コミック7巻後半『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』バトンはヨルへ【あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回は『SPY×FAMILY（スパイファミリー）』の
コミック7巻を見ていきます。
作者は遠藤達哉（えんどう たつや）さん。
2019年より『少年ジャンプ+』にて
隔週月曜に掲載中です。
7巻の後半部分。
先に続くヨルの話の前に
いろんなキャラが登場している1冊でした。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んで下さい。
もくじ
あらすじ
東国（オスタニア）と西国（ウェスタリス）。
隣あう2つの国には
見せかけの平和が続いていました。
水面下で熾烈な情報戦が
繰り広げられる中
東国（オスタニア）が自国への戦争を
企てていると、西国（ウェスタリス）は察知。
そこで西国（ウェスタリス）からの
スパイに〈黄昏 たそがれ〉の
コードネーム（暗号名）をもったロイドが選ばれます。
ですが任務遂行のためには
家族をもつ必要がありました。
そこでロイドは急遽
仮初（かりそめ）の家族を作ることに。
お互いに素性を隠した3人の
家族の物語が描かれています。
登場人物・声優
■ロイド・フォージャー
声:江口拓也
〈黄昏 たそがれ〉の
暗号名（コードネーム）を持つ
西国（ウェスタリス）のスパイ。
7巻後半は控えめで
ヨルにバトンが渡っていました。
■アーニャ・フォージャー
声:種﨑敦美
〈被検体007〉として
生み出された実験体。
名門イーデン校の1年生であり
人の心が読める自称6歳の女の子です。
一部が飛び抜けてしまったが故に
他の人ができることも
彼女にとっては大変なことなのです。
そんな中、あまり
勉強していないはずの
古語を知っていることに気づいたロイド。
アーニャの生い立ちと
関係してそうでした。
■ヨル・フォージャー
声:早見沙織
〈いばら姫〉の暗号名（コードネーム）をもつ殺し屋。
前半はロイド、後半からはヨルに。
彼女が店長と呼ぶ
裏の仕事と関わりのある人物の登場です。
■ダミアン・デズモンド
声:藤原夏海
ドノバン・デズモンドの次男であり
アーニャのクラスメート。
ダミアン、いつか
心臓発作起こすんじゃないかって。
感情表現が豊かな子でした。
■ベッキー・ブラックベル
声:加藤英美里
アーニャのクラスメート。
ブログにはあんまり登場していないけど
コミックには大きく写っています。
■エミール・エルマン
声:佐藤はな
ユーイン・エッジバーグ
声:岡村明香
ダミアンのそばにいつもいる2人。
彼のことを、よく分かっていて
最初の時よりも、友達らしい
関係ができていました。
■ジョージ・グルーマン
声:堀江瞬
でたジョオオオオオオオオジ！
って言いたくなるクラスメート。
ダミアンの父の会社のせいで
自分の父の会社が潰れ
学校にも通えなくなってしまうと
大騒ぎした過去を持つ人物。
■フランキー・フランクリン
声:吉野裕行
情報収集を得意とし
ロイドのサポートをしています。
そんな彼とヨル
2人の回が待っていました。
■シルヴィア・シャーウッド
声:甲斐田裕子
〈鋼鉄の淑女（フルメタル・レディ）〉と
畏れられているWISEの管理官（ハンドラー）。
ロイドとの、上司と部下の関係が好きです。
■店長
声:諏訪部順一
ヨルに裏の仕事を届ける人物。
温厚でありながら
めちゃめちゃ強そうでした。
コミック7巻の感想
「知恵の甘味」を賭けたドキドキババぬき対決（アニメ29話）
ちょー平和なドキドキとキュンの回。
イーデン校にて「知恵の甘味」を賭けた
トランプバトルが始まります。
「知恵の甘味」は
食べれば必ず皇帝の学徒
（インペリアル・スカラー）に
なれると言われている幻のスイーツです。
滅多に見られないそのデザートが
食堂で出たと大騒ぎに。
アーニャ・フォージャーたちは
急いで向かったものの間に合わずでした。
その日最後の1点をゲットしたのは
あのジョージ・グルーマン。
学校を辞めなければならないからと
みんなにたくさんお祝いしてもらった後も
ダミアンの父の会社のおかげで
通い続けていた彼でした。
ジョージの持っているお皿には
5個のマカロンが。
けどその場にいるのはジョージ
アーニャ、ベッキー・ブラックベル
ダミアン・デズモンド
そして子分2人の6人でした。
この中から食べられない
1人を決めなければなりません。
そこで彼らのババぬき対決が始まるのでした。
彼らは何に対しても本気です。
体育の授業や、図工もそうだったけど
休憩時間中のトランプまでもメラメラ。
それだけみんな皇帝の学徒に
なりたいんだと本気になれるものが
いっぱいのイーデン校は、素敵な場所でした。
さて心の読めるアーニャ。
超能力を使わないわけがありません。
どこにジョーカーがあるのか
彼女にはお見通しでした。
けど、あまりに上手くいきすぎて
「イカサマじゃなきゃ
こんなん心が読めるとしか
思えねー!!」と疑われてしまいます。
そこでわざとジョーカーを引いたアーニャに悲劇が。
人に心が読まれることはなくても
顔に思いっきり出てしまうアーニャ。
無意識の顔芸がヒントになってしまい
みんなを簡単にクリアさせてしまうのでした。
最後に残ったのはダミアンです。
涙目でバレバレなアーニャに対して
ダミアンのとった行動に
キュンときてしまいました。
そんな彼に対して
最後にアーニャのしたことにも。
こうしてアーニャは
ダミアンのおかげで
「知恵の甘味」をむしゃり。
1人エネルギーみなぎって
「ほああああ!!!」叫びまくってるアーニャがいました。
けどみんなはいつも通り。
いやアーニャを見る目は
いつもよりテンション低めで
試験当日を迎えることになります。
人の思う力は強いって
書いたことがあるけど
アーニャの力は、超能力に特化しすぎていた件。笑
他のみんなには「知恵の甘味」の
効果があったのか気になるラストでした。
もしみんな効果ありなら
アーニャの頭のバリアはすごいなと。
それかみんな無かったら
チャンチャンチャン。笑
アーニャの可愛いところが
見れてよかったね、ダミアン。な回でした。
フランキーの10年を破壊したヨル（アニメ29話）
ここからは
フランキー・フランクリンと
ヨル・フォージャー
2人の話が始まります。
珍しい組み合わせでした。
好きな女性の飼い猫が
どこかへ行ってしまったと
その人の為に見つけ出したいフランクリン。
そしてあわよくばと
考えていた彼は
ロイド・フォージャーや
仕事仲間にも、猫の情報を求めて声をかけていました。
そこでどうしてヨルが出てくるのか。
たまたまの偶然です。笑
もしこの偶然がロイドだったら
フランクリンの10年が
パーになることはありませんでした。
フランクリン、いいキャラしてます。
ドンマイすぎるドンマイが
彼を待っていました。
非協力的なロイドとは違って
お昼休憩中にも関わらず
猫の捜索を手伝ってくれるヨル。
そんな彼女の前で
得意げに、自作アイテムを
披露し始めるフランクリンがいました。
猫型盗聴器、猫誘引装置
ハイパーロングハンドなど
様々なアイテムが登場します。
それらを駆使して
猫を集めていくうち
その中に探していた猫を発見。
その後も、新しい道具を
引っ張り出して奮闘するも
素早い猫を捕まえることはできませんでした。
そこでとうとう最終兵器を
登場させたフランクリン。
それは彼が10年かけて作り上げた
超人外骨格（パワードスーツ）でした。
装着すれば脅威的な身体能力が
得られる（はず）というもの。
彼はこれを使いたくて
ウズウズしてそうだった。
渾身の自信作です。
けど電源を入れてから
フルパワーを発揮できるまでに
時間の掛かる難点が。
その間にも猫は逃走。
フランクリンは
慌てて呼び止めるも
その場から動くことができません。
そこでこれまで静かにしていた
ヨルが、動き出していました。
逃げる猫に向かって
彼女が何をしたか。
脅威的なパワーを発揮するために
15分待たなければならない
フランクリンのそばで
ヨルが何をして見せたのか。
目が点になってるフランクリン
目を見開いて叫ぶ猫
飛びかかるヨル。
目の前で何が起きたのか
飲み込めないでいる
フランクリンと猫の様子がなんとも。笑
解決して喜ぶヨルと
ふたりのテンションの差にきていました。
いばら姫の仕事（アニメ30話）
ヨルに裏の仕事を届ける人物の登場です。
その人物はヨルを〈いばら姫〉と呼び
彼女は店長と呼んでいました。
また彼女が務めている
バーリント市役所は
店長の息が掛かっている所であることも分かります。
だからヨルは、ここで働いていたのかと。
部長も店長の存在を知る人物です。
更に市役所の中は不思議な造りで
暗い通路を抜けると
美しい庭園が広がっていました。
どういう造り？って
そこはアニメを楽しみに。
動画だと、市役所の造りが
どうなっているのか
もっとよく分かるかもしれません。
そして、その庭園で待っていた店長は
東国（オスタニア）や
西国（ウェスタリス）よりも
エジプトのが似合いそうな風貌をしていました。
これまで出てきた人たちとは
明らかに違う雰囲気の人です。
彼からた任された今回の仕事は
殺しではなく、殺し屋から
マフィアの生き残った母と子を護るというもの。
彼女たちは、組織を乗っ取った
人物に命を狙われており
そこで店長らは、2人を亡命させることに。
怪しまれないよう一般客船に乗せ
その後、引き渡しが済むまでの
護衛の役割を、ヨルが担っていました。
何日も家を空ける為の
偽装プランは、市役所がバッチリ用意。
けどアーニャとロイドも一緒に
クルーズ船の旅に出る展開が待っていました。
ヨルにとって、2人が
同じクルーズ船にいるのは
だいぶやりづらい状況。
アーニャも彼女の思っていることが
分かってはいたものの
クジで当てた、クルーズ船の旅に
行きたい気持ちを抑えることはできませんでした。
けどそこには生き残りの
親子を狙う殺しのプロがゾロゾロと。
どんな船旅になってしまうのか。
この時点で、ロイドだけが何も知らず
有給を満喫しようとしているのが新鮮でした。
〈鋼鉄の淑女〉と〈黄昏〉（アニメ17話）
短編です。
西国情報局対東課WISE（ワイズ）の
ハンドラー（管理官）である
シルヴィア・シャーウッドと
ロイドの会合が描かれています。
〈鋼鉄の淑女〉と畏れられているシルヴィア。
外を出歩く時には
必ずと言って良いほどに
尾行されていました。
その為、ロイドと密会をするには
かなりの注意が必要です。
尾行を撒いて、会える状況を
作らなければなりません。
けどそれが難なくできてしまえるのが
シルヴィアとロイドです。
「隙を見せるようなマヌケは
この世界では生きていけない」と漏らすシルヴィア。
その日、1人の時には
珍しくルンルンだった彼女。
そんなシルヴィアが
〈鋼鉄の淑女〉の様子で見せた
おっちょこちょいなところに和んでいました。笑
隙あるじゃないかーいって。
けど〈鋼鉄の淑女〉の
隙に気づいてしまったロイドは、何も言えず。
彼は〈黄昏〉モードのまま
彼女の首元を見つめていたのでした。
そして〈鋼鉄の淑女〉から
〈黄昏〉には
「何言ってんだこいつ…？」と心の声が。
オペレーション〈梟 ストリクス〉の
進捗状況を聞かれ
アーニャが跳び箱の2段を
跳べるようになったと
真顔で話す彼に向けられる視線がありました。
お互いにちょっと抜けてて
ツッコミを入れ合ってて
けど目だけは殺しのスイッチオン。
なんだかんだ相性のいい
上司と部下に感じています。
更に巻末おまけでは
朝活絶好調なダミアンと
いつまでも起きれないアーニャがいました。
遅刻も重なれば
ペナルティのトニトが。
必死でロイドが起こすも結局遅刻という。
ロイドは朝から
ばっちり目が覚めてそうでした。
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