3話『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』不思議な家族の始まり【漫画アニメ・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回はアニメ化された
『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』について書いていきます。
作者は遠藤達哉（えんどう たつや）さん。
2019年より『少年ジャンプ+』にて
隔週月曜に掲載中です。
家族ができあがり
イーデン校への三者面談に向けた
準備が始まります。
こうしなければという
ロイドの理想の型を
見事に壊していくアーニャとヨル。
一流に触れるためのお出かけを通して
カチカチだった彼の雰囲気が
少しだけ変わったように見えました。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んで下さい。
あらすじ
3話予告動画
東国（オスタニア）と西国（ウェスタリス）。
隣あう2つの国には
見せかけの平和が続いていました。
水面下で熾烈な情報戦が
繰り広げられる中
東国（オスタニア）が自国への戦争を
企てていると、西国（ウェスタリス）は察知。
そこで西国（ウェスタリス）からの
スパイに<黄昏（たそがれ）>の
コードネーム（暗号名）をもつ
ロイドが選ばれたのでした。
けど任務遂行のためには
家族をもつ必要が。
そこでロイドは急遽
仮初（かりそめ）の家族を作ることに。
素性を隠した3人の
家族の物語が描かれています。
登場人物・声優
■ロイド・フォージャー
声:江口拓也
<黄昏（たそがれ）>の
暗号名（コードネーム）を持つ
西国（ウェスタリス）のスパイ。
自由なアーニャ、ヨルとの時間は
真面目な彼をほぐしていってるようにも見えた。
■アーニャ・フォージャー
声:種﨑敦美
<被検体007>として
生み出された実験体。
超能力をもち、人の心が読める
自称6歳の女の子。
人の集まる場所では
心の声が聞こえすぎるようで
苦しそうなアーニャがいました。
■ヨル・フォージャー
声:早見沙織
<いばら姫>の暗号名（コードネーム）をもつ殺し屋。
普段、静かな雰囲気だけど
いざという時には
誰よりも先に動く頼もしさがありました。
3話「受験対策をせよ」感想
フォージャー家、面接に向けて。
妻役にヨルを迎えたことで
擬似家族が完成したフォージャー家。
ロイド・フォージャー
アーニャ・フォージャー
ヨル・フォージャー。
彼らはスパイ、エスパー
殺し屋であり、普通の人には無い
能力が備わっていました。
さあ家族が揃ったぞと
あとは名門イーデン校の三者面談をクリアするだけ。
凄腕スパイのロイドが指導すれば
サラッとクリアしてしまうとばかり、思っていた東です。
けどアーニャもヨルも
彼の思うようにはいかず、手強い人物。
危険とかないはずの
面接試験は、彼らにとって
いろんな意味で難易度が高そうでした。笑
面接の準備に苦戦する
普通さが、特別なものに思えてほっこり。
ロイドは今までずっと
1人で戦ってきたのかなと。
チーム戦で、しかも周りは女性たち。
更にはちょっと変わってる女性と
ちっちゃい女の子っていうのは
彼にとって初めてのこと。
人一倍真面目なロイドは
一流のものに触れさせて
みっちり教育しようとしていました。
けどそのどれもが、上手くいかず。笑
初めて任務に挫けかけているロイドなのでした。
1人頭を悩ますロイドのそばには
お出かけをひたすら楽しむ2人。
けど人の多さに、アーニャは
心の声が聞こえすぎていたよう。
お出かけの途中で、とうとう
独り言を漏らし始めたロイドに
ヨルは気晴らしを提案します。
向かった先は、町を見渡せる静かな場所でした。
そこには、これまでにない
リラックスしたようなロイドの姿が。
思わず「おおっ」と
声を出しちゃう様子に和んでた。
それまではオペラを観たり
美術館にも行ったりした彼らだけど
町の景色を、見晴らしのいい所からただ見る。
これが一番、彼の心を
動かしてるように見えていました。
一流の作品に触れることも大事。
けど特にそれを求めていなかった
ヨルとアーニャ。
彼女たちを完璧にしなくてはと
1人で頑張ってたロイドの考えは
ほぼ空振りに終わります。
それでも、お出かけの時間が
3人の共通のものに。
トラブルもあったりしたけど
行く前と後では、ロイドが少し
変わっていたのを感じました。
おばあちゃんを助けたフォージャー家
3人が見晴らしの良い場所で
のんびり町を見渡していた時のこと。
3人の視界の中で
おばあちゃんがひったくりに
財布を盗まれてしまいます。
それを見ていただけな
ロイドのそばで、ヨルは全力疾走。
何も考えずに
体が動いてたヨルでした。
けど見失ってしまい
犯人を捕まえることはできず。
そこでアーニャが
こっそり超能力を発揮することになります。
たくさんの人の心の声が
聞こえすぎてて
ダメージ受けてたのがかわいそうだった。
それでもがんばったアーニャ。
たくさんの声の中に
犯人のであろうものが
聞こえてきたのでした。
アーニャは、その男がいる方へ
ロイドの意識を向けさせます。
エスパーだとバレないように上手く。
そして彼女のおかげで、ロイドは犯人を発見。
男は服装は変わっていても
歩き方が同じだったよう。
そこまで気づけるロイドの
能力にビックリでした。
スパイは目立ってはいけないと
いうのを忘れていたのか。
男に襲いかかり
一撃で仕留めたロイドのことを
たくさんの人が見ていました。
常人離れした彼の動きに
野次馬が増えるのも、無理ないことでした。笑
たまたまその場にいた人からすれば
何かの撮影現場かと。
そのくらい、非現実的なことが
ロイドたちにとっては
ごく普通の日常なのでした。
その後おばあちゃんに
お金を渡し、感謝をされたロイド。
彼は「ヨルさんがいなかったら
追いかけもしなかった」とポツリ。
それでもありがとうと
おばあちゃんに感謝をされることになります。
今まで影の存在として
生きてきたため、表で何かをして
人に感謝をされることがなかったロイド。
慣れていないからか
気恥ずかしそうに
コホンと咳をする彼がいました。
そんなロイドをアーニャは、ツンデレと言う。
最終的に、ロイドにとっても
今日はいい気分転換になったよう。
その後、帰宅してから
模擬面接をするも、未だに
彼の思うようには答えられないアーニャでした。笑
けどおばあちゃんから言われた
「あなたたち、とっても素敵な家族ね。」
の言葉が、彼の中に残ってたみたいで。
少し前進したことを感じているロイドなのでした。
この時のロイドの心の声が
アーニャに聞こえてるといいなって。
彼女にはなるだけ
あたたかい人たちの
心に囲まれててほしいなと。
人の心が聞こえすぎると
出かけられる場所も
制限されてしまうのが
分かった回でもありました。
良い事ばかりじゃないんだね。
アーニャの能力のことも
もっと知りたいなと思いました。
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