『ジョジョの奇妙な冒険』第4部 ダイヤモンドは砕けない 5巻【漫画アニメ・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
ジョジョの世界に戻ってきました。
今回は『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』5巻のお話です。
作者は荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)さん。
第4部は、アニメだけでなく
実写映画化もされているパートになります。
前の巻で登場した
岸辺露伴が、主要キャラになって
関わってきます。
広瀬康一は、彼にも好かれて
主人公の東方仗助とは別で
彼が中心になってできている輪が
また面白くなってきました。
ブログでは、新しく出た
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。
もくじ
あらすじ
宿敵DIOを倒してから
10年の時が経っていました。
第2部の主人公、ジョセフ・ジョースター。
彼に隠し子がいたことが発覚し
空条承太郎(くうじょう じょうたろう)と
東方 仗助
(ひがしかた じょうすけ)が
出会うことで、物語が動いていきます。
杜王町(もりおうちょう)で
スタンド使いが増えている理由。
謎を暴き、町を守ため
仗助たちの奮闘する様子が描かれています。
登場人物・声優
■東方 仗助
(ひがしかた じょうすけ)
声:羽多野渉/小野友樹(少年時代:大地葉)
実写:山﨑賢人
ジョセフの隠し子で
ぶどうヶ丘高校の1年生。
スタンドは「クレイジー・ダイヤモンド」
同級生と一緒な時の仗助。
甥である承太郎と一緒な時の仗助。
彼の様子の違いが楽しいです。
■広瀬 康一(ひろせ こういち)
声:朴璐美/梶裕貴
実写:神木隆之介
仗助の同級生で
スタンドは「エコーズ ACT2(アクトツー)」。
今回も彼は、また人を
引きつけてしまいます。
第2の主人公は、色々な事件に
巻き込まれつつも、成長を続けていました。
■虹村 億泰(にじむら おくやす)
声:高木渉/幼少期:齋藤小浪
実写:新田真剣佑/幼少期:岩田琉聖
スタンドは「ザ・ハンド」。
億泰の方が、露伴よりも力は強いはず。
けど2人の戦い方の違いからか
億泰にとって、彼は手強い相手に見えました。
■空条 承太郎
(くうじょう じょうたろう)
声:小野大輔
実写:伊勢谷友介
第3部の主人公。
ジョセフの孫であり、仗助の甥。
彼より冷静な登場人物は
今後登場するのかなって。
承太郎のプレッシャーに
耐えた仗助はさすがでした。
■ジョセフ・ジョースター
声:杉田智和/石塚運昇/石塚運昇
79歳のおじいちゃん。
彼にとって仗助は息子(隠し子)であり
承太郎は孫になります。
スタンドは「ハーミットパープル(隠者の紫)」。
今回は、名前だけの登場です。
■音石 明(おといし あきら)
声:森久保祥太郎
ギタリストであり、虹村形兆を殺して弓矢を奪った人物。
スタンドは「レッド・ホット・チリ・ペッパー」。
彼のやらかしたことが
未だ杜王町(もりおうちょう)に残っていました。
■虹村 形兆(にじむら けいちょう)
声:志村知幸(幼少期:東内マリ子)
実写:岡田将生
億泰の兄。
音石明に殺されてしまった人物。
彼の持っていた弓矢によって
杜王町のスタンド使いが
確実に増えていました。
■岸辺 露伴(きしべ ろはん)
声:神谷浩史/櫻井孝宏
実写:高橋一生
杜王町に越してきた人気漫画家。
スタンドは「ヘブンズ・ドアー(天国への扉)」。
彼の故郷は杜王町でした。
登場したばかりの新キャラだけど
早速、彼の過去を知っていくことになります。
■矢安宮 重清(やんぐう しげきよ)
声:山口勝平
ぶどうヶ丘中学校の中学2年生。
あだ名は、重ちー。
いつも鼻水を垂らしてて
体重ずっしり、母は美人。
スタンドの「ハーヴェスト(収穫)」で
小銭を集めるのが、彼の日課でした。
まとめ感想
きっちりとした巻数ではなく
話の区切りで画像を載せています。
なので、この巻も話に
含まれているんだと見てもらえたらと思います。
岸辺 露伴と東方 仗助
漫画家である
岸辺 露伴(きしべ ろはん)。
彼に捕まった
広瀬 康一(ひろせ こういち)を
助けるため、彼の屋敷に突撃した
友達の虹村 億泰
(にじむら おくやす)は
その性格から、簡単に露伴の罠にはまってしまいます。
けど主人公の、東方 仗助(ひがしかた じょうすけ)は違いました。
前の巻からの続きです。
内容を忘れてしまった人はこちらから。
『ジョジョの奇妙な冒険』第4部 4巻のあらすじ感想
この一件で、露伴のスタンドの
他にはない魅力を楽しめるのはもちろん
仗助が、どうしてあのリーゼントを
バカにされると、ブチぎれるのか。
それが見えてきます。
そ、そんなことがあったのかー!って。
ナルシストなんだとばかり思ってて
ごめんねってなりました。
露伴は億泰の兄
虹村形兆(にじむら けいちょう)によって
覚醒したスタンド使いです。
彼の罠にかかった康一と億泰は
体が文字の入ったペラペラの紙みたくなっていました。
顔がペラペラめくれる
康一は、ちょっと怖かった。笑
記憶の印字されたページを読めば
露伴には、全部バレてしまいます。
そして、そのページに
露伴が何か書き加えれば
そのページの持ち主は
本人の意思とは関係なく
露伴の思うままに操れてしまうのが、彼の能力。
彼は3人とは、違う戦い方をする人でした。
けど彼の漫画原稿を見なければ
術にかかることはありません。
なので仗助は目をつぶって
露伴に攻撃をしようとするけど・・・。
仗助と露伴の出会い戦では
誰も予想してなかった展開で
露伴がボコボコにやられて終わります。
仗助は無意識で、康一と億泰を助けることに成功していました。
これは露伴が調子にのって
仗助の髪型を、何度もバカにしたのが理由。
このおかげで、仗助は不利だった状況から
逆転したのでした。
頭に血が上った仗助には
周りが見えていませんでした。
目を開いた状態で原稿を見せられても
それが見えていなかったのです。
露伴が戦闘不能になっても
彼を探して、暴れる仗助は無敵状態でした。
そんな彼を見て、どうして
あそこまでキレるんだと
漫画のネタを常に探し
探究心のある露伴は聞きます。
推測が入っているものの
この話が理由かもしれないと
答えたのは康一でした。
まだ仗助が4歳の時のことです。
彼は原因不明の高熱を出していました。
それは仗助の家系である
ジョースター家の宿敵、ディオを追って
仗助の父、ジョセフ・ジョースターと
仗助の甥にあたる
空条 承太郎(くうじょう じょうたろう)
が、エジプトに向かった時と一致します。
そして億泰の父がディオに
肉の芽(ディオの体の一部を
植えられることで、彼の奴隷になる)を植えられた時と同じ頃でした。
仗助の母は、彼を連れて
大雪の日の夜に、車を走らせて病院へ向かおうとしていました。
けど車のチェーンをつけているにも
関わらず、タイヤは
動かなくなってしまいます。
1、2kmは進まないと
何もない場所で、青ざめる母。
その時、彼女たちを救ったのが
仗助と同じ髪型の、学ランの少年でした。
彼は顔から血を流していたものの
自分の学ランを脱ぎ
タイヤの下に敷いたのです。
幼い仗助は、彼が車の後ろから
車体を押す姿を見ていました。
彼のおかげで、再び走り出せた車。
けどその彼とは、そのままお別れをしていました。
タイヤの下敷きになった
ボロボロの学ランを着て
雪の中、1人で帰ったのか。
その後、学ランの彼を探したものの
見つかることはありませんでした。
髪型をけなすことは
仗助の憧れる、その人をけなすことと同じなのです。
仗助にとって、その人は
いつまでもヒーローのような存在なのでした。
仗助と承太郎のネズミ狩り
音石明(おといし あきら)という
人物がいたのを覚えていますか。
戦っている最中もギターを握り
虹村形兆を殺して、弓と矢を奪った人です。
その弓矢で射られると
死ぬかスタンド使いとして覚醒するかの
どちらかに分かれます。
実は音石明が、弓矢を奪った後に
スタンド使いを増やしていたという
それが今回の敵です。
しかも相手はネズミ。
最初1匹と嘘ついていたものの
薬で自白させたところ
本当は2匹、スタンド使いに変えていたと。
それを調べたのは
ジョースター家と
深い関わりのあるスピードワゴン財団です。
承太郎は、彼らから情報を得ていました。
そこで仗助を連れて
2人でネズミ狩りに。
けど音石の、ウソにより
承太郎の計画が難航する様子が描かれています。
ジョースター家の歴代主人公の中で
一番クールな承太郎。
仗助も康一たちといると
わりと冷静な部分があるように
見えるけど、承太郎と一緒の時は
仗助の方が感情が出てるのが
楽しいところでした。
仗助にプレッシャーを
かける気は、一応ないらしい承太郎。
けどプレッシャーかけてるようにしか
見えない圧が。笑
そして承太郎が囮になって
必ず仕留めろよと。
最後までプレッシャー感じまくりの
仗助がいました。
仗助にとって、甥に当たる承太郎。
一回り離れてはいるものの
たまに兄弟のようにも見える時があります。
仗助は敬語だけど。
同級生の前では
リーダーのような雰囲気で
承太郎と2人の時は
少年の雰囲気がする仗助が見られる回でした。
岸辺露伴と幽霊の事件に巻き込まれた康一
漫画家、岸辺露伴と康一のターンです。
ついこの間、康一を
散々怯えさせた露伴。
康一の過去の記憶を
ページにして、だいたい把握した彼は
康一と気が合いそうだと言い出します。
また彼は、人を引き寄せていました。
康一、恐るべし。
露伴は康一に会うなり
彼に町の案内図がおかしいんだと話し始めます。
塾に向かおうとしている
康一のことはお構いなし。
そこから康一は、この奇妙な
一件に巻き込まれていくことになります。
露伴の話す奇妙なことは
たしかにおかしい出来事でした。
地図にないはずの道が
実際はあるのです。
そこまでなら、案内図が
古いだけかなと思うものの
その周辺をよく通る康一の記憶にもない道でした。
2人はそこに入り
不思議な体験をすることに。
それは、一度入ったら
抜け出せず、同じ道を何度もグルグル。
いつもの道に戻ることが
できなくなってしまいます。
けどそこに1人の少女が。
しかも彼女は、自分を幽霊だと言い
彼女の住んでいた屋敷と
首を切られた犬が
いつの間にか、いたのでした。
このお話は、完結しません。
そう感じるだけで、もしかしたら
終わっているのかもしれないけど
ここで次の話に行っちゃうのおおおって
自分はなっていました。
面白くなってきたところで、次のお話に。
露伴と、その幽霊に
実は関わりがあったのです。
15年も前の記憶で
彼は忘れていたのでした。
スタンドの能力で
人の記憶を本のページにして読める露伴。
けど自分の過去の記憶と
先の起こりえることを、知ることはできないのだと。
少女は、彼にとって
かけがえのない人なのでした。
他にも面白かったのが
その道から、現実の世界に戻ろうとする時のこと。
2人が迷い込んだ場所は
あの世と、この世の境目でした。
そこから戻るとき
決して後ろを、ふり向いてはいけないと。
この話は他でも聞いたことがあって
もしかしたら、本当にそんなことがって
イメージが膨らむ東でした。
出会って数分で仲間になり、すぐにお金で崩れた重ちー
この日は、自分の預金が数百円で
頭を抱える仗助から始まります。
彼と億泰が町で見かけた
大量の小さなスタンド。
小銭を拾って、走っていく様子を
不思議そうに追いかける2人がいました。
その先で出会った
ぶどうヶ丘中学2年の
矢安宮 重清(やんぐう しげきよ)と関わることで話が進みます。
あだ名は重ちー。
体重も110kgで重そうだった。
彼はスタンド使いに出会えたのが
初めてらしく大喜び。
これまでスタンドを使って
集めていた小銭の半分をくれると
突然言い出します。
同じスタンド使いの仲間だからと。
ウハウハの億泰とは対照的に
仗助は出そうなヨダレを堪えて
彼に話します。
簡単にモノやお金をあげるもんじゃないと。
そこで、代わりに
仗助が出すアイデアを
重ちーのスタンドが実行して
お金をゲットしようという話に。
それで得たお金の半分を
仗助たちに分けるはずでした。
これが1発目で、いきなり
成功しちゃったもんで
重ちーの態度が豹変。
怒る億泰と、なだめる仗助の様子が描かれています。
しかもそれだけでなく
拾った宝くじが、500万円を当てるという。
頭の中でHAPPYの花火が
打ち上がる2人。
その様子に、拾ってきたのは
自分のスタンドだと、1人震える重ちーが
鼻水を垂らして、立っていました。
お金で変わってしまった重ちー。
3人の関係が、ここからどうなっていくのかが気になる巻です。
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