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『ジョジョの奇妙な冒険』第4部 ダイヤモンドは砕けない 11巻【漫画アニメ・あらすじ感想】

マンガ・アニメ感想

こんにちはの東です。
今回は『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』の11巻について書いていきます。

作者は荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)さん。
第4部は、アニメだけでなく
実写映画化もされているパートです。

吉良吉影との決戦に向けて
グイッと話が進んでいきます。
その前に、岸辺露伴
広瀬康一のストーリーが。
康一が、もう1人の主人公と
言われているように
露伴も重要な位置にいる人でした。

ブログでは、新しく出版された
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んで下さい。

あらすじ


ジョジョ ポータルサイトより出典

宿敵DIOを倒してから
10年の時が経っていました。

第2部の主人公、ジョセフ・ジョースター。
彼に隠し子がいたことが発覚し
空条承太郎(くうじょう じょうたろう)と
東方 仗助
(ひがしかた じょうすけ)が
出会うことで、物語が動き出します。

杜王町(もりおうちょう)で
スタンド使いが増えている理由。
謎を暴き、町を守るため
仗助たちの奮闘する様子が描かれています。

 

登場人物・声優

■東方 仗助
(ひがしかた じょうすけ)
声:羽多野渉/小野友樹/幼少期:大地葉
実写:山﨑賢人

ジョセフの隠し子で
ぶどうヶ丘高校の1年生。
スタンドは「クレイジー・ダイヤモンド」。
川尻早人目線の仗助は
ちょっと新鮮でした。
対面しても、早人の内心は知らず。
今回は次の巻に備えて控えめです。

■虹村 億泰(にじむら おくやす)
声:高木渉/幼少期:齋藤小浪
実写:新田真剣佑/幼少期:岩田琉聖

スタンドは「ザ・ハンド」。
彼も仗助と一緒で、今回は控えめに。
この巻は露伴と康一、早人のターンでした。

■広瀬 康一(ひろせ こういち)
声:朴璐美/梶裕貴
実写:神木隆之介

仗助の同級生で
スタンドは「エコーズ」。
露伴にとって仗助とは
真逆の位置にいたのが康一です。
露伴や承太郎にまで好かれている康一。
彼の素敵な面が、また覗く巻です。

■岸辺 露伴(きしべ ろはん)
声:神谷浩史/櫻井孝宏
演:高橋一生

人気漫画家であるスタンド使い。
スタンドは「ヘブンズ・ドアー」。
仗助と露伴、康一と露伴とで
一緒にいる時の差が楽しいです。笑

■空条 承太郎
(くうじょう じょうたろう)
声:小野大輔
実写:伊勢谷友介

第3部の主人公。
ジョセフの孫であり、仗助の甥。
最後のバトルには
欠かせない人物ですが
やっぱり仗助たちがメインになっています。
4部では頼りになるお兄さんな印象。

■吉良 吉影(きら よしかげ)
声:小山力也/森川智之

杜王町に潜む殺人鬼。
スタンドは「キラークイーン」。
本当は平穏に暮らしたいらしい吉影。
もう隠しきるのは不可能なところに。
目立ちまくりでした。笑

■吉良 吉廣(きら よしひろ)
声:島田敏/千葉繁

吉影の父。
スタンドは「アトム・ハート・ファーザー」。
吉良親子の場面も描かれていました。
本当に息子を想って
ここまでやってきた吉廣。
けどその想いが吉影に
届いているのかは、微妙なところ。

■杉本 鈴美(すぎもと れいみ)
声:広橋涼/原紗友里

杜王町に現れる幽霊。
露伴にとっての命の恩人であり
吉影に殺された少女。
吉影との決戦は
彼女にとっても重大なものでした。

 

まとめ感想

きっちりとした巻数ではなく
話の区切りで画像を載せています。
なので、この巻も話に
含まれているというふうに
見てもらえたらと思います。
 

岸辺露伴の救世主、広瀬康一

川尻早人(かわじり はやと)
吉良吉影(きら よしかげ)
狙われ、大ピンチだった時の
岸辺露伴(きしべ ろはん)の話が始まります。

杜王町(もりおうちょう)は
意外と狭く
露伴は知らぬ間に
吉影を自分の撮った写真に収めていました。

露伴が撮ったカメラに
早人が尾行している
雰囲気ムンムンで写っていたのです。
ランドセルにはフルネームが。
しかも少し先には
川尻浩作(かわじり こうさく)の姿をした吉影がいました。

 
そんなラッキー露伴が
更に有力な情報を得るのは、もう少し先に。

今回、彼は燃えた我が家の修理に
一般人の乙雅三(きのと まさぞう)
呼んでいたところ。
ですが彼の来訪で、露伴は
また被害に遭うハメになります。笑
がんばれ露伴。
 

乙の背中に取り憑いていた
自我のあるスタンド
チープ・トリック
露伴の背中に乗り移ってしまったのです。

今の彼の運はどうなってるのか。
けど広瀬康一(ひろせ こういち)
という救世主によって、露伴は命拾いすることになるのでした。

 
康一は、露伴にとっての親友。
あの露伴が、尊敬していると
言い切る理由の分かる展開が待っています。

背中を誰にも見せてはいけないと
乙がしていたように
常に何かにくっつけ
隠しながら移動する露伴。
階段もズルズルと
四つ足ブリッジで這っててホラーでした。

 
チープ・トリックが
露伴の自宅に来たのは
偶然ではありません。
彼は吉影が写っている写真を
燃やすため、吉廣が送り込んできたよう。
そのため露伴に取り憑いて
手がかりを消し去ろうとしていたのです。

けど露伴は、そう簡単にはやられません。
耳元でしきりに囁く声に反抗し
結局、燃やすことはありませんでした。
 

そこで露伴を操るのが
不可能だと悟った
チープ・トリックは
彼の背中を他の人たちに見せて
乗り移ろうとします。

けどその場合
露伴が助かることはなく
待っているのは、死のみです。
一度取り憑かれたら
どうしたって死ぬという
絶体絶命の中、彼のとった作戦がすごかった。

 

杜王町には不思議な
場所への入口があります。
露伴と縁のある死んだはずの
杉元鈴美(すぎもと れいみ)が久々の登場です。

何も知らないチープ・トリックは
露伴の思惑にまんまとはまり
向かった場所は、この世ではないところ。

後ろを振り向いては、いけないと。
そうすればどうなるのか
露伴と康一は、既に知っていました。

前の話がこうして
繋がっていくのが楽しいです。
死んだ人と
普通に話しができることを
受け入れている露伴と康一のメンタルも。
そして鈴美の可愛さも大きいものでした。

 

川尻早人VS吉良吉影

吉良吉影との最終決戦が始まります。
これが第4部最後のストーリーです。

彼とのバトルは
全体の何ページを占めていたのか。
東方仗助(ひがしかた じょうすけ)たち
全員VS吉良吉影1人で
成り立ってしまう彼の強さ。
けどそんな吉影を追い詰めたのが
子供の早人でした。

早人VS吉影のパートと
次の巻では、吉影VS仗助たちが待っています。
徐々に画面の密度が増して
いよいよなんだなと
最後の時が近づいていました。

 
吉影が家に来てしまったことで
いつの間にか巻き込まれていた早人。
スタンドも見えない一般人の彼が
吉影相手にここまでって。

早人がいなければ
仗助たちだけでなく
空条承太郎(くうじょう じょうたろう)までもが死んでいました。
途中から母を守らなければと
目の色が変わった早人は
カッコよかったです。

ですが早人は、吉影の悪事を知り
一度殺されてしまいます。
そして吉影は、やってしまった後の
絶望と、そこからの願いによって
スタンドであるキラークイーン
新しい能力を手に。
その力によって早人は生き返り
吉影の様子は、これまでに無い程
晴れやかなものになっていました。

 
そこからの早人は
何回も同じ朝を迎えることになります。
そんな早人には
あるルールが課せられていました。
吉影のことを
探ってくる人がいたり
早人自身が彼のことを
話してしまえば
その相手が爆破するというもの。

この不利な条件下で
早人はなんとかして
吉影のことを、伝えなければなりません。
そんな繰り返しの時間の中で
始めに遭遇したのが、露伴でした。

露伴の体が爆破していくところを
見るのは辛かったです。
何度も死ぬことになります。
そして死んだ後の露伴は
死者の鈴美の元へと移っていました。

 
その後、露伴を探していた康一や仗助
承太郎、虹村億泰
(にじむら おくやす)
たちまでもが
目の前で死ぬのを
早人と見ることになります。

怖さに震えて汗かいて涙流して
繰り返す中で記憶があるのは、早人だけ。
誰にも相談できずに
それでも振り絞って
吉影と時間を相手に
戦った彼にこそ
スタンド使いになってほしいなと思いました。

なんとか仗助に
バトンを繋いだ早人は
また書いてしまうけど
やっぱりカッコよかったです。

 

コミック(モノクロ・カラー)

 

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