のほりひがし。 東の感想ブログ

『ジョジョの奇妙な冒険』第6部ストーンオーシャン 7巻 天国に向かって【漫画アニメ・あらすじ感想】

マンガ・アニメ感想

こんにちはの東です。
今回は『ジョジョの奇妙な冒険 第6部 ストーンオーシャン』の7巻について書いていきます。

作者は荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)さん。
1999〜2003年にかけて
週刊少年ジャンプにて連載されていた章です。

プッチ神父とジョリーンの
直接対決から脱獄まで
一気に話が進んでいきます。
こんなことが起きるのは
この刑務所くらいだろうと。
様々なバトルが繰り広げられていました。

ブログでは、新しく出版された
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んで下さい。

あらすじ


ジョジョ ポータルサイトより出典

第5部から10年後のアメリカが舞台です。
宿敵DIO(ディオ)との対決に
決着がついてから20年が経っていました。

轢き逃げ犯として、刑務所に
収監された主人公の空条徐倫(くうじょう ジョリーン)。
DIOを倒した承太郎
(じょうたろう)の娘であった為に
彼女は、過去から続く
因縁のバトルに巻き込まれていくのでした。

 

登場人物

■空条 徐倫(くうじょう ジョリーン)
声:沢城みゆき/ファイルーズあい

空条承太郎の娘。
何も知らないまま
承太郎のディスク奪還が始まって、ここまで。
この巻が一つの区切りになっていました。

■空条 承太郎(くうじょう じょうたろう)
声:小野大輔

ジョリーンの父であり、今は仮死状態。
承太郎のスタンド
スター・プラチナの
時を止める能力は本当に凄いものなんだなと。
そしてジョリーンは
同じ能力を持ってはいなくても
やっぱり親子でした。

■フー・ファイターズ(F・F)
声:白石涼子/伊瀬茉莉也

ディスクによって知性を得た
プランクトンの集合体。
F・Fに愛を。

■ナルシソ・アナスイ
声:中村悠一/浪川大輔

人を分解したことで捕まった殺人犯。
アナスイとF・F
アナスイとジョリーンのやり取りが
バトルの間にあって楽しかった。
ジョリーンといい感じに
持っていこうとして
緑の子に髪の毛食べられてたのがプププでした。

■エンリコ・プッチ
声:速水奨/中田譲治/関智一、半場友恵(幼少期)

G.D.st刑務所の
教誨師(きょうかいし)であり
ホワイトスネイクの本体。
囚人が改心できるよう
教育をしていた裏側で
承太郎のディスクを狙っていた人物。

 

まとめ感想

緑の赤ん坊を捕獲せよ

みんなどこまで行けば休めるんだろ。

空条 徐倫
(くうじょう ジョリーン)

ナルシソ・アナスイ
懲罰房の外にあったボート内で
スタンドのヨーヨーマッと。

そしてフー・ファイターズ
(F・F)
は、懲罰房に戻り
そこでヨーヨーマッの本体である
DアンGを倒すことに成功していました。
 
F・Fのおかげでヨーヨーマッは消失。
けど息つく間もなく
今度はヨーヨーマッに
飲み込まれていた、緑の赤ちゃんのお目醒めが。

どう見ても普通の
赤ちゃんじゃない緑の子。
ボートから落ちかけている
赤ん坊の手をアナスイが咄嗟に掴もうとした時のことです。

その子を掴めるどころか
近づけた彼の手の甲に
小さな手形がクッキリとついていたのでした。

手の甲が凹んで
煙が出るほどの何を赤ん坊がしたのか。
めちゃくちゃ痛そうだった。

謎だらけの赤ん坊に
遊ばれているような
奇妙なバトル?追いかけっこ?の始まりでした。
 
どうしてハテナが
つくのかというと
赤ん坊は静かにハイハイして
前に進んでってるだけだったからで。

その子がプッチ神父
手に渡るのだけは阻止せねばと
必死になっていたジョリーンとアナスイ。

最初は赤ん坊を
追いかけていただけでした。
それが途中で赤ん坊のスタンドが出現。

赤ん坊に近づくのを
ジャマしているようで
なかなか辿り着けないジョリーンたちがいました。

 
まずハイハイに
追いつけないってどゆこと!?っていう。笑

その子はよちよちぺたぺた
普通の赤ん坊と同じように
前に進んでいきます。

けど問題は赤ん坊が普通じゃないこと。

ジョリーンたちが走って
近づこうとした時
赤ん坊のそばにあった石ころが
彼女たちのほうに転がってきていました。

それがジョリーンの
足元にきた時には
でっかい岩になっている謎現象が。

そして追いかけている間の
ジョリーンとアナスイの身長伸縮現象まで。

ワケが分からないながらも
赤ん坊を逃したらマズイと
それだけで突っ込んでいこうとしていたジョリーンでした。
 
けど、そんな彼女を必死に
止めようとするアナスイ。
彼は慎重に、起きたことを分析しようとします。

その結果、彼が出した答えは
永遠に赤ん坊のいるとこには到達できないというもの。

けど彼の言うことに
「なに言ってんのよ!」と。
アナスイの話しを聞いても
まったく揺るがないジョリーンは
そのまま走り出していきます。

追いつけるのか、できないのか。

そしてジョリーンが突破口を
見つけかけたところで、ジャマが入るという。
それが赤ん坊のスタンドです。

謎だらけのスタンドと、もっと謎な緑の子。

その後、赤ん坊のとった行動に
この追いかけっこは
いったいなんだったんだってなっていました。
やっぱり赤ちゃん。。。

謎だらけの赤ん坊に
動揺するジョリーンと
警戒を強めるアナスイがいました。

 

VSプッチ神父&ホワイトスネイク

DアンGが死亡し
庇うものがなくなったプッチ神父。
神父とF・Fのバトルが始まっていきます。

神父の命令に従っていた時からのF・Fの変化。
あの頃とはもう違うF・Fなのでした。
 
何が彼女を変えたのか。
それはジョリーンたちと過ごした時間です。

そして彼女が
最も恐れているのは、思い出を失うことだと。

その思い出こそが
知性であり、体の細胞に
勇気を与えてくれるものなのだと、彼女は実感していました。
 
今、F・Fが
倒そうとしている相手は
自分に2枚のディスクを与えた人です。
神父は1枚を知性のディスク
もう1枚が能力のものだと言います。

けどディスクだけが
彼女を作っているのではないんだと言い張るF・F。

それでも神父にディスクを
抜き取られればどうなってしまうのか。

またF・Fを作り出した神父は
彼女がどういう生物なのかを
よく理解していました。

常に先回りされているような
バトルは懲罰房から始まって
外へ移り、ジョリーンたちまでもが大打撃を受けるものに。

神父の正体もバレて
いよいよな時がきていました。
 

そして、ここでまさかのウェザー・リポート登場。

ついにきた神父とジョリーンのバトル。

からのそんなあああ!ってなることが待ってます。

これまでもウェザー・リポートと
F・Fが、一緒に闘っていたらと思う展開でした。
 
ウェザー・リポートは
天気を操る能力の持ち主です。
F・Fにとって必要不可欠な
水を降らせることが、彼には可能でした。

どうして今まで
一緒じゃなかったのおおおって
F・Fが誰よりも
ボロボロになっていた分思ってしまいました。
 

神父とのバトルでF・Fは
これまでにない大ダメージを。
人間じゃないことが
彼女の強みではあるけど
バトルの最中には顔面1枚に。

眼球すら無くなって
再度形成することが
難しそうなところまで
いってしまったF・Fです。

けどそれはアナスイも同じく。
さすがにF・Fほどではなかったけど
3対1でも、彼やジョリーンも重症でした。
 
ウェザー・リポートが雨を降らし
助っ人が現れたはずのこの展開。

ならどうして
こんなことになってしまったのか。

全てはピンチをチャンスに転じさせた、神父の執念にありました。
 
人が敗北する原因は「恥」のためだと。

その恥を自分の試練とし
窮地に立たされても
完全に敗北したわけではないと
言い聞かせていた神父。

この時点で、赤子のことを
一番理解しているのは彼でした。

真の勝利者になるには
赤子を支配する必要があると彼は言います。
 
そして、自ら体を差し出し
赤子に体を喰わせた神父。
血を吐きながらも
「これで君の世界に共に旅立てるぞッ!」と。

神父には、どんな世界が見えているんだろう。
その答えが分かるのは、次の新月の日のようでした。

 

刑務所主任看守ミューミューによる記憶制限

DIO(ディオ)が本当に心許した友がいたとはで。
神父は彼の言葉の通りに
ここまで進んできていたのでした。

そして刑務所でやることはもう終えたと。
彼は最後に必要なものを
探しに向かいます。
それはものではなく場所です。

その場所を目指して
1人刑務所をあとにするのでした。
 
一方、仲間の
エンポリオ・アルニーニョ
無事に合流できたジョリーン。
彼女は取り戻した
空条承太郎(くうじょう じょうたろう)
のディスクから
彼の20年分の記憶を読んだところでした。

承太郎の身に何が起きていたかを
知ってしまったら
もう今までの彼女ではいられないなと。
すぐさま脱獄を図るジョリーン。
 
最初は、承太郎のディスクを
取り戻せれば、それで終わりのはずでした。
ですがDIOのことを知った今
彼女には、新たなやるべきことが。

神父が緑の赤ん坊によって得たものの封印。
それが次なる目的となり
ストーリーが進んでいきます。
 
けど過去に脱獄できたのは
エンポリオの知る限り承太郎1人。
承太郎の時を止める能力を
ジョリーンはもっていません。

けどそれがどうしたと。
諦める気配0のジョリーン。

神父不在の今
真の看守ミュッチャー・ミューラー
(ミューミュー)

この刑務所のラスボスでした。

 
主任看守が、まさかの女性。
またどうして多くの
スタンド使いが脱獄しようとしても
失敗に終わったのか。
そのワケが、すぐに分かります。

もし自分の覚えていられることが
3つまでに制限されてしまったら。
彼女の能力は記憶に制限をかけるものでした。
 
ジョリーンは、ペンで糸でと
体にメッセージを残し
少しずつ前に進んでいたものの
問題は同じようにミューミューの
攻撃を受けてしまったエンポリオ。

エンポリオは影から
ジョリーンのサポートに徹し
表立って闘うことはありませんでした。
 
彼は自分がミューミューの
攻撃を受けていることも忘れている状態です。

何度も感電するルートを
繰り返して皮膚はブクブクに。。。

けど彼は、このバトルの
キーになるものを持っていました。
それをジョリーンに
伝えようとしていたのです。
 
それでも覚えていられるのは、この3つだけ。
・飲み水をこぼしてしまった
・コンセントを抜かないと
・漏電してるんだ

そこに新しい4つ目の記憶が加わるとどうなるのか。

ミューミューの攻撃を
受ける前の記憶は
残っているものの
その後の記憶を1つを失ってしまいます。

それが彼女のスタンド
ジェイル・ハウス・ロックの能力なのでした。
 
この能力には
エンポリオに限らず
ジョリーンも大苦戦。

また記憶を忘れるというものだけど
それが出来事だけでなく
人や、自分に向かってくる
銃弾にも当てはまる面白さ。

人や銃弾など、彼女の
目に映るものも、3つまでしか
捕らえることができないという
なぁにィィィッ!?な能力だった。
 
ミューミューが大勢の人に
紛れて、ジョリーンに近づいても
視界にいるはずなのに、見つけられないトラップ。

ミューミューも
うまぁく隠れて接近してきます。
ジョリーンの記憶に存在しない
見えないスタンド使い相手のバトルでした。

 
3つまでしか覚えてられないって
なった時、自分なら3つ覚えてたいなと。笑

けどジョリーンはあえて
1つを捨てて、記憶を2つに絞ってみせます。

それ以外、直近のことは何も
覚えていないにも関わらず
「こっちから捨ててやるッ!」と。
また「敵が誰かなんて
どうでもいい事だ!」って
言い切るジョリーンの強さに惹かれてた。
 
記憶が抜け落ちてるって
分かっているところから
さらに捨ててくのは、勇気と度胸のいることだと。

本当に大切なものだけで
突っ込んでいくジョリーンと
全体を見て戦況を把握する
ミューミューのバトルが描かれています。

 

コミック モノクロ・カラー版

 

配信一覧

U-NEXT

アニメ配信ページ

NETFLIX

アニメ配信ページ

Amazon

アニメ配信ページ

プライム会員は、追加料金なしで視聴可能です。