のほりひがし。 東の感想ブログ

『チェンソーマン』7巻 地獄の秘密と、デンジの心臓狙って大乱闘【あらすじ感想】

マンガ・アニメ感想

こんにちはの東です。
今回は『チェンソーマン』7巻の内容に触れていきます。

作者は藤本タツキさん。
第1部が『週刊少年ジャンプ』から始まり
第2部は『少年ジャンプ+』にて連載中。
アニメも2022年10月から放送中です。

デンジの心臓を狙って
たくさんの敵が攻めてきます。
そして何も知らない
無関係の人間は、人形にさせられ強制参加。
画面がめちゃくちゃでした。

ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んで下さい。

 

あらすじ

主人公のデンジは
悪魔であるポチタを助け
行動を共にしていました。
いつもふたりで悪魔を倒し
デビルハンターとして、お金を稼ぐ日々。

けどある日、彼は雇い主に裏切られ
悪魔に殺されてしまいます。
それを救ったのがポチタです。
デンジの体はポチタと
一体化したことで、一命を取り留めるのでした。

そしてマキマと出会い
公安のデビルハンターとして
悪魔と戦っていくデンジの様子が描かれています。

 

登場人物

■デンジ
声:戸谷菊之介/幼少期:井上麻里奈

マキマと出会い
公安のデビルハンターになったデンジ。
周りの迫力で
今回あんまり書けませんでした。

■ポチタ
声:井澤詩織

デンジと契約をした
モニモニしてそうな可愛いチェンソーの悪魔。

デンジが繰り返し見るポチタの夢。
ポチタの秘密が
天使の悪魔によって
少し明かされることになります。

■マキマ
声:楠木ともり

公安のデビルハンターであるデンジの上司。
疑い始めるとキリがなくて。
けどこの乱闘を見ていると
いったん別の場所に置いておこうって思えてくる。笑

■早川 アキ
声:坂田将吾

マキマの指示で
デンジが配属された
公安対魔特異4課の先輩。
天使の悪魔との時間は
彼に重要なことを知らせてくれます。

■パワー
声:ファイルーズあい

アキの指示でデンジと
組むことになった「血の悪魔」の魔人。
車の運転ができなくて
人をひいてしまうのが、突然すぎて笑いました。

■姫野(ひめの)
声:伊瀬茉莉也

アキの先輩であり、彼のバディであった姫野。
右目を引き換えに
幽霊の悪魔と契約をしていました。
ヘビの悪魔を使う少女との戦いで
力及ばず、この世を去ってしまいます。

■東山コベニ(ひがしやま コベニ)
声:高橋花林

新人のデビルハンター。
1番の怖がりさんなのに
公安に残っている人。

暴力の魔人といる時の
コベニは穏やかで。
平和のほうが好きと言う彼女。
「けどボーナスの方がもっと好き。」
と6巻からの流れで
思ってしまいました。

■暴力の魔人
声:内田夕夜

暴力の悪魔でありながら
ラブ&ピースだと
暴力を好まない変わった魔人。

魔人は元々人間です。
それが魔人になってからも
珍しく人の脳が多く残っているタイプなのでした。

■天使の悪魔
特異4課で、デンジやアキたちの
師匠である岸辺(きしべ)の次に強い存在。
アキは彼から重要な話を聞くことになります。

■レゼ
銃の悪魔の仲間であるボム。
彼女もデンジと同じように
首の部分についているピンを
抜くことで、爆弾の悪魔に変身していました。
マキマと天使の悪魔にやられて死亡。

■岸辺(きしべ)
声:津田健次郎

デンジたちの師匠。
マキマに盗聴されていると
知りながら過ごすのは
対面した時、どんな気分だろう。

 

感想

地獄で死ぬ直前に聞くエンジン音

周りが深刻な話をしている中
パワーと一緒にウハウハのデンジ
レゼとのバトルの映像が
テレビで放送されてしまっていました。

悪魔でも魔人でもないという
珍しい存在のデンジ。
その為、マキマのそばに
置かれていました。

それが世界中に知れ渡ることに。
デンジの心臓を欲しがる敵は
これから更に増えるだろうと
彼女は予想します。

けどそんな状況で
マキマの漏らした言葉に
引っ掛かるものが。

「ボムちゃん…
仕事は果たしたってワケか」の独り言。
まるでマキマがレゼの
役割を知っているような口ぶりでした。
 

銃の悪魔の仲間と言われていた
レゼの役割を、知っているマキマ。
そして彼女を殺したのもマキマ。

彼女はデンジが世界中の敵から
狙われる状況を作りたかったのかと。
そう見えるのですが
マキマが言うには
敵が、彼女の元からデンジを
離そうとしているのだそう。

ボソッと漏らした
独り言は早川アキには
聞こえていなかったものの
彼は冷静に、その後のマキマの話しを聞いていました。

こうしてアキやマキマが
深刻な話をしている間も
旅行のことで盛り上がっているデンジ。
事態の深刻さよりも
彼女との旅行に舞い上がっていたい様子でした。

 

地獄で聞こえるエンジン音

アキは天使の悪魔と
バディを組んでから
そっち側の話を知れるようになっていました。
 

天使の悪魔いわく
悪魔が本当の意味で死ぬことは無いのだそう。
その名前に恐怖する人がいる限り
地獄でまた蘇ることができるのだと。

そして悪魔たちも
輪廻転生を繰り返し
地獄で死ねば、またこの世界に来れるらしい。
けどみんな当時の記憶が曖昧で
確証はありません。

それでも誰もが地獄で死ぬ直前に
聞いた音があるんだと、彼は続けます。

特異課の全員が
同じ音の記憶を持っており
不思議がる天使の悪魔。

それはデンジが変身する時の音と
一致していたのでした。
 

マキマは銃の悪魔を殺す為に
特異課にいる隊員の力を
必要としています。

けど銃の悪魔の存在は
世界中に知れ渡っていました。
だからこの世界で殺しても
地獄に送るだけということです。

なので本当の意味で倒すには
その存在に恐怖する者全てを
消さなければなりません。

マキマがこのことを
知らないはずがないだろうと。
そう思ってしまうのは
自分だけでしょうか。

マキマを慕っていたアキですが
天使の悪魔が
彼と話すようになったことで
関係が変わってきていました。

 

デンジの元に世界中から集結

テレビでデンジを知った存在が
世界中からやってきます。
銃の悪魔の被害に遭いながらも
生き残った3兄弟
山奥で暮らす師弟2人
中国のクァンシ
ドイツのサンタクロース。

一気に敵が集まってきて
もみくちゃな展開が。
公安側もマキマによって
対人護衛のエキスパートが
集められていました。

人間でマキマの指示に従う人は
それなり肝の座っている人たち。
デンジの苦手そうなタイプの人ばかりです。

京都の公安からも久しぶりの
黒瀬ユウタロウ
天童ミチコが召集されることに。
けど戦いに加わる前に
襲撃に遭ってしまう彼らの惨状が。

どんな人にも心を開いたら
最後までもちません。
悲しい展開でした。
 

京都公安の助っ人3人は
3兄弟に真っ先に殺されでしまいます。
そしてすり替わられて、話は先へ。

うっかりパワーに車でひかれたり
マキマが集めたメンバーにやられたり
たまたま生き残ったり。

その生き残った人物は
黒瀬になりすまし
東京にいる黒瀬の友人の家を
訪ねることにします。
体を休める場所を探していたのです。
 

けど彼は戦いのプロではなく。
友人から黒瀬の話を聞いているうちに
自分は何をしてんだと
泣く三男の姿がありました。

きっとここまで兄2人の後ろに
着いていくだけでも
精一杯だったんだろうなと。

友人が黒瀬の兄の話ではあるけど
「お前の兄さんが今の自分見たら
何ていうと思う?」と聞かれ
覚悟が決まった三男。

目を見開いて、もういない
兄2人を見つめている様子は
何かに取り憑かれたかのようでした。

 

師匠とトーリカ

雪山には2人の男女がいました。
1人はトーリカという男性。
もう1人は師匠と呼ばれている女性です。

師匠はトーリカに
キツネ狩りをさせていたところ。
矢を命中させ、皮を剥ぎ
お金にするのが今回の仕事です。

けど次の仕事では、そのキツネがデンジに。
彼を殺して心臓をもぎ取るのだと
師匠が教えていたところです。

 
トーリカにそれができるのかと
無言の問いかけがされていました。

けど師匠は、残り半年の寿命。
デンジの心臓を手に入れれば
彼女はデビルハンターをやめられるのです。

師匠には余生を戦いから
離れたところで過ごしてほしいと
トーリカは願っていました。

自分にできないワケがないと。
静かに強気であり
師匠を想っての返事が発せられていました。
 

その後、2人は早速
デンジたちに接触していたところ。
しかも気づかれることなく。

師匠はデンジのそばを
通り過ぎる間に
呪いの悪魔の釘を
彼に3回刺していました。
誰の目にも留まらない速さ。笑

けどトドメは刺さず
最後の1発である
4回目をトーリカに託します。
彼がこれをクリアすれば
呪いの悪魔たちを
トーリカに紹介すると。
ここからはトーリカの番でした。
 

他の大勢が派手にバトルを
繰り広げてる中、2人は
淡々と自分達の話を進めていました。

師匠はデンジに
3発刺したことで
契約により、指の感覚を一部無くすことになります。

2人を見ていると
アキと、彼の元バディである
姫野の姿と重なるものが。

トーリカにテストをクリアされるのは
ものすごく困るけど
師匠の余生を守ってほしい思いも。
複雑です。

 

クァンシとハッピーハロウィンな4人の彼女

中国からは、彼女を4人連れた
クァンシが攻めてきます。
4人への人権と義務教育を
上にいる人物からの
褒美として、クァンシは
この仕事を引き受けていました。

彼女のガールフレンドたちは
脳と目ん玉飛び出してたり
顔を縫われてたり
髪がオバケだったり
ツノが生えてたり。
年中ハロウィンな4人です。

そんな彼女たちを人質にして
この乱闘の中、クァンシに
取引を持ちかけた人物がいました。

それが意外な人で
あの岸辺(きしべ)でした。
そして人質を捕えたのは
デンジとパワーです。
 

「マキマを殺す協力するなら
全てを教える」と
メモで伝える岸辺。

マキマを既に
殺す気でいたことに驚いていました。
人間の側でなくなった時が
実行のタイミングだと思っていたので。

けどクァンシには
「この世でハッピーに
生きるコツは
無知で馬鹿のまま生きる事」と。
更には「大人しく
首輪つけときな」とまで
言われ、交渉は決裂。
それがバトル開始の合図でした。

 
クァンシは、岸辺の元バディです。
ならお互いのことは
よく分かっているはず。
岸辺も見込みゼロの人に
交渉しようとは思いません。

けど彼女は、テレビを例えに
現実は変わらないけど
自分の脳が変わってしまったと話していました。
きっかけは、知ったことです。

もう彼女は
岸辺とバディだった頃の
クァンシではありません。
マキマを殺す協力をしないあたり
重要なことを、彼よりも知ってそうでした。

 
そしてサンタクロースの
おじいさんも
生きている人形の軍隊で
突撃してきます。

その人形は、元は人間。
「触れられたら人間終了」とのことでした。

こうしていろんな敵が
一気に攻めてきて
めちゃくちゃになっているのが
楽しい巻です。

まだどの組とも
決着がつかないまま進行中。
だいぶ入り乱れて
盛り上がっていました。

 

コミック

 

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『チェンソーマン』アニメ公式ツイッターより出典

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