『ベルセルク』1巻 生贄の焼印をもつ黒い剣士【漫画アニメ・あらすじ感想】
こんにちはの東です。
今回は『ベルセルク』の1巻について書いていきます。
作者は三浦 建太郎(みうら けんたろう)さん。
三浦さんが逝去された後の
2022年に親友の森 恒二
(もり こうじ)さんによって連載が再開。
原作:三浦 建太郎
漫画:スタジオ我画
監修:森 恒二
として現在も『ヤングアニマル』にて連載中の作品です。
ネタバレがあるので
それでも良い人だけ進んで下さい。
あらすじ
全身に傷をもつ隻眼隻腕の剣士ガッツ。
目的を果たすため
ひとり戦う「黒い剣士」の
復讐劇が描かれています。
登場人物
■ガッツ
声:林延年/少年時代:福島おりね・三浦智子
岩永洋昭/少年時代:井之上潤
身の丈よりも大きく分厚い
大剣を携え、魔物と戦う剣士。
旅の途中で出会ったエルフと
会話はするものの謎多き剣士でした。
エルフがおしゃべりのため
それに反応して、ガッツが話し出すという。
主人公だけど今は少し
距離のある人物に感じています。
■パック
声:渕崎ゆり子/水原薫
盗賊に捕まっていたところを
パックに助けられたエルフ。
戦いが続くページの中
パックがいると、ちょっと緩みます。
虫けら言われたり
叫ばれたりもしているけど
もしパックがいなかったら
そんなこともなくガッツは1人だったんだと。
合わなそうなふたりが
なんだかんだで一緒に。
それがどんなことに
なっていくかの楽しみになっていました。
感想
「黒い剣士」のガッツとエルフのパック
1巻は本当に冒頭部分。
3巻までが序章です。
旅を共にするエルフとの出会いや
ただ1人でひたすら
魔物と戦う剣士の姿が描かれています。
主人公の名前はガッツ。
彼と共に戦いありというような
ガッツは人ではないものを
引き寄せてしまうものをもっていたのでした。
彼の首にある烙印は
「生贄の焼印」と呼ばれ
それがある限りガッツに逃げ場はないのだと。
魔物が近づけば、そこから血が。
まるで共鳴しているかのように
彼は首に痛みを感じ、剣を構えるのでした。
黒い剣士。
それが彼の通り名です。
彼の振るう剣は
体格の良いガッツの身長を超え
大きさは2メートル近くにも及びます。
剣というにはあまりに大きく
ガッツの力と合わさり、鉄塊と化していました。
自分の目的のためなら
町一つ、どうなろうが
知ったことかというのがガッツです。
彼の目的は使徒の殲滅。
そして彼がゴッド・ハンドと
呼ぶ者たちを探し出すことでした。
こうしたガッツの目的は
エルフであるパック目線で
知っていくことになります。
パックからすればガッツは
町で盗賊らに捕まっていたところを
助けてもらった恩人。
けどガッツにとっては
「虫けら1ぴき体はってまで」という。
それでもパックが助かったことに変わりなく。
助け、助けられての関係ができていくことになります。
パックを襲った盗賊らが
ガッツの狙う使徒の配下にいた。
それがふたりのきっかけでした。
また、この町にいる盗賊だけでなく
兵隊までもが、領主である使徒の傘下に。
ガッツの挑発に乗った使徒は
「黒い剣士」に反応を見せ
すぐさま町を襲撃します。
火が放たれ、彼の軍勢に多くの人が
虐殺されていく中、ガッツは1人使徒へと突っ込んでいくのでした。
パックがおしゃべりでよかった。笑
じゃなかったらガッツから
出会って早々
あんなに色々聞けなかったと思う。
ガッツもパックと話すことで
自分に言い聞かせている部分が見えました。
ガッツは同じ話しを
繰り返ししていたことがあります。
「他人の戦いにまきこまれて
死ぬようなやつはザコ」であり
「自分の命さえ
自由にできないなら死んじまえ」と。
そう言っていた時
彼の頭に浮かんでいたのはなんだったのか。
魔物らと戦う前後で
感じるものの変化があったガッツの言葉でした。
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