【ネタバレ注意・あらすじ感想】映画『くもりときどきミートボール』空から食べ物降りまくりの物語
やっほの東です。
今回は映画『くもりときどきミートボール』のことを書いていきます。
フィル・ロードと
クリストファー・ミラーが
共同で監督を務められている作品に。
注文した食べ物が、空から
降ってくるっていう、最初は最高な映画でした。
廃棄物が溜まっているにも
関わらず、どんどん増えていく注文。
そうしてマシンの壊れていった先で
世界を巻き込む
大変なことが待っていました。
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。
あらすじ
発明家を夢見る主人公のフリント。
彼が完成させたマシンの誤作動で
雲が不思議なことに。
毎日イワシばかりを食べていた
町の人にとって、最高の毎日が始まったはずでした。
登場人物・声優
■フリント・ロックウッド
吹替:梯篤司
発明家を夢見る主人公。
すごい発明をしてきたものの
どれも必ず欠陥が。
それでも諦めず
おまけに、もうなりきってる
その自信がすごかった。
■サム・スパークス
吹替:甲斐田裕子
お天気リポーターの見習い。
実は頭が良くて
大の気象科学好きなことを隠してる人。
そのわけが、あるあるで
本来の彼女に戻っていくのが
好きでした。
■ティム・ロックウッド
吹替:斎藤志郎
フリントの父親。
彼の夢を信じていた母とは
違って、ずっと釣具店を
継いでほしいと思っていました。
フリントも人と接することに
慣れてないけど
それはティムもで。
似てる部分にほっこりしてました。
■アール
吹替:森川智之
町の警察官。
最初はフリントのことを
警戒しまくっていたアール。
彼の頼みを聞いたことで
変わっていく関係が描かれていました。
■シェルボーン
吹替:石塚運昇
町の市長。
最初と最後で、外見が
一番変わったのは彼でした。
まちが非常事態でも
ひとり食べ物のことを
考えている彼は、もう市長じゃなかった。
感想
雲から食べ物が降ってくる楽しさ
設定が面白かった。
ハンバーガーから始まって
空からいろんな食べ物が降ってくる映画。
最初は奇跡だって
町の人も大喜びでした。
けどそれが注文しすぎて、大変なことに。
物語も映像も楽しい作品でした。
主人公のフリント・ロックウッドは
発明家を夢見る人でした。
子供の頃から発明好きだったけど
トラブルを起こしてばかり。
おまけに、町の人にも迷惑かけまくり。
彼の夢を信じた母は他界し
父に釣具店を継いでほしいと
言われても、そんな気はなく。
周りからはヤバイ人に
認定されても、彼は
母のように、自分を信じ続けていました。
そんなフリントの発明が
ある日、実を結ぶことになります。
彼の住む所は港町で
サーディン（イワシ）の
缶詰で、有名な場所でした。
けど今では、缶詰が売れなくなり
町の人で缶詰を食べ続けて
処理している状態でした。
もうサーディン食べ飽きたよと。
チーズバーガーが食べたいと
フリントは思っていました。
そして彼以外にも、サーディンを
食べ続けている町の人のために
水を食べ物に変えるマシン
「FLDSMDFR」を発明していたのでした。
けど早速トラブルが。
町の電気を供給したら
FLDSMDFRは、そのまま
勢いづいて空に飛んでいってしまいます。
そして、そばに浮いていた
雨雲を吸い込んで
チーズバガーに変えて
町に降らせたのでした。
これが始まりです。
町の人は降ってくる
大量のチーズバーガーに大喜び。
サーディンを食べ続ける
毎日から、おさらばだと
嫌われ者の自称発明家だった
フリントは、こうして人気者に。
町中の人から
食べ物の注文が殺到するようになっていました。
町の人から嫌われても好かれても、そばにいた人たち
最初はフリントのことを
バカにしていた町の人たち。
けど発明が成功すれば、人気者に。
またトラブルを起こせば嫌われ
助け舟によって、なんとか
ボコボコにされるのを免れるっていう。
町の人たちが
フリントを慕っていた時と
トラブル起こして怒りだす
その差に、笑ってしまいました。
みんな一気にくる。笑
その中で、助けてくれた人物は
やっぱり関係の深い人でした。
サム・スパークス。
ヒロインで
見習いのお天気リポーターです。
フリントがチーズバーガーの
雨を降らせた時、そこにいた為
彼女が全国に生中継することに。
彼と世界中を繋いだ人でした。
そして警察官のアール。
彼は正義感が強くて
町をよくしようと活躍していた人。
そして最後が
フリントのお父さん
ティム・ロックウッドです。
3人は、どんな時も彼の味方でした。
フリントはサムとも
ティムとも気まずい時があったけど。笑
3人は、フリントがバーガーを
降らす前の除幕式も
めちゃくちゃにしていたのを見ていました。
市長がアトラクションを作って
「サーディンランド」のお披露をしていた最中のこと。
公開したばかりの
アトラクションをFLDSMDFRが見事に破壊。
みんなブチギレだった。
それを挽回したのが
奇跡のバーガータイムでした。
けどその後、たくさんの人の
注文を受けすぎたからか
FLDSMDFRが壊れてしまいます。
降ってくる食べ物が
巨大化していたのでした。
大きくなったところで
危機感を持つ人はおらず。
一番にフリントに忠告したのは
父のティムでした。
その後、調整しようとするも
市長に諭されて選んだ行動で
マシンは暴走。
結果、巨大なスパゲティの
竜巻が現れ、大量のミートボールを降らせることに。
ここがタイトルになってるシーンだった。
そんな状況でも
マシンに食べ放題の注文を
しようとする市長は
もう食べることに取り憑かれたやばい人でした。
登場した時は、小柄だった彼が
この時はブヨブヨ大魔人です。
そんな市長のせいで
更に状況は悪化していくことになります。
アールとサディの存在
叫びながら必死に逃げる町の人。
彼らの怒りは、フリントに向かうことになります。
けどそこで助けてくれたのが
警察官のアールでした。
素敵な人だった。
彼とフリントは、その前から
関わりのある人でした。
彼の息子の誕生日に
フリントは、アールの頼みを
聞いていたのです。
アールの息子を喜ばせるため
彼は、巨大なアイスクリームの町を
作っていました。
それを覚えていたアールは
ブチギレの町の人に対して
「この災難は俺たちが悪いんだ」と
止めに入ってくれることに。
注文した分の代金を、今が払う時だと。
町の人の心を一つにしたのが
アールでした。
そしてヒロインのサムも。
すっかり人気者気分に
なっていたフリントは、彼女に
ひどいことを言ってしまいます。
なのに、彼が窮地に陥った時に
協力してくれるっていう。
彼女は気象科学が好きすぎる
頭のいい人でした。
そんな彼女が、フリントに忠告するものの
彼は話を聞かず。
その後にきたのが
スパゲティの竜巻でした。
それでも、ケンカをすることもなく
「1人では行かせない」と
彼に協力する彼女は
すごいなと思った。
この2人がいなかったら
フリントは、町の人に
ボコボコにされて、町も
最悪の結末を迎えていました。
なので彼らはヒーローです。
そしてブヨブヨの市長は
町の人を見捨てて、最後には
1人で先に逃げてしまいます。
その時の呆気に取られた
町の人たちに、きてしまっていました。笑
発明家になった息子と、釣具店を継いでほしい父親
父のティムは一人息子の
フリントに、釣具店を継いでほしいと
思い続けていました。
けどティムの話しは
いつも遠回しで、なかなか彼に伝わらず。
彼の夢を母のように信じるよりも
継いでほしいとばかり
思っていたのがティムです。
ずっとフリントの
発明を否定してきた彼だけど
最後には、彼に協力して
町を救う切り札になったのがティムでした。
フリントが成功してからも
彼の周りで
そのことを喜んでいないのは
ティムだけでした。
釣具店で1人、明かりをつけて
作業していたティムは寂しげで。
顔を手で覆っていた様子に
自分の気持ちを上手く伝えられない
彼の不器用さを感じていました。
市長は、フリントに
父が認めてくれなくても
何百万人もの知り合いが認めてくれると。
そう話す場面があります。
フリントが父のことを
市長に話した時のことでした。
それでも親の存在は
何百万人の知り合いに匹敵するんだと。
ティムがフリントや、世界中の人を
救ったことから、そう感じています。
彼がいなかったら
もっと世界中が大変なことになっていたから。
フリントの父である
ティムの存在が、大きすぎるラストでした。
関連商品
配信一覧
Amazon
吹替版配信ページ
別途レンタル料がかかります。
Netflix