『ジョジョの奇妙な冒険』第4部 ダイヤモンドは砕けない 4巻【漫画アニメ・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回は『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』の4巻について書いていきます。
作者は荒木飛呂彦（あらき ひろひこ）さん。
第4部は、アニメだけでなく
実写映画化もされているパートになります。
虹村形兆を倒したスタンドの本体や
透明の赤ちゃんに
ヤバそうなマンガ家と
また個性的な人たちが集まってくる巻。
クセの強いキャラが揃うのは
仗助たちがそうだからなのかなと。
「スタンド使い同士は引き合う。」
この言葉が、未だに残ってます。
ブログでは、新しく出版された
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。
もくじ
あらすじ
宿敵DIOを倒してから
10年の時が経っていました。
第2部の主人公、ジョセフ・ジョースター。
彼に隠し子がいたことが発覚し
空条承太郎（くうじょう じょうたろう）と
東方 仗助
（ひがしかた じょうすけ）が
出会うことで、物語が動き出します。
杜王町（もりおうちょう）で
スタンド使いが増えている理由。
謎を暴き、町を守ために
仗助たちの奮闘する様子が描かれています。
登場人物・声優
■東方 仗助
（ひがしかた じょうすけ）
声:羽多野渉/小野友樹（少年時代:大地葉）
実写:山﨑賢人
ジョセフの隠し子で
ぶどうヶ丘高校の1年生。
スタンドは「クレイジー・ダイヤモンド」
仗助、とうとうジョセフとの対面。
普段見れない仗助の様子が楽しかった。
珍しく緊張気味の彼がいました。
■広瀬 康一（ひろせ こういち）
声:朴璐美/梶裕貴
実写:神木隆之介
仗助の同級生で
スタンドは「エコーズ ACT2（アクトツー）」。
彼はいろんな人に好かれる人だった。
康一には、人を引き寄せる魅力が。
それはあの間田でさえ。
彼と一緒に、周りの人たちも
変わっていってるように感じてた。
■虹村 億泰（にじむら おくやす）
声:高木渉/幼少期:齋藤小浪
実写:新田真剣佑/幼少期:岩田琉聖
スタンドは「ザ・ハンド」。
直球の威力なら、誰にも負けない億泰。
康一とはまた違う
純粋さを時々感じます。
■空条 承太郎
（くうじょう じょうたろう）
声:小野大輔
実写:伊勢谷友介
第3部の主人公。
ジョセフの孫であり、仗助の甥。
仗助とジョセフを繋ぐ役割の承太郎。
彼の役目が、この巻で無事果たされることに。
承太郎が、杜王町を
出てってしまう日が近いんじゃって
ソワソワしてる自分がいます。
■ジョセフ・ジョースター
声:杉田智和/石塚運昇/石塚運昇
79歳のおじいちゃんに。
スタンドは「ハーミットパープル（隠者の紫）」。
色々変わりつつも
ジョセフはやっぱりジョセフだった。
■音石 明（おといし あきら）
声:森久保祥太郎
今まで散々暴れ回っていた
スタンドである
レッド・ホット・チリ・ペッパーの本体です。
スタンドの能力を、好きな音楽の為に
活かせばいいのにと思ってしまった。
■虹村 形兆（にじむら けいちょう）
声:志村知幸（幼少期:東内マリ子）
実写:岡田将生
億泰の兄。
彼の敵討ちのために闘う
億泰の姿を、彼が見てるといいなあって思った。
■間田 敏和（はざまだ としかず）
声:松野太紀/下和田ヒロキ
スタンドは「サーフィス」。
前に仗助たちを殺す気で
襲ってきたぶどうヶ丘高校の先輩。
自分の中では許すまじって感じだけど
康一はそうでもないのかな。
彼の優しさには敵いません。
■透明の赤ちゃん
声:川田妙子
親が見つからない赤ちゃん。
形兆の弓矢ではなく
ストレスからスタンド使いに
なってしまっていた子。
■岸辺 露伴（きしべ ろはん）
声:神谷浩史/櫻井孝宏
実写:高橋一生
杜王町に越してきた人気漫画家。
スタンドは「ヘブンズ・ドアー（天国への扉）」。
また強烈なキャラの登場だった。
リアリティを求めて
今までどんなことをしてきたのか。。。
まとめ感想
きっちりとした巻数ではなく
話の区切りで画像を載せています。
なので、この巻も話に
含まれているというふうに
見てもらえたらと思います。
レッド・ホット・チリ・ペッパーの本体、音石明
レッド・ホット・チリ・ペッパーと
虹村 億泰（にじむら おくやす）の闘いが続きます。
彼は1人では太刀打ちできず
仗助の助けがあって
なんとか命拾いをしていました。
兄の敵討ちをしようとしたのに
自分は助けられて
何もできなかった億泰。
めちゃくちゃ悔しそうだったけど
そんな彼に東方仗助
（ひがしかた じょうすけ）と
空条 承太郎（くうじょう じょうたろう）はあまくなかった。
兄である
虹村形兆（にじむら けいちょう）の
敵討ちは、兄を越えていなければできないこと。
彼はもういないのに
未だに兄の後ろにいたんだと
億泰は、この闘いで思い知ることになります。
思うままに突っ走りやすい億泰。
スタンドであるザ・ハンドの
触れたものを削り取る能力は、確かに強くて。
そこにプラスで、ただがむしゃらに
攻撃するのではなく
彼が頭を使えるようになったら。
億泰はバイクで逃げようとする
チリ・ペッパーをただ
削り取ろうとしていただけではありませんでした。
バイクの前輪を削り取って
その場から動けなくさせようとしていたのです。
前までの彼だったら
これはできなかったこと。
離れたところで見ていた仗助も
億泰が頭を使ったことに、喜んでいました。
パワーもあって
あらゆるものを削り取れる
ザ・ハンドは、やっぱり強いん。笑
空間を削り取れると
瞬間移動もできるし
彼の右手攻撃を受けたら
未知の場所へと消えてしまうわけで。
バイクが走れなくなった今
野原にある電気は
バイクのバッテリーのみ。
そこから動けないチリ・ペッパーは
なんとしてもバイクを守らなければなりません。
億泰に襲いかかるも
調子が良かったのは最初だけ。
近距離戦では億泰のパワーが
やっぱり上回っていました。
電気が足りず、攻撃を受けるだけの
チリ・ペッパーはさび色へと変化。
億泰に対抗するだけの
力を失ってしまいます。
それでも、離れたところから
とどめは刺すなと叫ぶ承太郎。
彼らが億泰の所に行くまで
待つように指示を出します。
けどチリ・ペッパーは
億泰の性格をよく理解していました。
急に億泰を混乱させようと
話しかけてきたのです。
どう見ても弱ってるのに
これは弱っているフリをしているだけかもしれないと。
承太郎たちがここに来れば
彼らを殺せると、企んでいるのかもしれない。
変に曖昧な言葉で、言い聞かせてくるチリ・ペッパーでした。
見事に惑わされ
冷静さを無くした億泰は
まんまとチリ・ペッパーの
ワナにハマってしまいます。
「おれがケリをつけてやる！」と
叫んで、一撃を与えた億泰。
けどチリ・ペッパーがいた
地面の下には太い電気のケーブルがありました。
地面が削られたことで
ケーブルが現れ、チリ・ペッパーは
すかさず体力全回復。
さっきまで命が尽きかけていたとは
思えないくらいに、バッチバチだった。笑
ケリをつけるどころか
相手をパワーアップさせてしまった億泰。
彼はチリ・ペッパーに
大事な右腕を切断され
地下のケーブルへと
引きずり込まれてしまいます。
兄弟して同じ死に方をするのかと。
広瀬 康一（ひろせ こういち）だけがが涙を流して
慌てふためいた時だった。
仗助と承太郎は
めちゃくちゃ冷静に
チリ・ペッパーを分析。
そして億泰はラッキーだと
淡々と話し始める2人は奇妙だった。笑
けど彼らには考えがあり
そばには転がったままの
億泰の右腕が。
それをサラッと一瞬で
治してみせた仗助でした。
するとケーブルに飲まれたはずの
億泰の体が腕の所に
戻ってくるっていうミラクルが。笑
腕も元通り。
仗助のおかげで命拾いした億泰だった。
負けを認め、悔しがる彼のそばで
港に急ごうと、話しを進める仗助たち。
彼を案じていたのは
康一だけっていう
ちょっと寂しい展開が。笑
億泰、がんばれ。
承太郎の指示を無視して
仗助に命を助けられて。
2人が先を急ごうとするのも、納得の東でした。
その後、港に着いた一行。
ジョセフ・ジョースターの
乗った船の到着まで、残りわずかでした。
スピードワゴン財団の船に
乗っていたジョセフ。
チリ・ペッパーよりも
早く合流できなければ
ジョセフの命が危険に。
全員で船に向かおうとする
仗助を止め、2人ずつに
別れて行動しようと提案する承太郎。
4人が海に出ると想定して
港にチリ・ペッパーの本体が
潜んでいるだろうと予想していたのでした。
納得した仗助は康一と残ることに。
承太郎と億泰が
海に出ることになります。
クルーザーが出た後
隠れていたチリ・ペッパーは
ラジコンを抱えて、港に姿を現します。
その手には大きなラジコンが。
そしてチリ・ペッパーの背後には
本体の音石明（おといし あきら）がいました。
ここにきてやっと登場。
どんだけ警戒心強いんだと。
なのに手には武器じゃなくて
ギターを持ってて、謎が深まってた。
「承太郎は判断力がすごすぎんだよ」と
グチるように褒める音石。
ギターを抱える彼を見てると
今いる場所が、港ってことを忘れそうになる。
音石が姿を現したということは
勝つ自信があるからだと焦る康一。
けど「小指一本で、お前の腕を
フッ飛ばす」と宣言をしておきながら
まず最初に、小指をへし折られた音石。笑
仗助のことは、未だに
ナメてたみたいで笑ってしまってた。
小指をやられて湧き上がった感情を
ギターで訴える音石。
ひとしきりかき鳴らした彼は
スイッチが入ったみたいだった。
直後、音石は仗助の背後に
いつの間にか立ってて。
けど実際はそうではなく
仗助が、本人でも気づかない速度で
移動させられていたのです。
少し離れた位置で見ていた康一だけが
目撃していました。
港のアスファルトには
いくつもの穴が空いてて
そこから顔を出すチリ・ペッパーがいた。
彼は地下電線を通って
瞬間移動していたよう。
こうしてクレイジー・ダイヤモンドと
もぐら叩きのような闘いがスタート。
けどクレイジー・ダイヤモンドが
チリ・ペッパーを仕留めようと
地面にパンチをする度に、増えていく穴の面積。
その分チリ・ペッパーの
出てこれる範囲も広がっていたのでした。
けど仗助が
ただでやられる人でないのは
よく知ってるはず。
彼も能力を活かした策を考え
アスファルトを拳で破壊していました。
彼の能力は治すこと。
パンチを入れることで
アスファルトを、原材料の
状態まで修復していたっていう
もう彼にしかできない作戦だった。
そこには、コールタールの油膜が。
ジョセフがコールタールを使って
ハーミットパープルで闘ってたのが懐かしい。
穴をコールタールの膜が塞ぎ
チリ・ペッパーが姿を現せば
そこが風船のようにプクリと。
これでもうチリ・ペッパーの
動きは丸わかり。
どこから出てくるのかが
分かればこっちのもんだと
クレイジー・ダイヤモンドの
拳が見事顔面にヒットするのでした。
仗助を完全にナメていた音石。
彼は反省をして、違う作戦に出てきます。
町中の電力をチリ・ペッパーに
集め、近距離戦を開始。
今までの比でない
そのパワーに、力負けした仗助だった。
そばにあったトラクターが
大破するほどの勢いで
体が吹っ飛ばされ、そのまま激突。
けど彼はそのままで終わらず
大破したタイヤを、自分の能力で修復。
元通りになったタイヤの中に
チリ・ペッパーを閉じ込める作戦へと出るのでした。
けど薄いゴムタイヤで
絶縁するほど、チリ・ペッパーは弱くはありません。
大笑いしながらタイヤを破り
勝った気満々でいた音石でした。
それでも破ったタイヤは
新品まで戻っていたため
空気はパンパンの状態。
チリ・ペッパーが勝った気満々で
破裂したタイヤは、漏れた空気の圧で
そのまま海までボシュウウウッと飛んでってしまいます。笑
そして塩水には電気を流す性質が。
しかもここは広い海。
そのままチリ・ペッパーの体は
海水でバラバラに散ってしまいます。
そばの港では、ギターを持ったまま
動かない音石だけが、残されていました。
その後、ジョセフの乗っていた船には
承太郎と億泰が。
そして乗組員に変装して
いつの間にか、船に潜入していた音石の姿もありました。
承太郎が目を離していた隙に
億泰が音石とプチバトルをする
展開が待っています。
億泰はやっぱり直球タイプだったけど
無事、ジョセフを守り切ることに成功。
そして無事、仗助の元へと
ジョセフを連れていくことになります。
対面した仗助とジョセフは
どこかぎこちなく。
仗助はジョセフを今更
父と思うのは難しそうだった。
今まで一度も会ってないんだから
無理もないと思う。
ジョセフは耳も遠くなり
会話もスムーズにはいかず。
杖も億泰たちとのバトルで
折れてしまい、歩くのも一苦労の様子。
そんな彼に、杖を治すのではなく
自分の手を差し出した仗助。
杖を直せばいいじゃあないかと
何も分かってない億泰と
「なおさないからいいんじゃあないか」
涙ぐむ康一。
みんなの様子を笑みを
浮かべて見ている承太郎の姿がありました。
こうあったかく見守る関係っていいなって。
この感じも、今のジョセフと
仗助だからこその空気に感じてた。
透明のスタンド使いに翻弄するジョセフおじいちゃん
その後、刑務所に捕まった
音石から弓矢を無事に回収した承太郎。
弓矢はスピードワゴン財団の
保護課に置かれることになりました。
仗助は自分の家に
ジョセフと向かうことになります。
けど母には話しかけず
遠目で見るだけにしてほしいという仗助。
そしてすぐアメリカに
帰ってほしいとまで言ってしまいます。
ジョセフとの初めての時間に
緊張してたみたいで。
仗助はジョースターさんと
ジョセフは仗助くんと。
そうお互いを呼び合う親子でした。
バスを待っていた2人。
ちょっと仗助が目を離した隙に
ジョセフは1人で
札幌行きのバスに乗ってしまいます。
なぜ〜。笑
慌てて追いかけて
彼を下ろしてもらった所で
2人には、透明のスタンド使いとの
出会いが待っていました。
先に見つけたのはジョセフ。
透明の存在にズボンを引っ張られ
杖を持っていかれ
砂の溜まった場所には
小さな手形がペタペタペタ。
途端に近くの犬が、吠え出し
何もないはずの所へ
飛びかかろうとしていました。
それに気づいたジョセフは
スタンドのハーミット・パープルで
見えないその子を捕獲。
ジョセフの腕に
抱えられているであろう
その透明の存在は
突然「オギャアアアアアアア」と
泣き出すのでした。
腕の中の見えない存在に
触れてみる仗助。
そこには確かに柔らかい感触の
赤ちゃんがいました。
そしてジョセフの手のひらには
ニオイのする透明の物体が。笑
慌てて、オムツを買いに行く
ジョセフたちだった。
グッズを一通り揃えたジョセフは
早速赤ちゃんに服と
そしてファンデーションをパフパフ。
そこにはやっぱりで
笑顔を浮かべた赤ちゃんらしい姿がありました。
けどその子は、親もいない状態で
知らない人に囲まれて
ストレスを感じていたよう。
精神的なストレスが増えるにつれて
透明にできる能力も、増していっていました。
抱えていたジョセフの手や
ベービーカー、通った地面までもが透明に。
どんだけ習得するのが
早いんだってビックリしてたけど
ストレスには、それだけの力があるのを感じてました。
その後、ジョセフが目を離した隙に
野原の斜面を急降下してしまったベビーカー。
ジョセフは突然のことに
動けなくなってしまいます。
加速したベビーカーは
そのまま木に激突して転倒。
そして赤ちゃんは
貯水池に投げ出されてしまうのでした。
透明の水の中で
赤ちゃんの姿はまったく見えず。
ジョセフへのイライラが
爆発した仗助は
とうとう彼に「あんたは
すっこんでなよ」とまで。
無理もないと思ってしまった。
ショックを受ける
ジョセフのそばで必死に探す仗助。
透明の赤ん坊は
どうしたって見つからず、焦るばかり。
その様子を見ていたジョセフは
池の中で急に、自分の腕にナイフを当てるのでした。
切れたところからは大量の血が。
水の色が赤へと変わる中
一箇所だけ、透明なままの場所がありました。
慌ててクレイジー・ダイヤモンドで
すくってみれば、おぎゃおぎゃあの泣き声が。
よがっだねええええって。
小さな命を無事に
救った2人でした。
ジョセフは死ぬかもしれないと
かなり血を流していました。
体は前とは違くても
命懸けで助ける
カッコイイおじいちゃんがいました。
さっきまでの怒りは消えて
他人の子供のために
ここまでするのかと
笑顔を浮かべる仗助だった。
「カッコつけたかったんじゃよ」と
言うジョセフは、すっかりお父さんの顔に。
ヒヤッとする出来事だったけど
2人の距離がちょっと近づいたのを感じていました。
今度はヤバイマンガ家を引き寄せてしまった康一
康一とまさかの
間田敏和（はざまだ としかず）が一緒に行動する回。
仗助のことは好かないけど
康一は違うって言う間田。
その話を聞いて、康一は複雑そうだった。笑
ただでさえ、前に散々やり合って複雑だろうに。
スタンド使いの間で
奇妙な関係ができていってた。
間田の話では、杜王町（もりおうちょう）に
天才マンガ家の
岸辺露伴（きしべ ろはん）が住んでいると。
ファンの2人は大興奮で
彼の家に行っちゃうほどの
好きっぷりだった。
最初は警戒をあらわにしていた露伴。
けど2人がファンだってわかると
住所がバレたのか？と言いつつも
ファン＝波長が合う存在と認識され
中に入れてもらえることに。
話題はやっぱりマンガのことで。
マンガにはリアリティが必要だと。
それこそが命を吹き込むことになり
エンターテイメントなのだと彼は熱弁してた。
自分の見たこと体験したことなどを
書いてこそ、作品は面白くなると
露伴は話します。
そう話しながら、クモを殺して
味見をする彼は、もうヤバイ人認定だった。
彼が席を外している間に
机の上に完成された原稿を見つけてしまった2人。
見ないでいられるはずがなく
それを読んでしまったことで
スタンドのワナにハマってしまいます。
彼のスタンドは
「ヘブンズ・ドアー（天国への扉）」。
その能力は、相手の体を本に変えて
その人の情報を全て読むことができるというものでした。
記憶されているものが
すべて見られてしまうという
プライバシーも何もない、この状態。笑
そして康一の情報には
仗助たちスタンド使いのことが
たくさん書かれています。
露伴はここで、自分以外にも
スタンド使いがいることを
知ったみたいだった。
彼も虹村形兆によって
変えられた1人だったのです。
すごいネタを見つけたぞと
更に、康一自身の人間性も
読者から好かれるものだと感じ
興奮気味の彼は、康一の情報に興味津々だった。
そんな彼に怯えた康一は
スタンドを出現させるも
攻撃が全部変な方向に。
間田にはわざと外してるんじゃとまで
言われてしまいます。
けどこれもヘブンズ・ドアーの能力の1つ。
ペラペラめくれた
康一の顔のページには
「わたしは漫画家
岸辺露伴を攻撃することはできない」と
そう書き足されていたのです。
それ以外には書き込まないと
約束するも、これで
康一は彼に抵抗することが
できなくなってしまいます。
対しての間田は
ページを読んだ露伴に
最低な男だなと言われる有様。
大泣きする間田の涙は
誰の心も動かせなかった。笑
そして康一のページに
書かれたものが、傑作すぎたあまり
露伴は康一の顔のページを
破り取ってしまいます。
ペラっと皮膚がめくれたみたいな
ヒイイイってなった時だった。
けど家の外に出れば
そこであったことは忘れ
サインをもらえたと
喜ぶ2人の姿がありました。
さっきまでの怯えた彼らは
もうそこにはいませんでした。
その夜、体型は何も変わっていないのに
体重が20kgも落ちていた康一。
思い当たることが
浮かびそうになっても
ヘブンズ・ドアーの能力で
また忘れてしまい、いつも通り
過ごす彼だった。
何かしないといけない気がするのに
それが思い出せず
学校に行かなくちゃいけないのに
気がついたら露伴の家の前にいるっていう。
自分でも何かがおかしいとは
分かっているのに
そのまま吸い寄せられるように
家の中に入ってしまいます。
その様子を遠くから見ていた
仗助と億泰が不信がって
見に来てくれたのが奇跡だった。
そして家の中には、康一のページを元に
ものすごい勢いでマンガを
描き上げていく露伴が。
けどそこに仗助たちが寄ったことで
彼の作業は一時中断。
家の外で2人を
出迎えた康一は
やっぱり全部忘れてて
言うべきことが伝えられず。
マンガ家を見学してるとだけ話して
会話は終了してしまいます。
そして家の中に入った途端に
思い出すっていう
どうすることもできない状態になっていました。
けどその時、康一の手には
ケガをしたあとの血がついていたのです。
それに気づいた億泰が
康一を助けるため
今度は窓から侵入してきてくれたのでした。
興奮気味の億泰に
露伴は冷静だった。
彼の拳を原稿でサラっと受け止める瞬発力。
闘い慣れしているのか
能力ゆえなのか、全く乱さない露伴だった。
そして原稿用紙に触れてしまった
億泰の右手は、グルグル巻きのページに。
その様子を仗助は
部屋の外で見ていました。
彼らのことを知り尽くした露伴と
3対1の闘いが続きます。
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