『ジョジョの奇妙な冒険』第4部 ダイヤモンドは砕けない 1巻【漫画アニメ・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回はコミック『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』の1巻について書いていきます。
作者は荒木飛呂彦（あらき ひろひこ）さん。
アニメだけでなく
2017年には実写映画化もされている章です。
承太郎が3部と4部を
繋いでくれている存在に感じてた。
全部が一気に新しくなるんじゃなくて
変わった部分と変わらない部分のバランス。
ブログでは、新しく出版された
コミックモノクロ版の
巻数を基準にまとめています。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。
あらすじ
宿敵DIOを倒してから
10年の時が経過していました。
第2部の主人公、ジョセフ・ジョースター。
彼に隠し子がいたことが発覚し
空条承太郎（くうじょう じょうたろう）と
東方 仗助
（ひがしかた じょうすけ）が
出会い、物語が動き出していきます。
杜王町（もりおうちょう）で
スタンド使いが増えている理由。
謎を暴き、町を守ために
仗助たちの奮闘する様子が描かれていました。
登場人物・声優
■東方 仗助
（ひがしかた じょうすけ）
声:羽多野渉/小野友樹（少年時代:大地葉）
実写:山﨑賢人
ジョセフの隠し子。
髪型を悪く言われると
すぐにプッツンしてしまう主人公。
オラつきながらも
優しい面もある人だった。
■空条 承太郎
（くうじょう じょうたろう）
声:小野大輔
実写:伊勢谷友介
第3部の主人公であり、ジョセフの孫。
自分より年下の叔父って
どんな感じなんだろう。
海洋冒険家になっていた承太郎は
3部と4部を繋ぐ人物です。
■広瀬 康一（ひろせ こういち）
声:朴璐美/梶裕貴
実写:神木隆之介
仗助の友達。
彼の視点で4部はスタートします。
そして康一も早速
スタンド使いの仲間入りに。
けどそれは簡単なものではなく
仗助の能力があったからこそのものでした。
■虹村 億泰（にじむら おくやす）
声:高木渉/幼少期:齋藤小浪
実写:新田真剣佑/幼少期:岩田琉聖
直球ストレートなタイプに感じた。
康一や仗助に対して
最初はヒドイことをしてきたけど
今後の関係が気になる人。
■虹村 形兆（にじむら けいちょう）
声:志村知幸（幼少期:東内マリ子）
実写:岡田将生
億泰の兄。
スタンドは「バッド・カンパニー（極悪中隊）」。
弟をなんだと思ってるんだあああって言いたくなってた。
兄弟って言われないと
わからないくらいに
2人は似てない気がしています。
■片桐 安十郎（かたぎり あんじゅうろう）/アンジェロ
声:浜田賢二
実写:山田孝之
絞首刑を受けても
スタンドの能力で生きながらえ、脱獄した人物。
スタンドは「アクア・ネックレス（水の首かざり）」。
観光名所にもなっちゃう
特殊すぎる人生を歩んでる人。
まとめ感想
東方仗助と空条承太郎
第3部の、10年後が描かれている物語です。
ジョセフ・ジョースター
まさかの浮気発覚で
彼には隠し子がいました。
それが東方 仗助
（ひがしかた じょうすけ）です。
仗助はジョセフの息子なので
第3部の主人公
空条 承太郎
（くうじょう じょうたろう）は
仗助にとって甥（姉であるホリィ・ジョースターの息子）にあたる存在でした。
どんどん大きくなっていくジョースター家の家系図。
28歳になった承太郎と
彼にとっては年下の叔父
仗助との出会いから始まっていきます。
ジョセフは、この時79歳。
まだ元気だけど遺産分配のため
仗助の住む町を訪れていたのでした。
仗助は普段は温和だけど
プチッとスイッチが入りやすいようで。
彼はこの4部の間に
何回髪型をいじられて
何回キレるんだろうって。笑
けどそんな仗助にも、冷静な承太郎。
彼の変わらない部分を感じてた。
仗助は既にスタンドが
使えるようになっていました。
彼には、触れたものの傷を治したり
壊れたものを修復する能力が。
けど死んでしまった人を
生き返らせることはできません。
他には承太郎のスタンド
スタープラチナと同じように
近距離戦に特化した
スピードとパワーを持っていました。
彼は警察官であった自分の祖父を
最初の闘いで亡くしてしまいます。
その原因を作ったのが
仗助たちを襲ってきた死刑囚のアンジェロ（片桐 安十郎）です。
彼は絞首刑が執行され
首をつられた状態で20分
そのままにされても生きていたのです。
どうしてそんなことができたのか。
それは彼がスタンド使いになっていたからでした。
刑が執行される半月前までは
普通の人間だったアンジェロ。
彼を変えたのは
弓矢を持って、刑務所内に姿を現した男です。
彼が一体どうやって入ってきたのか
名前なども謎に包まれたまま。
わかっていたのは
彼の言う「聖なる矢」に貫かれても
生きていたことでアンジェロは
才能が開花し、スタンド使いになれたこと。
そして男はディオを知っており
杜王町（もりおうちょう）にいるということ。
仗助の住んでいるこの町が杜王町です。
そのためアンジェロは脱獄し、杜王町にやってきたのでした。
一般市民の体内にのスタンド
アクア・ネックレスを侵入させて
操っていたアンジェロ。
それを仗助にスタンドでジャマされ
自分以外のスタンド使いの存在に気づいたよう。
彼のことが気にくわず
仗助の母から狙っていき
祖父を殺して、追い詰めていくのでした。
水のスタンドである
アクア・ネックレスにとって
有利なのは、雨の日。
そこで彼は雨が降るのを待ち
仗助の家を雨漏りさせ、自分のテリトリーを
増やす策に出てきます。
アンジェロが攻めてくるまでの間に
仗助の怒りは、すでに爆発。
そして彼もやっぱりジョースターの息子。
頭のいい人だった。
どうしたらそんなことが
できるんだって思ったけど
仗助は口の中にゴム手袋を忍ばせていました。
仗助の体を乗っ取ろうとして
口内にアクア・ネックレスが
入り込んだ時に、その手袋で捕獲成功と。
なんとなくジョセフと
似たものを感じる。笑
捕獲されたアクア・ネックレスには
ゴム手袋を破くパワーもありません。
体を乗っ取って操るタイプだからか
攻撃には向かないスタンドみたい。
そばに潜んでいたアンジェロは
居場所がバレて仗助のスタンドの
ラッシュ攻撃を全身にくらうことに。
背後にあった巨大な岩と
一緒に受けたため、岩も一緒に粉砕。
仗助のスタンドには
修復する能力もあったため
気づいた時には岩と同化していたアンジェロでした。
こうしてできた『アンジェロ岩』は
杜王町の名所となって
親しまれているんだそう。笑
けどその後、興奮状態の
アンジェロは、仗助の髪を
「チンケな髪」と言ってしまいます。
それが原因で、岩の状態から
更に破壊され、また修復された頃には
もうアンジェロの原型を
留めていない奇妙な岩が
デーンとそこにありました。
目を合わせたら何か起こりそうな。笑
不気味な観光名所の誕生でした。
弓矢の男、虹村形兆と弟の虹村億泰
杜王町にて、いつも通りに
過ごしていた仗助と
友達の広瀬 康一（ひろせ こういち）。
康一は、承太郎が仗助に出会う前
町に来て1番に声をかけた人でした。
承太郎はこの時、別行動を。
彼はアンジェロを
スタンド使いに変えた
弓矢について調べている最中でした。
彼はスピードワゴン財団よる
この弓矢の資料を手にしていたのです。
もう10年前にエジプトで
入手されていた写真には
弓矢を持つエンヤ婆が写っていました。
ジョースター家の宿敵であったDIO（ディオ）。
彼をスタンド使いに変えたのは
エンヤ婆でした。
彼女はどうやって彼を変えたのか。
そこに関係していたのが
この弓矢だと、承太郎は見ています。
DIO以上のスタンド使いが
現れないように
早くこの弓矢を破壊しなければなりません。
彼はひとり、先を急いでいました。
そして2人はというと
通りを歩いていたところで
怪しげな空き家を発見。
そこにはあの弓矢を持った男が
弟と一緒に待ち構えていました。
門に入りかけたところで
康一は首に矢を受け
そのまま意識を失ってしまいます。
アンジェロの時とは違い
彼は死にかけていました。
矢を放ったのは
虹村形兆（にじむら けいちょう）。
アンジェロに接触した男です。
この時、用心深い彼とは反対に
マヌケ扱いされていたのが
弟の虹村億泰（にじむら おくやす）でした。
兄はスタンド使いを増やしたがり
弟は兄に認められたがってそうな。
空間を削り取る能力をもつ
億泰のスタンド、ザ・ハンド。
彼の手が触れたものは
どこかに消えてしまうのです。
侮れない能力をもつ億泰だけど
彼は策を考えるのが苦手そうな
直球タイプの人でした。
仗助にはすぐに「頭悪いだろ」と。笑
形兆にも「バカな弟」と言われでしまう億泰。
おまけに形兆が仗助に攻撃したところで
その場に飛び出して
兄の攻撃を顔面に受けるっていう。
おかげで守られた仗助がいた。笑
形兆のスタンドの名前は
バッド・カンパニー。
ミニチュア並みに小さな兵隊が
たくさん集まって軍ができていました。
一人ひとりがライフルをもち
それは決してオモチャではなく。
銃弾があたったライターは
変形して使い物にならないレベル。
顔面にその弾を浴びた形兆は
思うように動けず。
そんな弟に
「そのままくたばって
当然と思っているよ！」とまで叫び出す形兆。
けど仗助は億泰を見捨てず
その後も撃ち込まれる
バッド・カンパニーの銃弾から
億泰を助け出したのです。
建物の外に避難した2人。
形兆のことを億泰から
聞こうとしていた仗助だけど
当たり前のように言わない億泰。
言えば傷を治してやると言っても
口を割らない彼に
仗助はスタンドの能力で、先に傷を
治してあげてしまうような人なのでした。
「なにも死ぬこたあねー」と言う仗助に
何も返せないでいる億泰。
こんなふうに誰かにしてもらうこと
億泰は滅多にないんじゃないかなって。
そばにいた形兆を見てて
そう思った。
また建物に戻って
捕まったままの康一を
助けようとする仗助。
仗助について回る億泰。
仗助のケガが治ってないワケが
気になって仕方ないみたいだった。
そこで、自分の傷は治せないことを
教えた仗助。
その事実に、汗をかき
眉毛が僅かに下がってしまう億泰がいた。
2階の部屋には
真ん中で白目を剥いたまま、倒れている康一が。
形兆の姿はなく
明らかにワナだと分かっていても
突っ込もうとした仗助。
けど部屋に飛び込もうとした
仗助の背後から、億泰が前へ。
彼は仗助が突入するよりも先に
右手を康一に向けて、一振りするのでした。
瞬間、部屋の中央から
仗助の目の前に康一が移動。
ここにきて、億泰が
力を貸してくれたのです。
なんだかジーンとしてしまってた。
バカだから思ったことだけをすると言う億泰。
手を貸すのはこれっきりだけど
兄にも加担しないことを決め
グレートな人物が1人現れてた。
その後、仗助の能力で回復した康一。
混乱してる彼を連れて
早く脱出しなければなりません。
けど頭上には沢山の
ミニマムスタンド兵たちが待機。
仗助が気づいたのを合図に
いっせいに攻撃が開始されます。
早速耳にダメージをくらった仗助を
心配そうに見てる康一。
スタンドの姿は、普通の人には見えません。
けど彼は出撃してきた
ちっちゃい戦車に気づき
それを仗助に知らせるのでした。
目覚めた康一は
スタンド使いになっていたのです。
矢による変化を遂げた1人に。
となればで、康一の能力が気になる形兆。
それは仗助もだけど
攻撃をやめた形兆の
反応が変わってくるのが面白かった。
それまで身を潜めていた形兆は
途端に姿を現し、康一が
なんの能力を使えるのか
確かめてこようとします。
なんちゅーやっちゃ。
彼はどうやら、ある「能力」を探しているようでした。
スタンド使いっていうよりは
その能力自体が欲しそうな。
そのために弓矢を使って
スタンド使いを増やしているんだと思った。
それでもスタンドの出し方が
わからない康一。
彼に、しびれを切らした形兆は
兵で軽くほっぺをザクリ。
すると痛みで悲鳴をあげた
康一から大きな卵がドーンと
出現してきます。
産まれたというよりは
急に目の前に現れた感じで。
顔2つ分はある、大きいサイズだった。
ヒビが入り始めたことに
気づいた形兆は、この卵に
何かあるかもしれないと、1人考えます。
そこで康一は残して
仗助だけを仕留めようと
正面から攻撃を開始するのでした。
コミック（カラー版/モノクロ版）
配信一覧
U-NEXT
NETFLIX
Amazon
アニメ配信ページ
実写映画配信ページ
プライム会員は、追加料金なしで視聴可能です。
関連記事
『ジョジョの奇妙な冒険』第4部 ダイヤモンドは砕けない 2巻【漫画アニメ・あらすじ感想】
今回はコミック『ジョジョの奇妙な冒険 第4部 ダイヤモンドは砕けない』の2巻について書いていきます。作者は荒木飛呂彦さん。第4部は、アニメだけでなく実写映画化もされているパートです。仗助にいつもくっついていた康一。 彼の成長によるスタンドの誕生と、杜王町に急増したスタンド使いがどういう人たちなのかが見えてくる巻です。