『ジョジョの奇妙な冒険』第3部 スターダスト クルセイダース 6巻【漫画アニメ・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回はコミック『ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダスト クルセイダース』の6巻について書いていきます。
作者は荒木飛呂彦（あらき ひろひこ）さん。
1986年に連載が開始し
シリーズ100巻を超える長編作です。
エジプトに着いてからも
立て続けに襲ってくるスタンド使い。
今回は久々に女性スタンド使いの登場です。
ブログでは、新しく出版された
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。
もくじ
あらすじ
第2部の主人公
ジョセフ・ジョースターの孫
空条 承太郎が、主人公です。
DIOが100年の時を経て
復活したことで、再び
物語が動き出していました。
精神エネルギーを具現化させた
スタンドを使って
繰り広げられる戦いが描かれています。
登場人物・声優
■空条 承太郎
（くうじょう じょうたろう）
声:梁田清之/小杉十郎太梁田清之/小野大輔/高森奈津美
第3部の主人公であり、ジョセフの孫。
JOJOのあだ名でよばれています。
JOJOの表情が、いろんな意味で崩れてた。
彼の体力をギリギリにさせる
スタンド使いが登場してきます。
■ジョセフ・ジョースター
声：内海賢二/納谷悟朗/大塚周夫/大川透/杉田智和/石塚運昇
第2部の主人公で
今は69歳のおじいちゃん。
彼もがんばります。
けど彼のスタンドは
攻撃に特化したものではないように見える。
その分ジョセフは、頭を使って
そして体を張ってた。
■モハメド・アヴドゥル
声：大塚明夫/小林清志/江川央生/江原正士/三宅健太
復活したアヴドゥルも
今回はジョセフと力を合わせて闘うことに。
彼が自分のキャラを意識してることに驚いた。笑
■花京院 典明（かきょういん のりあき）
声：速水奨/鈴置洋孝/真殿光昭/遊佐浩二/平川大輔
JOJOの学校に
転校してきたばかりの17歳。
生まれながらのスタンド使いです。
彼のターンが来ていました。
みんなに信じてもらえない中で
闘うのはきつそうだった。
■ジャン＝ピエール・ポルナレフ
声：山口健/森功至/垂木勉/平田広明/小松史法/藤村歩
フランス人の22歳。
彼も生まれながらのスタンド使い。
彼の代わりに、今回トイレで
叫んだのはジョセフでした。
■イギー
声：千葉繋/福圓美里
ここぞって時に助けてくれる
スーパーワンコ。
■DIO（ディオ）
声：若本規夫/田中信夫/千葉一伸/子安武人/子安武人/塩沢兼人
第1部の主人公
ジョナサン・ジョースターの体を
乗っ取ったことで、生き延びた宿敵。
敵スタンド使いの
彼を崇拝する様子が普通じゃなかった。
まとめ感想
コミックの表紙で
敵ごとのお話に区切ってますが
実際は巻ごとに、ピッタリと
分かれているわけではありません。
その巻にも、ストーリーの
一部が描かれていると思って
見てもらえたらと思います。
「クヌム神」のオインゴと「トト神」のボインゴ
エジプト、ナイル川流域でのこと。
取材旅行の最中だという
マンガ家がいました。
彼の前には1人の男の子が。
その子が手にしていた
マンガ本が気になり
マンガ家は読ませてもらえるようお願いをします。
けどそれはとても不気味な内容で。
絵柄は一応
人の姿をしているけど、独特の風貌だった。
けど登場人物は
マンガ家が着ている
「911」と描かれた服と
同じものを着ていたのです。
顔もなんとなく似てるような。
そして他にも2人登場人物がいました。
ボインゴは、どうやら
マンガ家が出会った男の子のよう。
ボインゴ。。。すごい名前だ。
更に彼には兄がいました。
兄はオインゴの名前で登場します。
すごく短い内容だったけど
マンガ家の死ぬ運命が描かれていました。
時刻は10時半。
彼は電柱に、首をつき刺して死ぬのだと。
ここで終わっていて
先のページはまっしろです。
冷や汗をかきつつも
本を売ってほしいとお願いするマンガ家。
けどそれは売り物じゃねえと
突然割って入った声に、断られてしまいます。
声の主は兄のオインゴでした。
消えろと言われたマンガ家は
慌てて、そばに停まっていたバスにダッシュ。
一方の兄弟はというと
どうやら花京院 典明
（かきょういん のりあき）や
モハメド・アヴドゥルが
負傷していることを知っていたよう。
そして向かう病院まで
把握していました。
急ぐ兄を止める弟。
ボインゴは兄に
さっきのマンガを見せます。
それを見て頷いたオインゴは
4時間も先になる、次のバスを待つことに。
どうしてそんなに先のバスを待つのか。
なんでだ？と思うのは、未来が
見えていない人だけでした。
その頃JOJO（空条 承太郎）
ジョセフ・ジョースター
ジャン＝ピエール・ポルナレフらは
花京院やアヴドゥルを
医者に診せるため、エジプトの
アスワンを目指していました。
けどその道中で
交通事故の現場に遭遇します。
そこには転倒したバスと
そばの電柱で、あのマンガ家が
つき刺さって死んでいました。
時刻は10時半。
ボインゴのマンガの通りです。
次のバスに乗った
ボインゴたちは、マンガが
描かれているページが
増えていることに気づきます。
そこには、オインゴが
JOJO、ジョセフ、ポルナレフに
毒を盛って、全員を殺す未来が描かれていました。
オインゴには変身能力があります。
彼のスタンドは創造の神「クヌム」
そしてボインゴは書物の神「トト」。
トトは、未来の見えるマンガのスタンドでした。
顔を変えたオインゴは
JOJOたちのくるカフェで
先回りして、店主を殺してしまいます。
そして絵に描かれた通りの
位置を探して、待機していたのでした。
未来がみえるボインゴのスタンドと、がんばる兄のオインゴ
ボインゴの持つ本の予言は絶対でした。
なのに描かれた未来の通りには
なかなかいかず。
オインゴお兄ちゃん、体を張って頑張ってた。
ボインゴは内気な性格で
闘いには向いていません。
そしてオインゴも
今までみたいな
ガッツリのバトルじゃなくて
マンガに沿って仕掛けては
上手くいかずで大苦戦。
JOJOたちは最後まで
そんな彼らのことは知らず
アスワンの病院へ
到着することになります。
そこまでの道中で
散々彼らに巻き込まれているのに。笑
描かれたストーリーの通りに動いていく兄弟。
けどJOJOたちは、毎度
その予言通りに動いてくれないのです。
兄弟はそんなバカなと
慌てふためいていました。
カフェで毒を盛ろうとしたり
オレンジ爆弾を車に仕掛けようとしたり。
そして仕掛けている最中に
ジョセフとポルナレフに
見つかってしまい
オインゴの能力で、JOJOになりすましたり。
JOJOに変身して
車の中で、ポルナレフや
ジョセフと接していた時は
さすがにバレたんじゃと思ったけど
実際は2人とも、全く気づいていなかったと。
バレたか？バレてないのか？と
なんでかオインゴと一緒に
ハラハラしながら読むのが楽しかった。
毒が盛られた紅茶を
出されても飲むなと言ったジョセフ。
彼はさすがに気付いてるんじゃって
思ったけど、やっぱり気付いてなくて。
オフモードの一行と
裏でオンになってる兄弟の
静かなバトルが描かれていました。
最後、兄弟は
JOJOたちとは違う人に
ボコボコにされてしまいます。
調子に乗ってた頃に
たまたま出くわした人を
兄が殴りつけてしまっていたのです。
その人は、強そうな男たちを従えて
仕返しに戻ってきたのでした。
花京院たちと同じ病院に運ばれた2人。
マンガにこの未来は
描かれてなかったのかな。笑
そして2人は闘いに
向いていないスタンド使いなことが
わかった回でした。
『エジプト9英神』の
タロットカードと聞いて
一体どんな恐ろしい敵が
待ってるのかと構えていたら。
今回の2人は、最終的に
笑いが漏れてくるお話でした。
いつものJOJOじゃ
絶対に見れない姿が見れたのも楽しくて。
オインゴ版のJOJOは
表情もリアクションも豊かだった。
スタンドが自我をもっている「アヌビス神」
花京院は両目に包帯を巻いた状態。
けど瞳は切られてなかったらしく
すぐに治るようでした。
包帯が取れたら合流すると言い
しばらくお別れになります。
アヴドゥルは一緒にゴーゴー。
今回は本体のいない
刀のスタンド「アヌビス神」とのバトルです。
本体は500年前の刀鍛冶で
とうの昔に亡くなっていました。
そのためアヌビス神は
持ち主を次々と変えて
JOJOたちに襲いかかってきます。
一度受けた技を憶える能力があり
二度同じ攻撃をくらうことはないのだそう。
必殺技を出した時に
きめられなかったら
もうそれが使えなくなってしまいます。
それがやっかいであり
JOJOも、こんなに
疲れたのは初めてだと漏らしていました。
アヌビス神は
策を考えたり頭を使うよりも
真正面から技を使ってくる
正統派のスタンドでした。
スタンドが自我をもっているのも
真っ向勝負なのも珍しかった。
そしてバトルシーンの迫力。
アヌビス神は刀の持ち主が
闘えなくなれば、次から次へと
しょっちゅう持ち主を入れ替え
何度も攻撃を仕掛けてきます。
そして最後に選んだのがポルナレフという。
彼の強さを改めて感じてた。
それまでの人たちと
持ち主がポルナレフに
なってからのバトルは違かった。
彼のスタンド
シルバーチャリオッツまで登場して
アヌビス神の刀と
チャリオッツのレイピアの
二刀流を使うっていう
なかなか見れない展開が好きでした。
最後、刀身がJOJOに
折られても、まだ自我があったアヌビス神。
そばを通りかかった子供が
今度は触れて、襲いかかってきます。
動けないでいるJOJO目掛けて
刃先を投げつけようと、走ってくる少年。
けどヒョイっと突然登場した
イギーにつまづいて
JOJOから逸れた位置に
ふっ飛んでいってしまいます。笑
憑依された子供が
落としたキャンディーに
イギーがパクついたのが原因でした。
イギーは本能のままに
やってるのかもしれないけど
それが決め手となり
アヌビス神はナイル河まで
ふっ飛んでいくことになります。
河を渡ろうとしていた小さな船には牛が。
そのお尻に突き刺さってしまったアヌビス神。
痛みに大暴れした牛は
船を大破させながら河へ落ちてしまいます。
アヌビス神は刀でした。
そのまま浸かり続けていれば
サビてしまうのです。
けど水の中で刃先はお尻から抜け
アヌビス神は絶叫することしかできず。
魚やカニに話しかけるも
知らんぷりされてしまうアヌビス神でした。
調子のいい時と悪い時の
差が激しい、敵側のスタンド使い。笑
なんでか憎めない自分は
お花畑なのでしょうか。
美人のマライアと「バステト女神」
未来の読める兄弟の後には
「バステト女神」のマライアと
闘うことになります。
久しぶりの女性スタンド使い。
潜水艦でJOJOたちを
苦戦させたミドラー以来でした。
彼女のスタンドは
コンセントの姿をしています。
触れた人を磁石化させ
時間と共に磁力が強まっていくようになってた。
この罠に、ジョセフとアヴドゥルがかかってしまいます。
ジョセフが罠にかかった時
スタンドは岩にくっついてて。笑
岩にコンセントがくっついてるって
どゆこと？ってなってた。
けど触れちゃいけない気がするもの程
人は触りたくなってしまうと。
その直後から、彼の体に異変が起きていました。
朝食前、JOJOとポルナレフ
イギーが、泊まったホテルの前で
待っていた間に、2人は大奮闘。
すぐに姿を現したマライアだけど
敵が女性だと、闘いづらそうだった。笑
彼女は常に一定の距離を
保って、ジョセフたちの前に姿を現します。
離れすぎると、磁石の効果が
弱まるためです。
そして接近戦も好まないスタンド使い。
磁力の被害を受けないためなのかな。
けど彼女には、磁力化が
かなり強まった2人の
挟み撃ちにあう結末が待っていました。
その頃には、彼らが立てなくなる程に
たくさんの物が
体にくっついていました。
それが2人の間に立つ彼女目掛けて
一気に吸い寄せられることに。
S極とN極は引き合う。
これを狙って、ジョセフたちは
マライアとの距離を
両側からつめていっていました。
その直前のマライアはというと
勝ったとばかりに余裕の表情。
電線を切断し、バチバチと
放電しかけているそれが
ジョセフたちの方へ
引き寄せられていく様子を
見ていたからでした。
怯えたような表情で
演技をするジョセフがいた。笑
けど最後は、2人の体に
くっついていた大量の物に
両側からサンドイッチ。
気付いた時には手遅れで
彼女は全身骨折に。
再起不能のため
どうやら病院へ送られたようでした。
相手が死ぬまで徹底的に
やるんじゃなくて、リタイアするまで
ってなってきてるところに
描かれている時代の変化を感じています。
そしてその頃
JOJOたちの所には
アレッシーという名の
スタンド使いが向かっていました。
後半も待ったなしに
敵がどんどん登場してきます。
コミック（カラー版/モノクロ版）
6巻
Kindle モノクロ版
8巻
9巻
Kindle カラー版
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