コミック4巻『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』新しい家族【ネタバレ注意・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回はアニメ2期が開始した
『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』の
コミック4巻を見ていきます。
作者は遠藤達哉（えんどう たつや）さん。
2019年より『少年ジャンプ+』にて
隔週月曜に掲載中です。
1つの事件を通して
特殊な能力をもった犬と
アーニャが力を合わせて
立ち向かう様子が描かれています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んで下さい。
もくじ
あらすじ
東国（オスタニア）と西国（ウェスタリス）。
隣あう2つの国には
見せかけの平和が続いていました。
水面下で熾烈な情報戦が
繰り広げられる中
東国（オスタニア）が自国への戦争を
企てていると、西国（ウェスタリス）は察知。
そこで西国（ウェスタリス）からの
スパイに〈黄昏 たそがれ〉の
コードネーム（暗号名）をもつ
ロイドが選ばれます。
けど任務遂行のためには
家族をもつ必要がありました。
そこでロイドは急遽
仮初（かりそめ）の家族を作ることに。
お互いに素性を隠した3人の
家族の物語が描かれています。
登場人物・声優
■ロイド・フォージャー
声:江口拓也
〈黄昏 たそがれ〉の
暗号名（コードネーム）を持つ
西国（ウェスタリス）のスパイ。
この巻で、彼の抱えるものが
また増えることになります。
世界の平和がかかっている
任務をクリアすることを考えると
少し重そうにしているロイドでした。
けどアーニャの嬉しそうな様子に
ゲッソリロイドも
その時は吹き飛んでそうな。
彼には彼女が必要に感じています。
■アーニャ・フォージャー
声:種﨑敦美
〈被検体007〉として
生み出された実験体。
名門イーデン校の1年生であり
人の心が読める自称6歳の女の子です。
アーニャは将来
強い人になってそう。
不思議なワンコの背に乗って
がんばったアーニャでした。
犬の頭に浮かぶことを
察知する能力がアーニャになかったら
ワンコとのエピソードは
きっと違うものになっていました。
他の人にとっては、能力の高い犬。
アーニャにとっては
未来がわかる犬として見え方に違いが。
■ヨル・フォージャー
声:早見沙織
〈いばら姫〉の暗号名（コードネーム）をもつ殺し屋。
彼女がいてくれたら
怖いもの無しです。
普段のフワッとした部分がなかったら
殺気が強すぎて
とても近寄れないキャラでした。
彼女を怒らせたら
確実にやられると思った方がいい。
ヨルが隠れボスに見えてきてます。
コミック4巻の感想(アニメ13〜16話)
これまではアニメの1話ごとに
書いてきましたが
今回は4巻まるまるの感想に。
コミックとアニメ両方の感想が混ざっています。
あの3人が帰ってきた
アニメ13話を観ました。
久しぶりの放送なのに
時間が空いた感じがあんまりなく。
そのくらいコミック3冊分の時間でも
お馴染みの3人になっていました。
娘役のアーニャ・フォージャーが
ワンコを欲しがり
お出かけしているところから始まります。
主人公のロイド・フォージャーにとって
父でいることは1つの任務で
他に新しいミッションがくれば
掛け持ちをするということに。
やっぱり凄腕のエージェントでも
どっちかに偏ってしまいますよねって。
アーニャ風に言うなら
2期始まり早々に、クソが長い父として
全国放送されてしまったエージェント〈黄昏〉なのでした。
そしてロイドがトイレタイムの間に
アーニャとはぐれ
1人大慌ての母役ヨル・フォージャー。
長すぎるロイドのトイレを
待っていたらしい彼女に
ゆる〜んとしていました。
家族3人お出かけの最中
ロイドに接触してきたのは
西国情報局対東課〈WISE ワイズ〉の1人です。
彼の話によると
学生たちによるテロで
ある外相が狙われているのだとか。
そのテロリストの1人を
捕まえたものの、有力なことは一切吐かず。
意志の強い彼に仕掛けるため
ロイドが呼ばれることになります。
どんな現場もロイドが来れば
簡単に解決してしまいそう。
裏切ったリーダーの役を
ロイドが演じ、それを見た
テロリストの1人はコロッとWISEの側へ。
そしてアジトの場所を吐き
WISEは早速で向かうことになります。
人の心の動きがわかっている人の
手のひらで動いている様子。
捕まったテロリストの学生は
それに気づいていません。
この展開をWISEの人たちは
当然の流れのようにして、冷静に見ていました。
学生1人が感情的になっている、この状況。
普段のロイドを知ってはいるものの
こういう場面になると
ちょっとヒヤッとするものがありました。
アーニャの前に現れた未来がわかるスーパーワンコ
ロイドはテロリストのことで
WISEの人たちに
連れていかれてしまったけど
一番最初の任務は、新しい家族を迎えること。
その為にペットショップや
保護センターに来ていました。
けどアーニャと縁があったのは
その場所ではなく
テロリストのアジトで
彼女のピンチを救った大きなワンコ。
しかも、その犬は爆弾犬として
爆弾を身につけ
テロリストたちはワンコに
外相を襲わせるよう計画していたのでした。
更に、その犬は
普通の犬ではありません。
人の心が読めるアーニャは
犬が頭に浮かべていたことも
察知できていました。
そのワンコには
未来を予知する能力が備わっていたのです。
プロジェクト＜アップル＞。
東国（オスタニア）による
あるプロジェクトの名前です。
東国（オスタニア）は
IQの恐ろしく高い
動物を、軍の戦力として
生み出そうとしていたのでした。
その実験台の1匹が、このワンコだったと。
けどその計画は行きづまり
中途半端な状態で終わってしまいます。
その中途半端に利用された彼らを
テロリストは、どこからか見つけてきたよう。
勝手に実験台にされ
計画が失敗したら、存在は闇の中へ。
サラッとロイドたちが
説明してくれるけど
とても恐ろしいことでした。
けどこの能力は良いなと
思ってしまう自分が。。。笑
もしこれが能力じゃなくて
犬を苦しめる
後遺症しか残らなかったら？
と思ったら、スパイファミリーの世界に
また少し優しさを感じたりも。
そしてそれはワンコにとっての
アーニャの存在もそう。
これまで実験台や
戦いの道具の扱いを受けてきたワンコ。
けどアーニャはワンコの能力を
悪いことに使うことはなく。
力を合わせてテロリストたちから
逃げようとする彼女に
心の優しいワンコも
勇気づけられていたようでした。
はは、ヨル・フォージャーが強すぎる件
ロイドたちがテロリストを
追いつめていた時
ヨルはアーニャを救う
スーパーママになっていました。
彼女がラスボスになることも
あり得るんじゃないかってくらいに強かった。
彼女の弟ユーリ・ブライアが
ブチギレても、あの形相にはなかなか。笑
普段のヨルと殺し屋のヨルは
明らかに別人でした。
蹴り1発で、弾き飛んでいく学生。
戦闘能力の高い犬も
彼女のひと睨みで逃げ出すという。
しかも、その犬はロイドには
噛み付いていたのに。笑
彼よりもきゃしゃなヨルだけど
能力が高められた犬でさえも
何もできませんでした。
最後も彼女の活躍があってのラストです。
いったいどうなっているんだと。
けど殺しの仕事ではなく
国の平和を守れたと、心から喜んでいるヨル。
彼女の仕事がバレないか
ヒヤヒヤする時もあります。
それでも彼女の強さが
良い方に働いたらと思うと
すごく心強い存在に感じました。
今後、ヨルの立場がどうなっていくのか。
ここも物語の気になる部分です。
もちろんロイドの力もあっての
展開を迎えています。
作戦を立て
敵の目を欺くのが得意な彼と
ヨルを見ていると
頭脳派と、攻撃力高すぎ派に見える。
やっぱり2人が力を合わせたら
最強説、アリでした。
フォージャー家の家族になったワンコ
『SPY×FAMILY』アニメ公式サイトより出典
無事事件が解決し
ワンコをどうするかが、やっぱり問題に。
ロイドの上司である
WISEの女性管理官（ハンドラー）
シルヴィア・シャーウッドが
保安局のふりをして
ワンコを引き取ろうとするものの
アーニャが全力で阻止。
ワンコの頭にフォージャー家の
3人に囲まれている様子が
浮かんでいたのを知っていたことが
阻止した理由でした。
ダメなら学校を辞めるとまで
言い出す彼女の本気度に、あのシルヴィアも降参。
その時の
今までにないくらい穏やかな
彼女の表情が好きでした。
アーニャと優しい約束をして
今日が平和であることを
嬉しそうにしているシルヴィア。
早く東西の争いが終わってほしい。
裏の世界で生きている彼女にも
穏やかな日常が来てほしいなと、そう思います。
こうしていつもの日常に戻り
アーニャは学校へ。
友達のベッキー・ブラックベルに
自分も犬を飼ったと
早速伝えてみたら、反応に手応えあり。
ならばと東西の平和を脅かす人物
ドノバン・デズモンドの次男である
ダミアン・デズモンドにも報告しにいきます。
2人が仲良くなることが
世界平和のカギなのでした。
けどいざ話してみれば
「だからどうした」の一言で終了。
現実の厳しさに、やられるアーニャ。
けど彼女の気づかないうちに
平和への芽は育っていました。
床に手をついて本気で
落ち込んでいるアーニャに
ワンコの名前を聞いて
歩み寄ってくれたダミアン。
けど彼女の答えた
ワンコの名前は「いぬ」でした。
世界の平和は
まだまだ先のようです。
「キサマに犬を飼う資格はない」と言われ
ちゃんと名前を考えることに。
そうしてつけられた名前は”ボンド”でした。
これは悪の組織から姫を救ったヒーロー
“ボンドマン”からつけたもの。
彼が加わり、フォージャー家が
またパワフル賑やかになっていました。
短編（アニメ16話）
本編の他にショートミッションが
2話収録されています。
ひみつそしきピーツーに
ペンギンマンが入った時の懐かしの話。
そしてロイドの任務をよく
手助けしているフランキー・フランクリンの恋の話。
情報収集が得意な彼は
好きな人の情報を集めるのも楽勝。
まるでストーカーと
ロイドに、じゃっかん引かれたものの
彼女にアタックするための
作戦会議や、その後が描かれています。
命懸けの任務を
一緒にこなしてきた2人。
その関係が覗けるお話でした。
コミック
配信一覧
上に表示されている
サービスにて順次配信中とのこと。
その中で3つの配信サービスを
紹介しています↓↓
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