『ジョジョの奇妙な冒険』第3部 スターダスト クルセイダース 2巻前編【漫画アニメ・あらすじ感想】
今回はコミック『ジョジョの奇妙な冒険 第3部 スターダスト クルセイダース』の2巻についてです。
新しく出版された
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
作者は荒木飛呂彦（あらき ひろひこ）さん。
1986年に連載が開始し
シリーズ100巻を超える長編作品に。
その内の12〜28巻にあたるのが、この第3部です。
1巻の内容は、こちらに↓↓
【第3部1巻 あらすじ感想】
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。
あらすじ
第2部の主人公
ジョセフ・ジョースターの孫
空条 承太郎が、主人公に。
DIOが100年の時を経て
復活したことで、物語が動き出します。
精神エネルギーを具現化させた
スタンドを使って
繰り広げられていく戦いが描かれています。
登場人物・声優
■空条 承太郎
（くうじょう じょうたろう）
声:梁田清之/小杉十郎太梁田清之/小野大輔/高森奈津美
第3部の主人公であり、ジョセフの孫。
JOJOのあだ名でよばれています。
彼の指は、絶対に失っちゃいけない。
■ジョセフ・ジョースター
声：内海賢二/納谷悟朗/大塚周夫/大川透/杉田智和/石塚運昇
第2部の主人公で
今は69歳のおじいちゃん。
ジョースター家強し。
そして、やっぱり似てる。
外見とかだけじゃなくて、色んな部分が。
■モハメド・アヴドゥル
声：大塚明夫/小林清志/江川央生/江原正士/三宅健太
占星術師であり
生まれながらのスタンド使い。
占い師としての誇りを持っていそうな。
なんとなくこれまでに出てくる
セリフを見てて思った。
■花京院 典明（かきょういん のりあき）
声：速水奨/鈴置洋孝/真殿光昭/遊佐浩二/平川大輔
JOJOの学校に
転校してきたばかりの17歳。
彼も生まれながらのスタンド使いです。
ジョジョがメインの間
暫く控えめモードに。
■ジャン・ピエール・ポルナレフ
声：山口健/森功至/垂木勉/平田広明/小松史法/藤村歩
フランス人の22歳。
彼も彼もで、生まれながらのスタンド使い。
メンバーの中で
少女の次にヤンチャそうな感じがしてきてる。笑
■DIO（ディオ）
声：若本規夫/田中信夫/千葉一伸/子安武人/子安武人/塩沢兼人
第1部の主人公
ジョナサン・ジョースターの体を
乗っ取ったことで、生き延びた宿敵。
続くジョースター家との因縁に
彼の心の声が漏れていました。
まとめ感想
海中のスタンド使い
立て続けにスタンド使いが現れます。
少女を人質にとった船長。
正しくは船長になりすましていた男だけど。
その後には、船の上での戦いが
JOJO（空条 承太郎）たちを待っていました。
まだ旅は始まったばかり。
好き放題のスタンド使いが
どういう人たちなのかが、分かってくる段階です。
船長の使うスタンドは
『暗青の月（ダークブルームーン）』。
水属性であり、月のカードです。
そのカードが、未知の世界への
恐怖を暗示しているものだということに
個人的にガーンとしていた東です。
月が好きだから。
船長はスタンドの話が止まらず。笑
よっぽどの自信があったよう。
常に目が、ほぼ白目のような
どこ見てるのか分からない強面マン。
決めゼリフと少女を連れて
海にダイブしようとします。
けどJOJOのスタンド
スタープラチナにボコられる
未来が待っていました。
ボコを超えて、ボゴゴンいってた。笑
船長は、そのまま海にプカプカと。
その間にJOJOは少女を
引き上げようとします。
けど、こちらへ引っ張るどころか
逆に海へと引きずり込まれてしまうJOJOでした。
少女は花京院 典明
（かきょういん のりあき）に助けられ
JOJOは船から転落。
海中ではあの船長が、ニヤリ顔で待ってた。
彼の潜水記録は6分12秒なんだそう。
JOJOに潜水記録はなさそうで
とにかく早く水中から脱出しなければなりません。
更にJOJOの体は
ダークブルームーンがつけた
フジツボによって、蝕まれていました。
彼の力を吸って
繁殖していくそれは
既に、両腕と胴体にまで。
見てて体が痒くなった。笑
もし自分の体にくっついていたら
途中で気絶すると思う。
浮上しようとするも
ダークブルームーンの作った
巨大な渦によって、ジャマをされてしまいます。
スタンドのうろこが
水中を舞うことで
勢いのある流れができていました。
船から花京院が助けに
入ろうとするものの
うろこが刺さり血を流すほど。
JOJOは頭がいい人です。
けど船長は、そんなJOJOの考えを
当てることが好きみたい。
何度もやってて、言いたくて
仕方がないんだきっとって思った。
余裕満々の船長は
フジツボが力を吸ったことで
もう戦えるだけの体力は
残っていないだろうと思っていました。
JOJOはグッタリした様子だったからです。
そこでJOJOの考えに
自分から乗ってあげてしまう
船長の余裕っぷり。
台風の目のように
渦の中心であれば
その影響を受けずに済みます。
JOJOは、それを狙っていました。
船長はそれを分かっていて
自分から中心にいくという。
この上ない大サービスをしちゃったと。
しかも彼の方から
猛スピードで、スタープラチナ
目掛けて攻撃をしてくるダークブルームーン。
これもエネルギーの節約だ。笑
そんなダークブルームーンに
スタープラチナは、指2本を向けます。
そこだけにエネルギーを集中させて
一気に、スタンドの目へ。
そして顔面をパックリ
剥いでしまうのでした。
顔から血を流しながらも
まだJOJOの考えを読みたい船長。
それはきっと当たっていたけど
JOJOは違うと言って、船へと戻っていくのでした。
彼の祖父である
ジョセフ・ジョースターは
JOJOの作戦に気づいていたみたい。
さすがだと思った。
その後、船は突然の爆破。
船長が爆弾を船に仕掛けていたのです。
JOJOたちは救命ボートで
脱出することになります。
そして暫く漂っていたところに
巨大な貨物船が出現。
JOJOやジョセフ以外は
助けが来たと喜んで、船に移動するのでした。
恐れるDIO（ディオ）
真っ暗な部屋。
大きな鏡の前には
DIOが立っていました。
首には、星型のアザが。
ジョナサン・ジョースターの体で
今も生き続けられているDIO。
そんな彼は、ジョースターの血統に恐怖していました。
そばで話しを聞いていたのは
エンヤ婆（えんやばあ）という1人の老婆です。
彼女はDIOに、スタンドのことを教えた人でした。
「生きる」とは何か。
それを話すDIOは
恐怖を克服することだと言います。
なら彼に恐怖を与えているものは何か。
それがジョースターの血統なのでした。
DIOは自分から
エジプトに向かってくる
JOJOたちを消そうとしていたのです。
けどDIOが、そんなことを
する必要はないと、エンヤ婆は叫びます。
彼女は自分の意思で
DIOの下についていました。
彼の人生が見てみたいのだそう。
エンヤ婆は、DIOのため
既に自分の息子も含めた
7人のスタンド使いを
シンガポールへ送っていました。
香港を出発したJOJOたちを
多くの敵が待ち受けています。
巨大なスタンド『力（ストレングス）』
その貨物船は
船に乗り降りする為の
タラップがおりているのに、人の気配は０でした。
無人の貨物船だったのです。
なのに船は正常に動いているミステリ。
そして船に乗っていたのは
牢屋に入れられた
オラウータン1匹のみ。
とその途端、クレーンが
勝手に動き出し
JOJOたちと一緒に
船に乗り込んだ人を
刺し殺していったのでした。
誰が動かしていたのか。
もうフラグだと思った。
出会ってからトラブルに
巻き込まれ続けている少女は
JOJOたちのことを、疫病神と恐れていました。
けどジョセフは、味方だと
なんとか安心させようとします。
事情がわからないままに
いきなりこんなことに
巻き込まれていくのは、怖いだろうなと思った。
オラウータンは女好きでした。笑
そのため少女が1人でいたところを
狙われてしまいます。
それを助けたのが、やっぱりJOJOだった。
そしてJOJOは、その時に
オラウータンの意思で
この貨物船が動いていることに気づきます。
船内のあらゆるものが
オラウータンの意のままでした。
けどスタンドの姿が見えず
JOJOはどれを仕留めればいいのかわかりません。
その後、壁の中へと
オラウータンは姿を消していきます。
そして貨物船が
デッキにいたジョセフたちを
飲み込み始め、貨物船自体が
スタンドであることを
理解した一行でした。
けど力を持たない少女や
他の人たちにも見えている、このスタンド。
それほどのエネルギーが
あるからできることだと
モハメド・アヴドゥルは言います。
そして合流したJOJOも
壁に飲み込まれていこうとしていました。
オラウータンは少女だけを残して、全員を拘束。
彼女に近づこうとする
オラウータンの気を引こうと
JOJOは、学ランのボタンを
頭に命中させてみせます。
その後続くJOJOの煽りに
まんまと乗ったオラウータン。
スタープラチナの
あの強すぎる指技で
ボタンがおでこを貫通してってた。笑
おでこには、1つの穴が。笑
それでも生きてて
もうどうなってるんだろうって。
降伏するも、JOJOは許さず。
彼のパンチを、くらいまくるオラウータンでした。
ダークブルームーンも
このオラウータンも
スタープラチナの必殺技
「流星指刺（スターフィンガー）」にやられていました。
エネルギーを人差し指と中指に
集中させて、一気に伸ばすもの。
刺したり貫いたり
致命傷を負わせることも可能な
力を持っていました。
それでも指じゃんって
最初は思ってたけど
顔面は削げるし、ボタンも貫通するしで
やばすぎる2本指だった。
逆にこの2本を失うと、致命的だなとも。
彼の技が、敵にどう通用するのか分かった巻です。
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