のほりひがし。 東の感想ブログ

漫画アニメ『ハイキュー!!』ボールで繋ぐ胸熱青春マンガ【あらすじ感想ブログ】

マンガ・アニメ感想

『ハイキュー!!』の世界に行ってきました。

作者:古舘春一 全45巻

週刊少年ジャンプにて2012年から2020年にかけて連載されていたコミックです。

2023年には累計発行部数6000万部を突破。

バレーボール漫画の大ヒット作品です。

コミックやアニメのキャラの躍動感、カメラアングル、映像のボールの動きなど

アニメから入ったのですが、途中完全に映像に引き込まれてました。

あらすじ

小柄な少年、日向翔陽(ひなた しょうよう)

同じ低身長でありながらもバレーボールで活躍する「小さな巨人」に憧れていました。

中学で負けた悔しさを晴らすべく、憧れの人のいた烏野高校バレー部へ入部を決意。

そこで出会ったバレー部のチームメイトと共に、全国大会を目指す青春の詰まったスポーツ漫画です。

感想

バレーボールのコートは一般的に長辺18mと短辺9m。

その限られたスペースをさらに2つに分けて繰り広げられる戦い

とは思えない描写の連続です。

バレーボールで世界トップクラスの競技者になるため

男子は可能性が無いわけではないですが2mが必要とされています。

そんな世界で、日向の高校1年時の身長は162.8cm。

それが不利になっていること。

自分の弱さを知る彼が、勝つための可能性を掴んでいこうとする姿が描かれています。

・・・

各キャラクターに試合に臨むまでのエピソードがあって

それを知ると、戦っている彼らへの感情移入も膨れ上がるわけですが

日向から始まってチームの一人一人

それが敵チームへと広がっていって、気づいたらすごく大きな輪ができてました。

試合を通じて、バレーボールに燃える選手の背景と試合の掛け算が増えるほど

輪は大きく熱量は増して、最後には敵、味方がもう関係なくなっていきます。

・・・

どれだけ時間を捧げても”バレーボールの「思い出」なんか1個も無い”という選手がいました。

全部がここにあると。

その全部込めて打たれたボールは選手から選手へ。

魂ののっかった一発。

それを次に繋げられるのは、限られた選手だけです。

試合は進むほどに研磨され、道が分かれていきます。

・・・

始まれば必ず終わりが。

けど試合終わってほしくないいいって

ずっと彼らのバレーボールが続いてほしいいいいっていう

試合にのめり込んでた時がありました。

・・・

こうして積み上がっていった先

自分の予想は見事に外れて、予期していなかった展開。

ずっとあったその時その時の今は、その頃にはもう無くて

すこし寂しさも感じる中始まった最後の試合。

それまでのことが蘇って

日向は字のまんまフルパワーで高く昇ってく太陽みたいな存在に感じてました。

コミック


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