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『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』3巻 高荷恵と御庭番衆【漫画アニメ・あらすじ感想】

マンガ・アニメ感想

こんにちはの東です。
今回は『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚-』3巻について書いていきます。

作者は和月伸宏(わつき のぶひろ)さん。
1994年から1999年の間に
週刊少年ジャンプにて連載されていた作品です。

3巻でも新キャラ高荷恵
(たかに めぐみ)と
御庭番衆(おにわばんしゅう)の登場です。
事の発端は恵に。
まだまだ勢い止まらずでした。

3巻でもブログには
書いていないですが
本編にプラスで
『るろうに―明治剣客浪漫譚―』の
読み切りが載っています。

ネタバレがあるので
それでも良い人だけ進んで下さい。

あらすじ

明治11年の東京下町でのこと。
「人斬り抜刀斎」と
恐れられてきた男は
緋村剣心(ひむら けんしん)と名を変え、流浪の旅をしていました。

人斬りの過去をもつものの
今では、人を殺さないという
「不殺(ころさず)の誓い」を立てた剣心。
ですが神谷薫(かみや かおる)との
出会いから始まり
大きな戦いに巻き込まれていくこととなるのでした。

 

登場人物

■緋村剣心(ひむら けんしん)
声:涼風真世、幼少期:鈴木真仁/斉藤壮馬/緒方恵美
演:佐藤健、幼少期:福崎那由他/早霧せいな/永久輝せあ/早霧せいな/小池徹平

「人斬り抜刀斎」と恐れられていた剣心。
今では、刃が自分に向いている
逆刃刀(さかばとう)を手に
流浪の旅を続けていました。

スイッチの入ってる剣心多めです。
いつもみたくおろろしてる場合じゃないと。
高荷恵に「心臓に悪い」と
思われてる剣心が、ちょっと新鮮でした。

■神谷薫(かみや かおる)
声:藤谷美紀/高橋李依/桜井智
演:武井咲/咲妃みゆ/彩みちる/上白石萌歌/井頭愛海

神谷活心流道場の師範代。
恵が加わって気が気じゃない薫が可愛かった。

帰る場所があるっていいなと。
闘いに向かった彼らの
帰る場所にいるのが、薫の役目でした。

■明神弥彦(みょうじん やひこ)
声:冨永みーな/小市眞琴/高山みなみ
演:田中偉登/大八木凱斗/大西利空/彩みちる/希良々うみ/加藤憲史郎/大河原爽介/川口調

神谷道場の門下生である少年。
騒動の中で
薫を驚かせるほどの
一人前な剣士になっていた弥彦。

闘いの最中、左之助に
「跳べ 弥彦!」「お前の出番だ」と
投げ飛ばされていたのに笑いました。

■相楽左之助(さがら さのすけ)
声:上田祐司、幼少期:渕崎ゆり子/八代拓/関智一/結城比呂
演:青木崇高/鳳翔大/真地佑果/植原卓也/岐洲匠

元赤報隊であり
喧嘩屋 斬左(ざんざ)の異名を持っている。
剣心に敗れ、今では仲間に。

薫をお人好しと言う剣心
剣心をお人好しと言う左之助。
薫とも弥彦とも違う視点で
剣心を見ている左之助がいました。

 

感想

阿片と共に事件を連れてきた高荷恵(アニメ8話)


アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』公式サイトより出典

緋村剣心(ひむら けんしん)たちの前に
突然姿を現した
高荷恵(たかに めぐみ)
そして彼女を追う武田観柳
(たけだ かんりゅう)

彼に従う御庭番衆(おにわばんしゅう)ら。

恵たちの事件に
巻き込まれながらも
関わることを選んだ剣心でした。

けど恵の所持品には阿片(アヘン)が。
そんな恵をどうして観柳が狙うのか。
剣心たちと観柳、そして御庭番衆の闘いが描かれています。
 
阿片を所持していた恵を守ろうとする剣心。
ここにきて意見が割れた相楽左之助(さがら さのすけ)
剣心あっての、この仲間の集いなのを感じました。

剣心と左之助で力を合わせるところ
左之助を信頼して任せるところ。

前回は鵜堂刃衛
(うどう じんえ)
相手に
人斬り通し、剣心1人の闘いだったのが
今回は明神弥彦(みょうじん やひこ)
名付けた剣心組の仲間たちで闘うストーリーです。
 
恵を狙う観柳が私兵団とは別に
新しく雇った御庭番衆。
元隠密(現代でいう忍者)の彼らは
陰からの警護にあたる戦闘のプロ。

そして彼らを束ねているのが
御頭の四乃森蒼紫(しのもり あおし)です。
15歳にして御頭になったという
抜きん出た才能の持ち主でした。
 
剣心も御庭番衆のことは知らず。
どうして元隠密が
観柳についているのか
恵も秘密を持ったまま
剣心たちに護衛を要求してきます。

そんな彼女に溜息つきながも
放り出さないところ。
その間にも、彼のことを
よく分かっているメンバーが
そばでワイワイと
その様子を見ていた恵に
グイと引っ張られてました。

 

御庭番衆のひょっとこ(アニメ9話)


アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』公式サイトより出典

こうして御庭番衆との闘いが
始まっていきます。
人間離れした武器の仕込み方をしているひょっとこ。
自分の知ってるひょっとこと違かった。笑

胃に油袋を仕込んだ巨体に似合わない
ひょっとこの名前を
左之助には「改名しろ」と言われ
御庭番衆一の火術使いである誇りを
剣心には大道芸と一蹴され。

業火吹き出す自慢の技が
剣心と左之助の前で
手品と化し憤慨するひょっとこ。

散々な言われようでも
彼の口から出る火炎吐息はやっぱり炎で。
その中に真正面から突っ込んでいった
左之助のメンタルは、鬼つよだった。
 
キャラクターが生まれた時に
和月伸宏さんの友人知人からも
「大道芸だ!」とツッコミがあったらしく。
けど彼が登場したことで
御庭番衆も普通じゃないことが
よく分かった回でした。

そして、ひょっとこの口から
油袋がズルリ出てくる場面があります。
手品のタネがわかっても
よく飲み込んだまま、喉から管を出していられたなと。

彼の業火は映像で。
炎の描写がキレイでした。
代わりに油袋出てくる描写が
当たり前だけど、口から出てきてた。笑

 

剣心、薫、弥彦、左之助がいての剣心組(アニメ10話)


アニメ『るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚-』公式サイトより出典

剣心はどうして恵のために闘うのか。
恵の正体を知ってからというもの
左之助は、彼女に敵意むき出しでした。

恵の関係している阿片が
彼の仲間を死に追いやっていたからです。
 
けどここで剣心が。
彼の考えは本当にシンプルでした。

左之助と意見の
割れることがなかったら
剣心には恵を助けるのに
理由も必要なかったのだと。

左之助との会話で
「人が動くにいちいち
理由が必要ならば」と言っていたのが残ってます。
 
最初は神谷薫(かみや かおる)
のことをお人好しと言っていた
剣心ですが、今では
彼がお人好しと言われる立場に。

類は友を呼んでいたんだと
新しく加わった左之助から見れば
剣心組は、お人好しばかりに見えてそうでした。
 
仲間を想って
恵を否定する左之助と
目の前の恵を見て、守ろうとする剣心。

そして命懸けで恵を守った弥彦と
彼を救った恵
一連の騒動を見守っている薫と。
新しく女性が加わったことで
薫の新しい面も出てきていました。
 
恵と一緒にやってきたこの事件は
闘いの中で、彼らの関係が
また強くなっていくものに。

彼女が剣心たちの知らぬ間に
観柳に脅しをかけられ
彼らの元を去ったことを知り
後を追う剣心たちがいました。

そこには左之助と弥彦の姿も。
こうして3人は、観柳の屋敷へと向かうことになります。
 
御庭番衆を雇っているのは
観柳であるものの
戦闘での強さは蒼紫たちのほうが遥かに上。
観柳と蒼紫の間に
徐々に変化が見えてきます。

蒼紫との闘いに向けて
剣心たちを煽る役割に観柳がなっているような。
キレた剣心の技を前にビクビクな観柳。

また蒼紫にも胸ぐらを
掴まれるようになった観柳に
以前の余裕は無くなっていました。
 
そして屋敷に乗り込み
剣心、左之助、弥彦は
連携して、バリバリ進んでいくことになります。

その先で、彼らの足を止めたのは
以前の闘いで互角だった
般若(はんにゃ)の面の男でした。

 

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