まれた側とは
思えない神対応でした。
子供のスリは可愛いものなのかな。
怒るどころか、彼を
改心させてしまった剣心にホアアアです。
一瞬で弥彦が、どういう子か見抜いたところ。
そして彼のサラッと放った言葉が
弥彦の今の状況から脱する力にまで。
彼の両親は既に他界しており
極道の世界で、なんとか生きてきた子でした。
けどそこから抜けるきっかけを
剣心が与え、弥彦のピンチには
薫が気づき、剣心に助けを求めることになります。
神谷活神流再始動に向けた
門下生1人目を
剣心と薫が連携して助け、迎え入れている。
はずが、やっぱり弥彦は
薫よりも、剣心の使う
飛天御剣流 （ひてんみつるぎりゅう）を
体得したいわけです。笑
彼の剣術を目撃して
更に、命を
助けてもらったとなれば
そうなるよねと。
けど剣心は、これを
弥彦に教える気はなく
自分が最後の使い手になる気でいたのです。
それでも納得がいかなそうな
弥彦と、そんな彼にオコな薫の
バトルが続いていきます。
道場は2人の声で賑やかでした。
この道場では、剣心が
中和剤になるという。
抜刀斎を恐れている人たちが
この光景を見たら
ウソだろって、いろんな意味で腰を抜かしてそうでした。
そんな感じで反発し合う
薫と弥彦でしたが
弥彦の考えが変わる事件を
以前の門下生たちが
この道場に持ち込んできてしまいます。
彼らは、1話の騒動で
道場から去っていった人たちでした。
それが戻ってきた時には
問題を抱えてやってくるという。
お人好しと言われている薫ですが
ここでも、弥彦がいなければ
騙されていたところでした。
そんな元門下生によって
また道場がピンチを迎えた時
薫のとった行動が、弥彦の気持ちを変えることになります。
元門下生には伝わらなかった
薫の想いですが
弥彦はそれを
彼なりに受け止めていました。
それを見て、またにっとする剣心。
自分も見てて、弥彦かわいいなあと
最後には洗濯日和なあったさを感じる回です。
アニメ『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』公式サイトより出典
喧嘩の猛者を探していた相楽左之助（アニメ4話）
アニメ『るろうに剣心 －明治剣客浪漫譚－』公式サイトより出典
新キャラ続々登場です。
ここでは喧嘩好きの
相楽左之助（さがら さのすけ）が軽くひと暴れ。
けどそれも剣心と
やり合うまでの準備運動のようでした。
これまでの相手とは違い
剣心の剣術を受けても
立ち上がる強さの持ち主です。
彼と剣心の闘いを企てたのは
未だに薫の道場を狙っている
1話に出てきた敵でした。
まだ狙ってたのかーって諦めの悪さ。笑
また彼らの作戦は
左之助と剣心にすぐバレるという。
けど左之助からすれば
彼らに利用されていようが
そんなことよりも
人斬り抜刀斎と喧嘩ができる。
これができるなら
細かいことは気にしてなさそうでした。
また喧嘩相手のことは
徹底的に調べ上げる左之助。
維新志士に加わる前の
剣心のことも彼はチェック済みで。
2話では、維新志士の
仲間から見た剣心を知った回でしたが
そうなる前の剣心を
左之助は、非情な暗殺者だと言います。
薫もそこまでは初耳であり
弥彦は剣心が抜刀斎であることも
ここで知ることに。
まだ子供の弥彦ですが
その時に、彼の見せた様子や
そこから始まった
左之助との喧嘩が描かれていました。
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