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『ジョジョの奇妙な冒険』第4部 ダイヤモンドは砕けない 9巻【漫画アニメ・あらすじ感想】

マンガ・アニメ感想

こんにちはの東です。
今回は『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』の9巻について書いていきます。

作者は荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)さん。
第4部は、アニメだけでなく
実写映画化もされているパートです。

岸辺露伴に続く災難。
ギクシャクでありながらも
そんな彼を助けに行く仗助がいました。
そして姿を変えた吉良吉影に
外見以外の部分でも
微かな変化が生まれていきます。

ブログでは、新しく出版された
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んで下さい。

あらすじ


ジョジョ ポータルサイトより出典

宿敵DIOを倒してから
10年の時が経っていました。

第2部の主人公、ジョセフ・ジョースター。
彼に隠し子がいたことが発覚し
空条承太郎(くうじょう じょうたろう)と
東方 仗助
(ひがしかた じょうすけ)が
出会うことで、物語が動き出します。

杜王町(もりおうちょう)で
スタンド使いが増えている理由。
謎を暴き、町を守る為
仗助たちの奮闘する様子が描かれています。

 

登場人物・声優

■東方 仗助
(ひがしかた じょうすけ)
声:羽多野渉/小野友樹(少年時代:大地葉)
実写:山﨑賢人

ジョセフの隠し子で
ぶどうヶ丘高校の1年生。
スタンドは「クレイジー・ダイヤモンド」。
前回、最悪な結末を迎えた
露伴とまた一緒に行動する回。
彼の家で火事が起こる
原因になった仗助。
この後ろめたさは長く続きそうです。

■広瀬 康一(ひろせ こういち)
声:朴璐美/梶裕貴
実写:神木隆之介

仗助の同級生で
スタンドは「エコーズ」。
名前だけで今回はお休み。

■空条 承太郎
(くうじょう じょうたろう)
声:小野大輔
実写:伊勢谷友介

第3部の主人公。
ジョセフの孫であり、仗助の甥。
露伴と同じように
承太郎も康一に一目置いている人です。
康一と一緒の場面が
浮かびやすくなっていました。

■吉良 吉影(きら よしかげ)
声:小山力也/森川智之

杜王町に潜む殺人鬼。
スタンドは「キラークイーン」。
人と深く関わることのなかった吉影。
姿が変わり、関わる人が増え
彼の様子に変化が生まれてきていました。

■吉良 吉廣(きら よしひろ)
声:島田敏/千葉繁

吉影の父。
スタンドは「アトム・ハート・ファーザー」。
息子の為に、スタンド使いを
杜王町に増やし
仗助たちを襲ってくる人物。

■噴上裕也(ふんがみ ゆうや)
声:神原大地/谷山紀章

スタンドは「ハイウェイ・スター」。
事故で重傷を負い
体を回復させるための
養分を求めていました。
病室で3人の女性に囲まれて
看病してもらえる生活は
そこだけ見ると、なんだか楽しそうです。

 

まとめ感想

きっちりとした巻数ではなく
話の区切りで画像を載せています。
なので、この巻も話に
含まれているというふうに
見てもらえたらと思います。
 

仗助と露伴、前回の賭けのトラブルはチャラに?

吉良吉廣(きら よしひろ)
大柳賢(おおやなぎ けん)
岸辺露伴(きしべ ろはん)
敗れた為
新たな刺客を用意していました。
矢に意志があるようで
吉廣はそれに従って
ターゲットを選んでいきます。

今回は事故で重症を負った少年。
彼は自分の体を治す為の
養分を欲していました。

この話もまた露伴と
東方仗助 (ひがしかたじょうすけ)の回。
前回に起きた賭けの恨み
どうしてくれようかと
既にピリピリの露伴。笑
さすがにやりすぎたと
下手に出る仗助の図がおもしろでした。
 

2人の乗ったバスがトンネルに
入った時のことです。
そこであり得ない光景を
露伴だけが目撃することになります。

トンネルの壁に住宅のドアと窓が。
その奇妙な造りに見入る露伴。
仗助は気づいていません。

更に中には倒れている女性と
彼女の手首を切ろうとしている男性の後ろ姿。

これはもしやもしやと思ったけど
後日、露伴が
単独でそこに向かって
戦うことになった相手は別人でした。
 

露伴を待ち構えていたのは
ハイウェイ・スターというスタンドです。
時速60kmでどこまでも
追いかけてくるので
普通に走っただけでは逃げきれません。

そしてスタンド使いの
噴上裕也(ふんがみ ゆうや)
全身包帯グルグルの
重症を負い離れた病院にいました。

彼は意識不明になるほどの
重体だったはずが
ハイウェイ・スターが吸った
露伴の養分で、だいぶ回復。
むしろ嗅覚が良くなりすぎていたりと
常人よりも力を得る程になっていました。

 
スタンドの能力が馴染む早さ。
素質のある人たちは
説明がなくても
実践で習得できてしまうという。

特殊能力を得てビビるんじゃなくて
前のめりに使いまくってるところ
すごいなと思いました。

 
露伴が養分を吸い取られ
動けなくなってしまった頃
彼が見た部屋の話をまともに
聞こうとしていなかった
仗助がトンネルの前にやってきます。

言ってることとやってることが違うと
自分で言ってるあたり。
けどこういう部分を見てると
仗助のスタンド
クレイジー・ダイヤモンド
能力にストンとくる自分がいます。

攻撃だけでなく、回復能力にも長けているところ。
なんとなく仗助な感じがしました。
 

その後の彼にはハイウェイ・スターに
散々追いかけられる展開が待っています。
けど露伴のバイクがあったおかげで
時速60kmの問題をクリア。

最初はハラハラだったものの
トラブルが起きても
問題ないとスルスル解決してしまう仗助。
最後が痛快のクリアっぷりでした。

 
行き当たりばったりでも
その場で、すぐに作戦が思いつく頭。
そんな彼にとって
最後に出てきた問題が
道に迷ったことっていう。笑
この血筋は、どうなっているんだってなってます。

そして、余裕な仗助と
病室で女子たちに看病され
ウハウハの噴上裕也。

露伴の養分で、だいぶ回復していたけど
なりたてほやほやのスタンド使いと
勢いづいている仗助の勝敗は、既に見えていました。

 

穴の開いた猫と、しのぶと吉良吉影

まさか吉影があんな
キュンなキャラになるとは。
奇妙な一家を見ているのが
楽しくなってきてます。

その分、前の吉影を
思い出しづらくなっていたり。
今の外見がハマってて
吉廣とはどんな再会になるんだろうと思いました。
 

女性の首を見ると
絞め殺したくなってしまう吉影。
奥さんのしのぶを前に
その衝動に駆られながらも
堪えていた彼です。

けど殺したい欲求から
気づけば守る側に。
いやいや、それは身の回りで
騒ぎが起これば
正体がバレてしまうからだと
自分を否定していた吉影。

吉良吉影はどういう人だったっけと。
空条承太郎(くうじょう じょうたろう)
広瀬康一(ひろせ こういち)を痛めつけた
彼ですが、しのぶの前では様子が違っていました。
 

この一家は3人家族です。
一人息子の早人(はやと)はというと
以前から父と母が
本当に愛し合っているのかを
知りたくて、隠しカメラでコソコソ。笑

そして最近の母が
父にときめいている様子と
奇妙なことが増えた父を見て
ひとり怪しんでいました。

吉影が小さな早人に
勘づかれているのが面白かったです。
更にそのことに、吉影自身が
気づいていないところ。
スタンド使いではない早人が
どうやって吉影の正体を暴こうとするのか、先が楽しみな展開でした。
 

また吉影たちの家に
突然姿を現した
喉に穴の開いている猫。
それは矢によってできたものです。

ですが猫はスタンド使いの能力に
目覚める前に、しのぶが原因で死んでしまいます。
そこからの怨みが
死んだ猫の能力になっていました。

もう普通の姿ではなくなってしまった猫。
その標的であるしのぶを
無意識で守ろうとしている
吉影が描かれています。

 

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