コミック6巻『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』ドノバン・デズモンドの登場【あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回はアニメ2期が開始した
『SPY×FAMILY(スパイファミリー)』の
コミック6巻を見ていきます。
作者は遠藤達哉(えんどう たつや)さん。
2019年より『少年ジャンプ+』にて
隔週月曜に掲載中です。
5巻に続き、ロイド大好きな
フィオナの登場です。
けどロイドですら変えられない
彼女の表情を変えた存在が。
そしてほっこりエピソードも
ありつつ、ラストにはドノバンの登場が待っていました。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んで下さい。
もくじ
あらすじ
東国(オスタニア)と西国(ウェスタリス)。
隣あう2つの国には
見せかけの平和が続いていました。
水面下で熾烈な情報戦が
繰り広げられる中
東国(オスタニア)が自国への戦争を
企てていると、西国(ウェスタリス)は察知。
そこで西国(ウェスタリス)からの
スパイに〈黄昏 たそがれ〉の
コードネーム(暗号名)をもつ
ロイドが選ばれます。
けど任務遂行のためには
家族をもつ必要がありました。
そこでロイドは急遽
仮初(かりそめ)の家族を作ることに。
お互いに素性を隠した3人の
家族の物語が描かれています。
登場人物・声優
■ロイド・フォージャー
声:江口拓也
〈黄昏 たそがれ〉の
暗号名(コードネーム)を持つ
西国(ウェスタリス)のスパイ。
スパイモードで、スパイとだけ
連んで毎日生きていたら
メンタルがバッキバキになりそうです。
スパイモードが増えてきて
穏やかな時間が、束の間の休息に。
ドノバンも登場して緊張感増し子でした。
■アーニャ・フォージャー
声:種﨑敦美
〈被検体007〉として
生み出された実験体。
名門イーデン校の1年生であり
人の心が読める自称6歳の女の子です。
ベッキーとのお買い物中
アーニャが、彼女の心を
読む必要のないくらい楽しんでてホクホクでした。
■ヨル・フォージャー
声:早見沙織
〈いばら姫〉の暗号名(コードネーム)をもつ殺し屋。
またもや最強の更新をしてしまったヨル。
まだかまだかと
彼女の正体がバレるのを
心待ちにしています。
■フィオナ・フロスト
コードネーム〈夜帷(とばり)〉。
ロイドと同じWISEに所属するスパイです。
コミックの表紙をめくって
中にいるフィオナを見てほしい。
そしてでっかく書かれた
「す」の1文字から
「スパイファミリー」と「好き」の
両方が浮かぶ、この感じが好きでした。
■ベッキー・ブラックベル
声:加藤英美里
アーニャのクラスメイト。
彼女にとってアーニャは大切なお友達。
イーデン校に入学する前の
ベッキーを知ると
学校でのわちゃわちゃな時間にも
こうキュンときてしまうものがあります。
■ダミアン・デズモンド
声:藤原夏海
ドノバン・デズモンドの次男であり
アーニャのクラスメイト。
自分の父に会うのに
ここまで緊張するのかと。
兄との会話もあったり
ロイドがドノバンに近づくにつれて
ダミアンの家のことが
出てくる流れができていました。
■ドノバン・デズモンド
声:土師孝也
遂に本人が登場。
アーニャのお父さんモードの
ロイドと、緊張気味のダミアン
そしてドノバンの初対面はドキドキでした。
コミック6巻の感想
地下テニス大会にて最高の連携プレーを見せたロイドとフィオナ(アニメ22・23・24話)
ロイド・フォージャーと
フィオナ・フロストが
2人でミッションに臨む回です。
闇のテニスクラブって聞いた時点で
普通じゃないことはお察し。
地下テニス大会で優勝することが
彼らの任務でした。
この主催者であるキャビー・キャンベル。
彼の所蔵する絵画の1つに
重要な文書への手がかりがあると考えられていたのです。
東側(オスタニア)の政府が気付く前に
こちらで回収する必要がありました。
そこでフィオナが考えついたのが
このテニス大会で優勝すること。
優勝者にはキャンベルの持つ
コレクションの中から、好きなものが選べると。
しかもまだキャンベル自身は
このことに気づいていません。
その前に手に入れるのが
一番手っ取り早い方法でした。
対戦相手は引退した
プロのテニスプレイヤーからスタート。
そこからドーピング、ガス
改造ラケットに狙撃手までと
色々なものがてんこ盛り。
もちろんロイドとフィオナは、めちゃめちゃ強いです。
最初はまぐれで勝ったと言われてた
彼らだけど、徐々に支持する人が増え
最後には2人に大金を賭ける人まで。
まさか選手が防弾ベストを
着なければ命が危なかったなんて
観客たちは知りません。
ロイドや敵の選手
事情を把握してる人たち以外は
大盛り上がりの試合なのでした。
そして最後には
狙撃手を雇っていた
敵選手の1人を、更生までさせたロイド。
そんな彼に
キンキンに凍った表情のまま
熱いハートを飛ばしまくるフィオナ。笑
変わらずに、ほとんどが
睨みつけているような表情の
彼女だったけど、この巻では
目をかっ開いてボロ泣き。
鼻水まで垂らしてるフィオナも登場します。
彼女にそんな表情をさせたのは
あのヨル・フォージャーでした。
2人の任務中は、お留守番をしてた
ヨルとアーニャ・フォージャー。
フィオナと接触してからというもの
ヨルはフィオナと自分を比べては
落ち込んでと、気が気じゃありませんでした。
あれ?あれれ?っと。
これはもしや嫉妬?って。
ロイドやアーニャと一緒に
いられなくなることが怖かったヨル。
フォージャー家は、彼女にとって
大切な場所になっていたのです。
してのフィオナと
ヨルのテニスバトルが楽しかった。笑
テニス大会では誰も敵わなかった
フィオナのラケットを破壊するほどの
魔球を飛ばしたヨル。笑
また違う場面では、あのロイドを
ケリ1発で気絶させてしまうという。
もう早くロイドたちに
ヨルの本当の戦闘力が
バレてほしいなと。
彼女の強さは日々ダダ漏れでした。
けどロイドはヨルが自分のことを
好きなんだと思った時
黄昏モードに切り替えて
彼女の気持ちを利用しようとします。
ヒドイことするなと思ったけど
彼は過去にもそうやって
任務をこなしてきたのです。
そういうことができるから
スパイで名を馳せるまでに。
だからロイドのしようとしたことは
その世界では、ごく普通のことでした。
けど相手はヨル。
これまで通りの普通なことは
彼女には通用しません。
まだヨルを甘く見ている
ロイドの目が、彼女のケリで
少し覚めるといいなと思いました。
ベッキーとアーニャ、初めて一緒のおでけけ(アニメ24話)
ベッキー・ブラックベルの家は
超のつくお金持ちでした。
軽く百貨店を貸し切れちゃうくらいの。
だからお金は、いくらでもあります。
けど友達はいなかったのです。
それは彼女の性格が原因でした。
けどアーニャはまったく気にすることなく。
ベッキーにとっても
アーニャにとっても
初めての友達と
お買い物をした時間が描かれています。
そして使用人のマーサが付き添いを。
ベッキーが、もっと小さい頃から
世話をしていたマーサです。
彼女は運転や、えげつない量の
荷物を持つだけでなく
ベッキーにとって必要なことを
教えてくれたりもする人でした。
父に「なんてこと言うんだ!」と
怒られてしまうようなことを
ベッキーが口にしても
優しく声をかけ続けてくれたり。
ベッキーのことなら
なんでも知っていそうでした。
そんな彼女が
イーデン校に行き始めて
「クラスに面白い子がいたの!」と。
入学前には
「程度の低い連中と群れても
いいことないわ!」と言ってたベッキーです。
それが「学校もなかなか悪くないわね!」と。
ベッキーがそう思うようになった
きっかけの子に、マーサも会いたがっていました。
過去のベッキーを知っていての
この初対面は、心温まるものです。
けど買い物の内容は
爆買いって久々に浮かんだレベル。
あとマーサの腕力がどうなってるのかも。笑
普通の使用人では持てない量の
とりあえず買いと
始まるファッションショー。
買い物に来た理由を忘れるくらいに
ファッションを楽しんだ2人でした。
カワイイがたくさん並んでた。
日常的なファッションから
どんどん異次元になってって
最終的には、アーニャの面影ゼロに。笑
ベッキーの可愛い
ファッシンショーもあって
読んでて自分たちも
最初の目的を
一緒に忘れられる回でした。
お揃いの羊のキーホルダーは
アーニャからのプレゼント。
それでも「一流のものしか
身につけてはならんぞ」と
言われてきたベッキーは
受け取るのをためらいます。
けどマーサに背中を
押してもらって
自分の気持ちに正直になったベッキー。
翌日アーニャとお揃いの
プレゼントをカバンにつけて
ほっぺを赤くしていました。
そしてそんな2人を
離れたところから見ていた
ダミアン・デズモンド。
彼もまたほっぺを赤くしてて。
その様子にムフフな東でした。
その後、ダミアンの父である
ドノバン・デズモンドと
ロイドの初対面がとうとう訪れます。
その日は、ドノバンが唯一参加する懇親会の日でした。
半期に1度行われており
アーニャたちが目指している
皇帝の学徒(インペリアル・スカラー)と
その両親や、過去に
そうであった卒業生の一部だけが
参加を許されているものです。
ドノバンが姿を現すこの機会を
ロイドが逃すはずがありません。
懇親会へ参加することは
不可能でも、彼は今後の可能性を作ろうとしていました。
それはロイドだけでなく、ダミアンも同じで。
いつも忙しい父に
会いたいと、彼は話していました。
ダミアンがドノバンに会うと
知ったロイドは
これをチャンスの糸口に。
そしてダミアンの前に現れた
ドノバンにアーニャの父として、接触を図るのでした。
コミック
配信一覧
上に表示されている
サービスにて順次配信中とのこと。
その中で3つの配信サービスを
紹介しています↓↓
U-NEXT
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