『ジョジョの奇妙な冒険』第2部 戦闘潮流 後編【漫画アニメ・あらすじ感想】
今回は『ジョジョの奇妙な冒険第2部 戦闘潮流』についてです。
まとめでは、後半部分になります。
作者は荒木飛呂彦(あらき ひろひこ)さん。
1986年に連載が開始。
シリーズ100巻を超える
長編作品の5〜12巻にあたるのが
この第2部です。
前半はこちらに↓↓
『ジョジョの奇妙な冒険』第2部 戦闘潮流 前編【漫画アニメ・あらすじ感想】
ネタバレがあるので
それでもいい人だけ進んでください。
もくじ
あらすじ
ジョジョ ポータルサイトより出典
1938年のニューヨーク。
2部の主人公はジョナサンの孫
ジョセフ・ジョースター。
彼には、先天的に波紋法を
使える能力がありました。
メキシコ遺跡で発見された「柱の男」。
そのうちの1人を倒したものの
スーパー・エイジャを巡る戦いは続きます。
登場人物・声優
■ジョセフ・ジョースター
声:杉田智和
ジョナサンの孫。
言動や行動は紳士から
かけ離れているものの根は親切な人。
ジョナサンと似ている部分もありました。
力を使うだけでなく
頭脳戦にも長けていました。
■ロバート・E・O・スピードワゴン
声:上田燿司
彼は石油王になっていました。
エリナとジョジョのために
とてもよくしてくれる優しい人です。
彼も石仮面を
取り巻く出来事に
巻き込まれ続けていきます。
■エリナ・ジョースター
声:川澄綾子
ジョジョのおばあちゃん。
両親がいないジョジョを
代わりに育ててきた女性。
心の強い人でした。
■ルドル・フォン・シュトロハイム
声:伊丸岡篤
だいぶやらかしてる感じが。
けどそういう人ほど
粘り強いと思いました。
■シーザー・アントニオ・ツェペリ
声:佐藤拓也
ウィル・アントニオ・ツェペリの孫。
ツェペリの一族に
誇りを持っている人です。
彼のおかげで、ジョセフは
リサリサに出会うことができたのでした。
■リサリサ
声:田中敦子
シーザーの師匠。
彼と一緒に、ジョセフにも
破門法の特訓をしてくれることになります。
女性で師匠になれる強さのある人。
まとめ感想
5巻
カーズから逃れたジョジョ
カーズの剣は、ジョジョ
(ジョセフ・ジョースター)の
体と、一体化し始めていました。
彼は、自分から距離を取れない
ジョジョを、まっぷたつにしようと
切り込んできます。
けどジョジョは、とっさの
判断で、赤石を目の前にかざし
カーズの動きを止めます。
赤石に傷はつけられません。
これでなんとか殺されずに済むのでした。
そして落ちてくる
つららに波紋エネルギーを流し
それをロープ代わりに。
長さが足りない分を
シーザーが協力して
崖の上から補い
ジョジョは上へと戻っていきます。
カーズはというと
波紋エネルギーが流れていたため
すぐにジョジョから手を離し、下へと落下。
着地地点にあった花に気づいて
避けて着地する優しさの持ち主です。
けどジョジョのことを思い出して
急に大声で、笑い出したのが怖かった。笑
情緒がたまに爆発するのが
3人の特徴に感じます。
シーザーの過去
付近には赤石の送り先である
ホテルがありました。
きっとそこに、カーズは身を隠すだろうと。
ワムウが来るのを
待っているはずだとジョジョたちは考えます。
しかも今は昼。
今乗り込まないでどうすると
前のめりなシーザー・アントニオ・ツェペリがいました。
対するジョジョは、カーズの
テリトリーに入るのは危険だと
彼を止めようとします。
そこで久々の言い合いが始まり
2人はケンカに。
更にジョジョは、彼の先祖を
バカにして、シーザーを怒らせてしまいます。
そのままシーザーはジョジョを
殴り、1人でホテルに向かってしまうのでした。
どうしてあんなに怒ったのか
理解できないでいるジョジョに
リサリサは、シーザーの
過去の話を聞かせてあげることにします。
シーザーは、一族に
並々ならぬ誇りを持っていました。
それは、彼が父を誤解して
憎んでいた分が、そのまま
誇りへ変わっていたよう。
彼の父マリオ・ツェペリは
シーザーが10歳の時に
5人の子供を捨て、行方を
くらましていました。
母は既に他界。
そして父が残してくれた
資金は、他の親戚に
騙し取られてしまうという。
兄妹たちは、周りの人たちに
世話をしてもらえたものの
シーザーは父を憎み
悪さばかりしていました。
そしてある日
彼は偶然父と再会をします。
6年ぶりのことでした。
マリオの後をつけていくと
彼が向かったのは、カーズたちが
眠っていた地下遺跡。
マリオは3人が眠る場所の
発見者なのでした。
彼は祖父の意思を継ぎ
生涯をこのことに
捧げていたことは、この後に
知ることになります。
シーザーはそこで
遺跡に埋まっている
ダイヤの美しさに、思わず
手を伸ばしてしまします。
直後、壁から武器が飛んできて
死にかけたところを
マリオが、自分の命と引き換えに
助けてくれたのでした。
彼の体には、たくさんの槍が
刺り、そのまま
壁に飲まれてしまいます。
けど目の前にいるのか息子だと
気づかない彼は
リサリサにマリオの死を
伝えるようお願いをするのでした。
カーズたちはシーザーにとって
父の仇でもあったのです。
ジョジョはこの話を聞いて
すぐにホテルへと出発します。
シーザーとワムウ、そしてツェペリの魂
一方のシーザーと、彼に追いついた
メッシーナ師範代は
風の流法を使うワムウに
出迎えられていました。
メッシーナは遭遇して
数秒で、片腕を切り落とされ
ホテルの中へと、引きずり込まれてしまいます。
そしてジョジョがいないことを
確認したワムウは
シーザーの相手をすることに。
その態度に、怒りが収まらないシーザー。
それでも最初にケンカを
ふっかけた時とは
比べ物にならないほど成長した彼です。
それに歓喜するワムウは
本気で、この戦いを
楽しんでいるようでした。
シーザーは波紋でシャボン玉を作り
それを武器に使う人です。
もちろんシャボン玉でも
破壊力は抜群でした。
対してのワムウは風だったため
シーザーにとって不利な状況。
全部が、吹き飛ばされてしまいます。
それでも、シーザーは
シャボン玉を
レンズのようにして、日光を反射。
ワムウを動けなくさせる作戦に出ます。
彼は見事、その罠にかかるのですが
ワムウに直接攻撃しようと
近づいた一瞬、シーザーの
影が生まれてしまうのでした。
それがワムウを覆った
瞬間を、彼は見逃さず。
その一瞬をついて、ワムウは
砂嵐を起こし
シーザーや、波紋のシャボン玉は
吹き飛ばてしまいます。
間近で、それを
くらったシーザーは重傷でした。
フラフラになりながらも
立ち上がるシーザー。
波紋の攻撃が出せないのか
ワムウに拳を入れたところで
まったく通用しません。
それでも彼は
ワムウに襲いかかり
解毒剤が入ったピアスを
引きちぎったのです。
これが彼の目的でした。
自分を守って死んだ父。
ジョナサンに
すべてのエネルギーを分けて死んだ祖父。
自分も何かしなければと
選んだのは、ジョジョの命を守ることでした。
ツェペリの魂を掲げ
最後の波紋でピアスを
包み、ジョジョの元へ届くよう飛ばします。
そしてシーザーは
落ちてきた瓦礫の下敷きに。。。
ワムウは、シーザーに敬意を表し
ピアスはくれてやると見逃すのでした。
遅れて、その場に着いた
ジョジョとリサリサ。
ホテルのエントランスは壊滅状態です。
そばで倒れていた
メッシーナは、なんとか
生きていたものの
シーザーの姿を
見つけられないでいる2人。
そこにシーザーの
波紋で包まれた
バンダナとピアスが
フワフワと飛んできます。
そして瓦礫の下からは流れる血が。
2人は、こうして彼の死を悟るのでした。
いつもクールなリサリサも
泣き崩れ、ジョジョも
涙をこぼしながら
彼の名前を叫ぶことしか
できませんでした。
ワムウが回復する前に
決着をつけようと、先を急ぐ2人。
一番奥の扉を開けると
そこにはワムウ、カーズ
そして100体ほどの
吸血鬼が待ち構えていました。
この状況でリサリサは
なんと交渉を持ちかけます。
それが真実なのか、ハッタリなのか。
彼女は赤石を
ここに持ってきてはおらず
時限爆弾と一緒に、ある場所に
置いてきたのだと言い出します。
決められた時刻までに
ジョジョか彼女が
戻らないと、赤石に
傷が入ることになると。
完全に爆破できなくても
石の効果を落とすには十分でした。
悔しそうな顔をしながらも
受けないわけにはいカーズ。
こうしてジョジョ対ワムウ。
リサリサ対カーズの決闘が
始まっていきます。
6巻
エリナに救われたリサリサ
正式な決闘を行うため
時間と場所がワムウから指示されます。
古代からある巨大建築物の
サークルストーン
(古代環状列石)。
そこに赤石を持ってくるよう
ジョジョは命令され
リサリサは、人質としてその場に残るとこに。
彼だけが一旦
屋敷に戻ることになりました。
赤石は彼女の鞄に入っていたため
そこから取り出したところ
やっぱり爆弾は見当たらず。
そしてジョジョは
中に入っていた写真に気づいたよう。
そこにはエリナ・ジョースターと
ロバート・E・O・スピードワゴン
そしてストレイツォに抱えられた
赤ん坊が写っていたのです。
どうしてリサリサが
エリナたちの写真を持っているのか
ジョジョは彼女に聞きたくて
仕方がありませんでした。
決闘の時刻。
赤石を持ち帰ったジョジョを
満足そうに見たカーズは
1対1の申し出を、正式に受けることに。
そして写真も一緒に
持ち出してきたジョジョに
リサリサは、素性を明かすのでした。
ジョナサン・ジョースターが死んだ
船の中で、エリナに救われた
赤ちゃんが、リサリサだったのです。
ということはで、彼女は
50歳にはまったく見えない美魔女なのでした。
そして育ての親は、ストレイツォ。
彼が狂気に走り
ジョジョが殺したことを
仕方がないと言える彼女は
強い人だと思いました。
ワムウとジョジョの戦車戦
最初に、ジョジョとワムウの
決闘が始まります。
普通に戦うのではなく
吸血馬を使った戦車戦でした。
闘技場で戦いながら
ひたすら走り続けるというもの。
吸血馬の速さは
1kmを1分で走る速度です。
馬車から落ちて
ひかれてしまえば
ひとたまりもありません。
そしてサービスポイントである
柱には、1周回るごとに
武器が用意され、どちらか
1人だけが得られるというルールでした。
ワムウは戦い慣れている様子。
普通に戦うだけでは
負けが見えていたため
ジョジョは、ここでも策を練ることに。
見物客の吸血鬼たちからは
ブーイングばかりが飛んでいました。笑
スタートダッシュ。
ワムウの足元に小細工をし
先頭に出たジョジョは
柱にぶら下がっていた武器の
ハンマーを手にします。
それに対しワムウは
巨大な柱を倒して、それごと
自らの武器とするのでした。
まさかの柱を振り回され
馬車から落下したジョジョ。
そこにすかさず突っ込んでくる
ワムウにジョジョはどうしたか。
彼は馬車に向かって走り
馬についた金具に
ハンマーを引っかけて
馬の背に乗ってしまったのです。
けど馬車に、ワムウの姿はなく。
彼はジョジョが乗っていた
馬の体内に潜り込み
ジョジョの足を掴むと
そのまま握りつぶそうとします。
けど彼は、直前でブーツを
脱ぎ捨て、ハンマーでワムウを
殴ろうとするのでした。
そこでワムウは
引っ込むのではなく
逆に馬の外に出てきて
あのシーザーに重傷を
与えた砂嵐を、ジョジョの目の前で
起こしてみせたのです。
もう勝負はついたとばかりに
余裕のカーズ。
けどその結果は、想定外のもの。
ワムウが、未だない程の
大ダメージを受け
ジョジョがピンピンしていました。
彼は必殺技『神砂嵐』を
くり出したところで
腕に、波紋が通る手綱を
巻かれ、力が封じられていたのです。
食らわせるどころか
自分が波紋の攻撃を
受けるという、彼にとっては
屈辱的な展開でした。
メンタルが崩壊したのか
彼はブツブツ言ったまま動かず。
それでも第2ラウンド開始。
そこでワムウは、自分の両目を
いきなり潰し始め。。。
やばすぎると思った。
視力に頼ってせいで
虚をつかれたと。
視力を失った彼は
風の動きだけで、ジョジョを
把握するようになります。
そして2周目の武器は、ボウガンでした。
ただまっすぐ打つんじゃなくて
やっぱりこの作品ならでは。
競技場の円を描いた
壁面を利用して、ワムウは
ボウガンを放ちます。
それはジョジョとは
全く関係ないように見える
方角に撃たれたものの、彼の脇腹に命中。
めり込んだ勢いが凄まじく
ジョジョは、その場に倒れてしまいます。
動けないジョジョに向かってくる馬車。
撃たなければ死ぬっていう時に
ジョジョが撃った方向は
ワムウと反対の後ろ。
見物人の誰もがバカにした時です。
ワムウの後ろから
ボウガンの弾が飛んできて
彼の胸に、大きな穴を空けていくという。
ジョジョはワムウが使ったのと
同じ手で、壁面を利用して
撃っていたのです。
波紋の混じった弾は
彼の体を溶かし、両腕には
波紋による傷を負っていたため
もう必殺技は使えず。
再び、ワムウが押され気味になります。
そこで彼は、最終流法を出すため
遂には自分の両腕を切り離し
ジョジョの首を絞めて固定。
波紋の呼吸ができなくなった
彼に向けて、最後の技を出すのでした。
管から体に風を吸い込み
ツノから、超高圧で出す
風のメスのようなもの。
風が、ジョジョの耳を掠めた時
彼は火がついたオイル瓶を
ワムウ目掛けて投げるのですが
それも気づいたワムウに
割られてしまいます。
けとそのまま
シーザーのバンダナに
火をつけて、投げたジョジョ。
ジョジョは何を
しようとしているのか。
これもワムウは細切れにし
その場に散らばってしまいました。
そしてここから。
波紋入りのオイルは宙を漂い
散らばったまま燃えている
シーザーのバンダナと一緒に
ワムウの管の中へ。
風と一緒に吸い込まれていったのです。
彼の体内で
オイルは霧状のガスになり爆発。
ワムウはクビだけになり
その場に転がっていました。
奇妙な友情
クビだけでも死ぬことはなく
トドメを、刺す必要がありました。
リサリサに波紋で消滅させるよう
言われたジョジョですが
彼は自分の血を、ワムウの
首の波紋傷にかけてあげます。
これで痛みは、和らぐはずだと。
ワムウはシーザーを
殺した人ではあるけど
彼がシーザーに敬意を
はらったように
ジョジョも、ワムウに対し
同じものを抱いていたのでした。
戦いと、シーザーの死は別だと
割り切っていたジョジョ。
そんなジョジョに
笑みを浮かべながら
完敗だと言うワムウがいました。
けど外野は騒ぎ立て
ジョジョと、リサリサを
殺しにかかろうとします。
それをワムウが、残っている
全部の力を使って、止めに入ってくれる展開が。
ここにきて、2人の間に
友情が芽生えていました。
話す雰囲気も変わり
解毒剤を飲んでみせてくれと言うワムウ。
口調も友人に対するように
穏やかなものへと変わっていました。
ジョジョの成長が、見れてよかったと。
そしてジョジョに会うために
1万数千年もの間
彷徨っていたのかもしれないと
最後に話すワムウ。
そして彼は風になり
ジョジョは敬礼の姿で
奇妙な友情を抱えて、見送るのでした。
7巻
最後の「柱の男」
7巻も、まるまるカーズと戦いいです。
これが2部の最終巻。
カーズは「誇り高き戰い」への
思いは貫くと、1対1で戦うのを
約束していたにもかかわらず
影武者を使うような人でした。
2対1のような戦いに
リサリサは騙され負傷。
簡単に赤石を
奪われてしまいます。
見ていたジョジョは暴れ
リサリサを助けに行こうとするも
たくさんの吸血鬼に囲まれ、進めない状態。
と、そこにルドル・フォン・シュトロハイムの軍や
スピードワゴン
ジョジョの友人であるスモーキーも
駆けつけ、彼らにその場を任せることに。
そしてジョジョは
カーズの元へと向かうのでした。
目的のためなら平気で裏切る
カーズにジョジョは激昂。
そこで、リサリサを守ろうとする
ジョジョの気持ちを
理解しているカーズは
彼女を駒にして、今度は
ジョジョの動きを封じます。
ロープで宙吊りになった彼女を
反対から、引っ張らなければ
彼女は落下してしまう状況でした。
支えながらの戦いは、こちらが不利に。
それでもジョジョは
カーズの動きを、なんとか封じ
彼に波紋を食らわせることに成功します。
こうして彼を、その場に倒すことがてきたのでした。
そこでシュトロハイムが
紫外線照射装置でトドメを
刺そうとした時
彼は、赤石をつけた石仮面を装着します。
大量の紫外線を、赤石で吸収し
究極の生物になったカーズは
太陽の光も効かない
生物へと進化を遂げたのでした。
シュトロハイムウウウウウ。笑
そして彼の腕は
可愛いリスに変化し
シュトロハイムの胴を貫通。
周りの人をどんどん
食い殺していきます。
サンタナの時もそうだったけど
今回もシュトロハイムが
決め手となり、ジョジョたちは大変な目に。笑
空を自由に飛ぶカーズに対し
ジョジョは、ナチスの軍用機で対抗します。
ワムウたちの、仇のために
ジョジョを追いかけるカーズと
逃げようとするジョジョ。
スピードワゴンたちは
見守ることしかできませんでした。
あらゆる生物の能力を
得たカーズは
ピラニアに軍用機を食べさせ
プロペラ部分には、巨大なタコ足が。
そして軍用機は爆破し
制御不能の事態に陥ります。
火山の噴火口目掛けて
墜落しながら、カーズを
巻き込み、機体と一緒に
マグマに突っ込むことに。
ジョジョは、軍用機に
乗り込んでいたシュトロハイムに
助けられ、溶岩のそばに着陸します。
ここはシュトロハイムのおかげー!
ジョジョは、なんとか命拾いするのでした。
火山での最終決戦
倒したとばかりに
余裕でいたその時
ジョジョの片腕は、切り落とされ
カーズが死んでいないことを知らされます。
マグマの中、自分を泡の層で包み
生きのびたカーズ。
彼は天才だった。。。
そして石仮面を作ったのも
カーズなのです。
人間が生まれるよりも
ずっと前から存在していた生物。
それが「柱の男」たち一族でした。
4人を残して、一族を滅ぼしたのもカーズです。
強い力への渇望が尋常じゃなかった。
そして今では、ジョジョの
数百倍の威力を持つ
波紋まで、練れるように。
そのカーズから波紋が
打たれた時、ジョジョは
とっさに赤石を、目の前にかざしていました。
カーズのエネルギーを
赤石は増幅させ
ジョジョの手を貫通した
そのエネルギーは
溶岩の裂け目へと、吸収されます。
それが噴火活動の
エネルギーになり
2人が乗った岩盤ごと
宙へ押し上げられていくのでした。
その時、ジョジョの落とされた
腕が、カーズの喉へ突き刺さります。
気を取られた彼は
灼弾岩を、もろに受けるのでした。
そして、更に上空へと
押し上げられていったカーズ。
その後も、噴火の噴出物に
紛れ、彼は大気圏外まで
飛ばされていってしまうのでした。
地球強すぎてた。笑
こうして、彼は二度と地球に
戻れなくなり、永遠を彷徨うことに。
死にたくても死ねない彼は
考えるのをやめ
鉱物と生物の、間の生命体として
生き続けるのでした。
リサリサの正体
スピードワゴンたちは
ジョジョが死んだものと思い
墓石の前で、悲しみに
暮れていました。
そこにジョジョが突然
帰ってきたのです。
彼は、噴火に巻き込まれたものの
大きい岩に守られていました。
奇跡だ。
そして、運よく海に落下し
助けられたのち、スージーQに
世話をしてもらっていたのです。
ジョジョの無事に、喜ぶ中
リサリサは自分が
ジョジョの母であることを
打ち明けます。
彼女の本名は
エリザベス・ジョースター。
ストレイツォに、育てられた彼女は
ジョジョの父ジョージと恋に落ち結婚。
彼は第一次大戦中、初めて
飛行機に乗ったパイロットの1人でした。
けどジョージのいた
イギリス空軍の、司令官の職には
ディオが吸血鬼にした者の
生き残りが、ついていたのです。
そのことに気づいた彼は
確証を得ようとするも
波紋の修行はしておらず。
逆に勘づかれ、吸血鬼に
殺されてしまったのでした。
復讐のために
リサリサは、司令官を殺害。
けどそれを軍の人に見られ
指名手配犯になってしまったのです。
それをスピードワゴンの財団が
彼女の身元を消して
守っていたのでした。
エリナの意向で
両親は死んだことに。
ジョジョにも本当は
波紋に関わってほしくないと
思っていたエリナ。
それでも、波紋により
リサリサや多くの命を救った
ジョジョなのでした。
彼の過酷な冒険は
ここで終わりみたいです。
その後、エリナは81歳で
スピードワゴンは生涯独身を通して
89歳で、その生涯を閉じます。
シュトロハイムは
ジョジョに再会することなく
戦線で、名誉の死を遂げるのでした。
そしてニューヨークから
東京行きの飛行機に
乗ろうとする外国人の姿が。
ヒゲを蓄えた、50代くらいの
その男性はジョジョなのかも。
と思いながら
第3部へと続いていきます。
コミック(カラー版/モノクロ版)
5巻
Kindleカラー版
6巻
Kindleカラー版
7巻
Kindleカラー版
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