『ジョジョの奇妙な冒険』第4部 ダイヤモンドは砕けない 8巻【漫画アニメ・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回は『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』の8巻について書いていきます。
作者は荒木飛呂彦（あらき ひろひこ）さん。
第4部は、アニメだけでなく
実写映画化もされているパートです。
杜王町の殺人鬼と言われている
吉良の親子が標的に。
そして露伴と
ホヤホヤのスタンド使い、
露伴と仗助で運試しをする話が続いていきます。
運試しという共通のものが
ありながら、ガラッと
変わったストーリーが描かれていました。
ブログでは、新しく出版された
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。
あらすじ
宿敵DIOを倒してから
10年の時が経っていました。
第2部の主人公、ジョセフ・ジョースター。
彼に隠し子がいたことが発覚し
空条承太郎（くうじょう じょうたろう）と
東方 仗助
（ひがしかた じょうすけ）が
出会うことで、物語が動き出します。
杜王町（もりおうちょう）で
スタンド使いが増えている理由。
謎を暴き、町を守る為
仗助たちの奮闘する様子が描かれています。
登場人物・声優
■東方 仗助
（ひがしかた じょうすけ）
声:羽多野渉/小野友樹（少年時代:大地葉）
実写:山﨑賢人
ジョセフの隠し子で
ぶどうヶ丘高校の1年生。
スタンドは「クレイジー・ダイヤモンド」。
彼の軽い気持ちが
露伴を巻き込んでおおごとに。
身近に潜む仗助の敵が
露伴に見えてくる巻でした。
■広瀬 康一（ひろせ こういち）
声:朴璐美/梶裕貴
実写:神木隆之介
仗助の同級生で
スタンドは「エコーズ」。
吉影とのバトルで
やられた康一。
次にもし吉影と対峙した時
康一がどんなふうに出るのかが
気になりました。
■虹村 億泰（にじむら おくやす）
声:高木渉/幼少期:齋藤小浪
実写:新田真剣佑/幼少期:岩田琉聖
スタンドは「ザ・ハンド」。
頭を使うよりも
体を使って突っ込んでいく方が
彼には向いていると思いました。
■空条 承太郎
（くうじょう じょうたろう）
声:小野大輔
実写:伊勢谷友介
第3部の主人公。
ジョセフの孫であり、仗助の甥。
状況を淡々と分析していくところ。
彼の記憶の中には
戦うようになってからの
どのくらいの情報があるんだろうと、ふと思いました。
■ジョセフ・ジョースター
声:杉田智和/石塚運昇/石塚運昇
79歳のおじいちゃんに。
スタンドは「ハーミットパープル（隠者の紫）」。
透明の赤ちゃんと
いつも一緒の優しげなおじいちゃんに。
それが似合ってて
前にバチバチに戦っていた
彼を思い出すのが難しくなっています。
■吉良 吉影（きら よしかげ）
声:小山力也/森川智之
杜王町に潜む殺人鬼。
スタンドは「キラークイーン」。
彼は姿を変えて、ある一家に
紛れていました。
その面影のなさ。笑
けど見慣れているはずの
奥さんに、新しい気持ちが。
展開にニヨニヨでした。
■吉良 吉廣（きら よしひろ）
声:島田敏/千葉繁
吉影の父。
スタンドは「アトム・ハート・ファーザー」。
一度恨まれたら
死ぬまで追いかけてきそうな。
吉良親子がボスとなって
ストーリーが進んでいきます。
まとめ感想
きっちりとした巻数ではなく
話の区切りで画像を載せています。
なので、この巻も話に
含まれているというふうに
見てもらえたらと思います。
複数存在した弓矢
杜王町（もりおうちょう）の
殺人鬼吉良 吉影
（きら よしかげ）の父
吉良 吉廣（きら よしひろ）の回が続きます。
吉廣は女性を殺さないといられない
息子であることを知りながらも
幽霊になり、彼を守ろうとしていました。
吉良の家には東方 仗助
（ひがしかた じょうすけ）たちに
バレたらまずい物が隠されていたのです。
そんな吉良の家には
仗助と一緒に
空条 承太郎
（くうじょう じょうたろう）
広瀬 康一（ひろせ こういち）
虹村 億泰（にじむら おくやす）が来ていました。
そこで現れたのが幽霊になり
写真の中で生き続けていた吉廣です。
承太郎のアイデアで
吉廣を身動きの取れない状態に
できたものの、それを億泰がうっかり解いてしまいます。
吉廣も吉影も生き延びることへの
執念が尋常じゃなく
それに負けたのだと、承太郎がこぼすほどでした。
吉廣が解放された頃
仗助は、その家にあるはずのない物を見つけます。
それが、生き物をスタンド使いに
変えることのできる弓と矢でした。
億泰の兄
虹村形兆（にじむら けいちょう）が
持っていた弓矢は
スピードワゴン財団が回収したはず。
どうしてそれを吉良が
持っているんだと混乱します。
けど承太郎が言うには
弓矢は、いくつか存在していたのだと。
だからこそ、最初の持ち主である
ジョースター家の宿敵だった
DIO（ディオ）や
従者のエンヤ婆は
短期間でスタンド使いをたくさん増やすことができたのだそうでした。
弓矢の奪い合いを見てきたから
ひと組だけなんだとばかり思っていました。
それらを回収しなければ
またスタンド使いが増やされてしまいます。
仗助たちの隙をついて
弓は置き去りではあったものの
矢を持って、カラスを使い
写真ごと逃げた吉廣。
彼が吉影と合流する前に
捕まえなければなりませんでした。
一方の吉影は、スタンド使いである
辻 彩（つじ あや）の能力で
外見を別人に変えて、潜んでいました。
仗助たちの前から逃走し
見た目を変えて
無関係な一般人の家に潜伏していたのです。
それまでは冷め切った
夫婦関係だったものの
吉影が旦那さんになったことで変化が。
奥さんは十数年一緒にいた相手に
初めてのドキドキを感じていたのでした。
恋をしないで結婚したっていうのに
ビックリしてた。
けどスパイファミリーは
偽装ではあるものの
それでも賑やかで
状況と人によるんだなと思いました。
運試しの域を超えた命懸けのジャンケン
ジャンケン1つで
命懸けのバトルをしたことあるかなって。
どうしてもジャンケンを
したい少年が、マンガ家の
岸辺露伴（きしべ ろはん）に勝負を挑む回でした。
少年の名前は大柳賢（おおやなぎ けん）。
吉廣にエンヤ婆の矢を
射られた彼は、自覚のないまま
スタンド使いになっていたのです。
片頬に500円くらいの穴が開いてて
ひゅうひゅう言ってるのが
異様だった。
本人はそのことにも気づいてなさそう。
そのくらいスタンド使いになりたて
ほやほやの賢です。
なので露伴の得意とする能力で
賢の頭を本にして
彼の頭の中を探ろうとします。
けどそこに有力な情報はなく。
露伴は戦いながら
相手を知っていくしかありませんでした。
賢の、すごかったのは頬の風穴から
露伴のスタンドを吸い取ってしまったこと。
賢の顔のページになんとか
「岸辺露伴を攻撃できない。」と書き
スタンドの全部を吸い取られずに
済んだものの、露伴のスタンドである
ヘブンズ・ドアーは右腕を無くしていました。
それからは自分に特殊な能力が
備わっていると自覚した賢。
勢いづいて、更に勝負を仕掛けてきます。
けど賢の場合は
力で勝ちたいというよりも
どちらの方が強運の持ち主なのか
運のバトルに走っていました。
その様子を見ていた露伴はと言うと
賢と同じバトルをしようとはせず。
自分よりも幼い賢に
外の敵を乗り越えるよりも
ずっと難しいことがあると聞かせます。
それは、自分を乗り越える事でした。
露伴は目の前に賢がいながら
賢ではなく、自分と戦おうとし
「自分の『運』をこれから乗り越える!!」と宣言。
それを聞いてバカにする賢でしたが
その後の露伴は無駄が一切なく
ピンと張った軸が一本できているようでした。
そんな彼には運も味方を。
透明な可愛いベイビーが
ラッキーを運んできてくれるという。
けど赤ちゃんがここにくるように
したのは露伴自身です。
対しての賢は、自分の運に
頼りきりだったと。
スタンドの能力を手にして
勢いのままに暴れていました。
経験の差の結果だと。
スタンド使いなりたてで
露伴のスタンドがダメージを
受けるほど攻められたのは
スゴイことです。
トドメは刺さず
関係が続いていきそうな出会いでした。
宇宙人まで潜んでいた杜王町
仗助たちの住む杜王町に
宇宙人が紛れていた件。
その宇宙人の能力を使って
露伴に賭け事を挑み
イカサマで勝とうとする仗助がいました。笑
通学途中に、仗助と億泰は
ミステリー・サークルを発見します。
野原の一部が円型の模様を描いて
くり抜いたみたいになっていました。
そしてビックリなのが
その円の真ん中に
学ランを着た人が倒れていたこと。
彼の学ランには
宇宙船や土星にE.T、月と太陽の
エンブレムが付いていて
そこからも宇宙人ですよ感満載だった。
耳も尖ってはいるものの
人と同じような見た目をしています。
なので2人は宇宙人だと言う
彼の話を信じていませんでした。
仗助と億泰は彼が
ウケを狙ってやっているんだと。
にしては手の込みすぎな演出。
宇宙人は真面目に接しているものの
2人はヤバい奴がいるぞと
笑い転げてました。
けど一緒に出歩いているうちに
おかしいところが出てきます。
ティッシュを食べたり
食べたいアイスが完売してれば
冷えてる同じものを
鞄から出して見せたり。
と思ったらサイレンの音が苦手で
全身にブツブツとアレルギー反応を
起こしていました。
もうここはイヤだと
離れた場所に連れて行ってほしくて
仗助のスニーカーに変身してみせた宇宙人。
スタンド使いだと思ったけど
彼には仗助のスタンドが見えません。
ということはで、本当に宇宙人なんだと。
スタンド使いだけでも
めちゃめちゃな杜王町。
どうしてこんなに
いろんなものが集まるのか。
人、スタンド使い、宇宙人が
共存する町になっていました。
その後、仗助は宇宙人を
サイコロに変身させて露伴の家へ。
サイコロを使った賭けで
勝負をしようとしたのです。
露伴は運試しになると燃える人でした。
あと仗助との相性の悪さ。笑
その感じが、億泰たちとはまた違って
自分は好きです。
そして、いきなり家に来て
サイコロで賭けの相手をしてくれと
言われれば、怪しまれるのが普通で。
サイコロは自分の家にあるもの、
ルールも露伴が決めて、話が進んでいきます。
完璧にサイコロになりきっている宇宙人。
けど彼のちょっとズレてるところが
サイコロに滲み出てて笑いが。
そんなサイコロ宇宙人に
気づかないまま、怪しむ露伴。
ドキドキとヒヤヒヤが
止まらない仗助と宇宙人。
仗助は、お小遣い稼ぎの
軽い気持ちで始めたことでした。
けどその軽さが露伴には通じず
彼は本気で仗助を嫌い
本気でこの勝負を受けていたのです。
この温度差にちゃんと気づいた時には既に遅し。
露伴が自分の小指に
シャーペンを突き刺した時はビビりました。
そして彼の出してきた金額は200万円。
もしイカサマを見破ったら
仗助の小指を出さなきゃいけないまでに
ルールは悪化していました。
更に露伴は取り立て人まで用意して、もう完璧。
何かがプッツンしてしまった露伴相手に
また勝負をしようとするものの
今度は宇宙人に異変が起きていました。
サイコロとして振られすぎた彼は
それだけでも体にきてました。
けど追い討ちをかけるようにして
更に苦手なサイレンの音が襲います。
表面に変なシミが増えてって
ゾワゾワしながら見てました。
もう限界ヤバイってところで
彼らを更なる悲劇が襲います。
特に露伴。笑
仗助にとっては
ラッキーかもしれないけど
露伴から今後恨まれることを思えば
大ダメージです。
賭け事はそのスリルが楽しいけど
程々にって言われた感じがしています。
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